タイトルロゴ・用語解説・キャラクター。(ネタバレ)挿絵あり
◆タイトルロゴ
◆用語解説
• アース(地球)
人類の故郷である生命の惑星。人間の際限のない発展と環境破壊によって居住不可能となり、人類は星を捨てることを余儀なくされた。
• レイトルニア帝国
滅びゆくアースを脱出した、人類最後の生き残りたちが樹立した国家。超大型宇宙船団『マーテェルナビス』に乗って宇宙を放浪し、アースニアへと辿り着いた。
• 惑星アースニア
帝国が新天地として目をつけた奇跡の惑星。大気に高濃度のエクスマターを含むため、宇宙からは虹色のマーブル模様の星に見える。アースに似た環境を持つが、巨大原生生物などが跋扈する凶暴な生態系を持つ。
• エクスマター(魔力)
アースニアの大気や有機物に含まれる未知の万能エネルギー物質。物理法則を捻じ曲げ、様々な現象を引き起こす「魔法」のような力を持つ。帝国はこの力による星の支配を目論んでいる。
• エクセラー(人工生命体)
原生生物の細胞構造と人間の遺伝子を掛け合わせ、エクスマターを完全に適合させた帝国軍の生体兵器。培養槽で造り出された彼らは「純血」と呼ばれ、人間の血は一滴も流れていないとされる。
• アルマティス
帝国が運用する汎用人型戦闘兵器。エクセラーの搭乗を前提とした新型機『スペルチオ』などは、パイロットから直接エクスマターを吸い上げ、機体サイズで異能を展開することが可能。
• 五賢老
レイトルニア帝国の全権を握る、5人の最高権力者たち。
• 思念伝達
純血のエクセラー同士が至近距離で魔力波長を同調させた時にのみ発生する、声なき通信手段。心を完全に読むわけではなく、「口に出そうと意識した言葉」のみが暗号のように伝わる。
【登場人物】
◆ 兵器の兄妹(レグフォーツ家)
• アレス・レグフォーツ
• 特徴: 本作の主人公。白銀の髪に紫色の瞳。
• 概要: レグフォーツ研究所で創り出された純血のエクセラー。ベースとなった『過去の英雄』の遺伝子に起因する「人間の記憶と感情」を抱えており、他者の命を奪うことや喪うことに強い恐怖を覚える。自分が兵器として不良品(欠陥品)であることを隠しながら、妹に人間としての喜びを教えようと足掻き続けている。
• 固有能力【重力操作】: 質量を持つ物質(実弾など)や、直接物理的に触れた対象に対し、任意の重力場を付与・操作する能力。能力発動時は紫色のオーラを纏う。エネルギー兵器には干渉できないため、あえて旧式の実弾ピストルや質量武器を愛用する。
• スレア・レグフォーツ
• 特徴: アレスの妹。白銀の髪にアイスブルーの瞳。
• 概要: アレスと共に培養槽で目覚めた純血のエクセラー。心優しく甘い兄が「不良品」として廃棄処分されるのを防ぐため、自ら感情を捨て去り、兄のすべての罪と血を被る「完璧な殺戮兵器」になることを決意した。徹底して無機質に振る舞うが、その奥底には兄への狂おしいほどの愛情と自己犠牲が秘められている。
• 固有能力【空間転移/事象透過】: 空間そのものを圧縮して短距離を跳躍したり、自身や対象の座標をズラして物理干渉をすり抜ける能力。距離や連続使用で魔力を激しく消耗するが、エクセラーの中でも人間の限界を完全に超越した異常な「反射神経」と「身体強化適性」を持ち、近接戦闘において圧倒的な強さを誇る。能力発動時は水色のオーラを纏う。
◆ 帝国の支配者層
• レイリー・レグフォーツ
五賢老の一人で、科学・開発を統括する女性。アレスとスレアの創造主であり、彼らに「レグフォーツ」の苗字と名前を与えた気まぐれな保護者。
• カルマ・エドラ
五賢老の一人で、軍事・治安のトップに君臨する男。兵器を「肉片を作るための美しい人形」と見下し、実験のために平然と妻を精神崩壊に追い込んで殺した冷徹なサイコパス。
• クレア・エドラ
カルマの娘。艶やかな桃色の髪に淡紅色の瞳。カルマによって殺された「亡き妻の遺した実の娘」でありながら、カルマの手によってエクセラーの細胞を組み込まれた『半人間のキメラ』。母を殺し、自分を改造した父を心底憎悪しているが、逆らえないようプログラム(呪縛)を施されている。アレスの隠されたバグに気づくが……。
◆ 帝国軍教官
• ガトニック教官
アレスたちの指導を統括する軍事教官。エクセラーを兵器・備品として厳しく扱うが、長く接するうちに彼らに対して微かな「人間らしい情」を抱き始めている不器用な男。
• ザイラス教官
実技担当の教官。エクセラーを感情のないただの道具、あるいはサンドバッグとしてしか見ておらず、躊躇いを見せるアレスに対して冷酷な暴力を振るう。




