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零2

「知らない天井だ」

「いや保健室だから知ってるだろ」

 真っ先見えたのはシミが所々にある白い天井、体を起こし辺りを見渡す、辺りは白いカーテンに遮られていてまるっきり情報が得られない、先ほどの校舎裏からレイの言う通り保健室に運び込まれたのだろう。横を見るとレイが呆れた表情で丸掛け椅子に座っている。

「エレナちゃんは? てか何時だ?」

「エレナちゃんは少し錯乱状態ってか、不安定だったからな。ダリス先生が一緒に家に帰した、時刻はもうすぐ七時だな。」

 約二時間ほど寝てた訳か、頭の痛みはそのお陰かすっかり無くなっている。体の外傷は皆無だから体にも痛みはない。

「奴らは?」

 さほど興味はないが一応聞いてみる。無抵抗な(エレナちゃんのこと)に無許可で魔法の使用、しかも殺意を込めて。最低でもセカンドブレインの剥奪くらいは食らうだろう。

「リアンが倒れた後は俺が速攻でボコッて先生に引き渡したんだけどな、聞いて驚け、1週間の自宅謹慎、たったそれだけだ」

「なに?」

 この学園ではかなり重い校則違反なのに1週間の自宅謹慎だけだと……それは明らかにおかしい。

「レイ、奴らは誰かに頼まれて俺を襲ったらしい、今回散々トラブルに巻き込まれて魔法を使用しまくっただろ? あれ奴らが俺を疲弊させるためにやったらしい」

 サッカーボールも奴らの仕業だろうな、まぁ読みが浅かったお陰で助かったけど。

「おっかしーとは思ってたけどよ、そういうことだったのか、てことはあの穴は俺とリアンを引き離すためか」

 そうだろうな。気になるのは不良達に依頼した人物、軽い罰といい何か引っ掛かるな。調べてみるか。

「まぁ、とりあえず無事だったんだ。それでいいじゃねぇか、それよりもエレナちゃんが気になるな」

「炎に囲まれたからな、風神の聖域があったから傷は負ってないけど心にきちゃったんだと思う」

 炎が四方八方からきたら誰だって怖い、俺だって後ろからファイアボールを打たれた時に覚悟したものだ。魔法が発動しなかったから、確実に当たると思ったから。

「なのに消えた……いや、無くなった?」

 思い出した。あの時俺は当たると思った。なのにファイアボールは無くなった。まるで存在しなかったかのように一瞬で。

「どうしたんだリアン?」

 使用者が途中で限界が来たとしても、ファイアボールは徐々に消えていく、風神の聖域が発動しなかったのは勘違いで、発動していても無くす訳じゃない、かき消す感じだ。つまり俺ではない、不良Aも除外、妨害する理由が見当たらない、レイなんか論外、その場にいなかったのだから。ならば誰だ?

「リアン!」

 ふと我に返ると俺の両肩を掴んですごい形相のレイがすぐ目の前にいた。

「あぁ……ごめん、ぼぉっとしてた」

「ったく、帰ろうぜ」

 ベッドから抜け出し、帰る準備に取り掛かる。といっても靴を履いてカバンを持つくらいしかないが。レイと下らない話しをしながらの帰り道。

「んじゃあな〜」

「また明日」

 レイと途中で別れると先ほど中断した思考に頭を切り替える、レイでもなく不良でもなく俺でもない。となると…。

「エレナちゃん……が?」 自分が導き出した答えに驚き、足を止める。どうやったのかはわからないがそれしか要因は考えられない。本人に直接聞くか? いや、それは最終手段だろう。今は混乱しているだろうし本人が知らない可能性も十分にある。聞くなら俺達のクラスにエレナちゃんを預けた張本人。チェスタ学園長だ。リアンはそう心に決めると帰り道を走る。


