↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

ホラーシリーズ

消えない音

作者: あゆみかん熟ももAI
掲載日:2026/08/26


 午前二時、毎晩同じ音がする。


 ――コン、コン、コン。


 窓を三回、誰かが叩く音。


 一人暮らしの部屋、四階。窓の外には、誰も立てない。


 最初は気にしなかった。


 だが、三日目。


「コン、コン、コン」


 音の直後、スマートフォンが鳴った。


 録音アプリが勝手に起動している。


 再生すると、そこには自分の寝息と、窓を叩く音。


 そして、小さな声。


「まだ、気づかない?」


 怖くなって、その夜は友人の家へ逃げた。



 翌朝、自宅に戻ると、録音アプリに新しいファイルが増えていた。


 昨夜、部屋にいなかったはずなのに。


 再生する。


「コン、コン、コン」


 しばらくして、女の声がした。


「今、後ろにいるよ」


 その瞬間。



挿絵(By みてみん)



 背後から、


 ――コン、コン、コン。


 窓を叩く音がした。


 振り返る。


 窓には、誰もいない。


 ただ、ガラスに指で書かれていた。


「次は、あなたが叩く番」


 その文字を見た瞬間、スマートフォンから自分の声が聞こえた。


「コン、コン、コン」


 そして、部屋のドアの向こうから、


 誰かが返事をした。


「……コン、コン、コン」




 純粋なホラーだと思っている(捻くれず)。


 ご読了ありがとうございました。

 後書き裏話はブログで。きっと作品よりもそっちの方が面白い。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


ブログあゆまんじゅう。こちら
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。