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ファントム・ロード  作者: 桜音有里
壱ノ影 【仲間】
10/15

次の日



『俺は学校に行くけど、白銀はどうするんだ?』


今日は金曜だからたまには学校行こうと思いっていた影月は白銀に問いかけた。



〔私は行く所が有るので、一人でどうぞ。〕


白銀がトーストを食べながら答える。って言うか何故にトーストを食べてる?さっきご飯食べてただろ。今月の食費大丈夫かな……(汗)



『じゃあ、行ってくる。』


キュッと靴の紐を結び、玄関を出る。



〔いってらっしゃい。〕



久々にいってらっしゃい、と言われ少し恥ずかしくなってしまったのか影月は走って行ってしまった。



「あれ?影月、今日は登校するのかな。」



偶然、居合わせた椛が呟く。………片手に竹刀を持って。



「落ち着けって、姉ちゃん。影月はキチンとベンキョーしてるんだからさ、いいじゃないか。」



隣に居た、椛の弟らしき人物が宥める。



「まぁいいわ、学校に行ったら問い詰めるから。」



竹刀をパシパシ手で叩き、笑みを浮かべる椛は、とてもこの世の物とは思えない代物だったらしい。


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