ーー

ーーーー

ーーーーーー


 次の日の朝、カラスの鳴き声とともに俺は目をさました。何故小鳥とかロマンチックなものじゃないんだろうとくだらない事を考えながら深く呼吸をする。朝の澄んだ冷たい空気が身体中を駆け巡り、眠気から覚醒させる。いつもの訓練を始めようとした時、俺はある問題に気付いた。

「話すべきなのか?」

 レイ達の姿を頭に思い浮かべながら自分以外に誰もいない部屋で一人呟く。しかし、その問題は考えるまでもなく、すぐに答えは出た。話さないと。推測の域を脱していないこの事を話しても意味はないと結論付けた。

 そう決まるとリアンは訓練を始めた。

「風」

 いつもと変わりなく、パチンコ玉のような小さな緑色の渦巻いている玉が出る。

「炎」

 いつもと変わりなく、赤というよりオレンジ色の陽炎のように揺らめく玉が出る。リアンはそれに満足し、己の限界を超えようと三つ目に挑戦しようとしたが、突然二つの玉が弾けて消える。不思議に思いながら、もう一度やってみる。だがまたもや同じタイミングで玉が弾ける。

「安定しない……か」

 魔法を維持するのは難しいが使用する分には問題ないと判断するとリアンは訓練を止め、朝食の準備をしようと部屋を後にする。

 昨日の残り物を弁当に詰め、朝食はハムとチーズを挟んだ食パンで簡単に済ます。訓練は満足のいく内容ではなかったが、いつもと変わりない朝で、いつもと変わりない朝を過ごしていたはずなのにリアンは遅刻ギリギリだった。用事があった訳でもなく、誰かを助けていた訳でもない。何となくだ。教室に入るとエレナちゃんとレイがいなく、フィリアとユウナしかいない。

「おはよう」

「おはよ〜」

「おはようございます」

 軽く挨拶をするとすぐにダリス先生が教室に入ってくる。何故か隣にはレイがいた。廊下で鉢合わせでもしたのだろう。

 そのまますぐに授業が開始するが内容が頭に入らない、この後のことをリアンは考えていた。何故ならフィリアとユウナがこっちに熱い視線を送っていたからだ。美女二人に見つめられたら誰だって心臓の鼓動は早くなるだろう。

((昨日の事話してもらうから!))

 そう彼女達の目は言っていた。今なら遅刻ギリギリに行った理由がわかる。本能的に彼女達を避けていたのであろう。覚悟せねばならない。怪我は負わないよう気を付けなければ……。

 いつ問いただされるかひやひやしなかがら時間を過ごして昼休み。フィリアとユウナが俺を囲うようにして立っている。ついに話す時が来た。正直に昨日あった事を話す。裏に誰かが存在する事やエレナちゃんに関しては喋らなかったが。

「リアン! 約束守れてないじゃない!」

 鬼の形相でこちらを睨み付けるフィリア、足が震える……ただの貧乏ゆすりだと思い込もう。

「仕方ないだろう。まさかあんな計画的に襲ってくるなんて思ってもみなかったんだから。」

 だらだらと冷や汗が背中に流れているのを感じながら必死に弁解をするが、それでも怒りは一向に治まらないのでレイに助けを求める。

「レイからも何か言ってくれ!」

「今は自分自身の頭に知識を蓄えているのだよリアン君、故に私は忙しいのだ」

 椅子に座り、足を組んで週刊少年誌を片手に持ち、コーラを飲みながら寛いでいるレイからそんな言葉が出てくるとは夢にも思わなかった。

「週刊少年誌から何を学ぶだボケェ!」

 ドロップキックの一つでも浴びせようとしたのだが、依然としてフィリア達に囲まれたままだったので動けなかった。

「友情・努力・勝利、全て人生で必要なことだと思わんかね?」

「その前に学業しろやぁぁぁぁ!」

 という風に叫んでみても勿論のこと逃れられるはずもなく、昼休みが終わるまでこってりと絞られた。


 時間は経ち放課後、前回襲われたことを考え、今日は全員で見回りをすることになった。警戒をしながら体育館、校舎、グラウンドと回ったが何事もなく平和な時間だけが過ぎていった。

「お疲れっした! 今日は何もなかったな」

「そう何度もあってたまるか、今日が普通なんだよ」

 つまらなそうに言うレイに軽く突っ込む。

「まぁリアンが襲われたことは事実なんだし、暫くは今日のように全員で行いましょ」

「私もそれが良いと思います。備えあれば憂いなしですから」

 そのまま自然にみんなで帰ろうと校門に向かう。言うなら校門に着いてからだな。

 軽い談笑をしながら校門に着くとリアンはハッとした表情をすると急に足を止める。

「ん? どうしたんだ?」

「教室に忘れ物をした! ちょっと取って来るから先に帰っててくれ」

 学園長室に行くために嘘をつく。少し心苦しく思いながらも、ボロが出る前に背を向き学校にダッシュする。レイ達はそんなリアンに声を掛けることすら出来ず、ただただ呆然としていた。

「……怪しいな」

「怪しいわね」

「怪しいです」

 すぐに立ち直ったリアンを除く三人はお互いに顔を見合わせると頷き、歩き出す。


 重厚だが年季を感じさせ気品を漂わせている門のような大きな木製の扉が目の前にある。そしてその上には金色プレートで学園長室と書かれていた。

「……よし」

 堂々とした扉に少し躊躇いながらも決心しノックをする。

「どうぞ」「失礼します」

 中に入って最初に見えたのは鮮明な赤色のカーペット、次に素人の俺でも高級だとわかる三人くらい座れそうな黒革ソファーが硝子製の机を挟んで2つ置いてある。壁際には棚があり、良く見えないが本らしきものが入っている。

 奥にはそこが仕事スペースなのだろう、チェスタ学園長が机に座り書類のような物に書いていた。高級そうな机の上には俺だったら投げ出すくらいの書類の山がキレイに積み上げられている。

 学園長って仕事が少ないイメージがあったが書類の山を見るとそんなことはないんだなと認識を改めた。

「今忙しいから後にーーあら、貴方はリアン君」

 書類から目を離して俺の姿を見ると途中で言葉を切り、ペンを置きながら驚いたように言う。俺の名前を知っているのか。

「いえ、お忙しいのなら後日また来ます。」

 エレナちゃんのことは気になる事ではあるが急ぐ必要性も感じられないし邪魔する必要もない。

「大丈夫よ、ちょうど休憩しようと思ってたの、だから少しなら大丈夫よ、そこのソファーに掛けて」

「ありがとうございます」

 先ほど切った言葉はどうしたんだと疑問に思いながらもソファーに座る。

「紅茶でいいかしら?」

 先ほどは棚の影で見えなかったが棚の横にポットが置かれていた。

「ありがとうございます」

「そう畏まらなくてもいいのに、もっとフレンドリーに行きましょ」

 此方に微笑んだ後背中を向け紅茶の準備に取り掛かる。

「いえ、そういうわけには……生徒と学園長という立場の違いもありますし」

「残念ね、事務仕事に追われて中々顔を出せないからこういう時くらい生徒達と触れあいたいのに」

 カップに紅茶を入れ、俺の前に置く。そして俺とは対面に位置するソファーに座った。

「ありがとうございます。言葉使いを変えるつもりはありません、親しむのに言葉使いは関係ないと考えているので」

 硝子製のテーブルに置かれた目の前のカップを手に取り、一口飲む。まだ熱いな。

「それもそうね」

 チェスタ学園長もカップを手に取りるが、猫舌なのか息を吹き掛けてから少しずつ飲んでいる。

「そういえば俺の名前知ってましたよね。面識は無いと思うのですが」

 紅茶まで用意してもらっては用事を済ましてはいさよならとはいかない、紅茶が飲み終わってから帰るために世間話をしよう。ということで先ほどの会話からネタを拾う。

「貴方の大ファンだからよ」

「……大ファン?」

 予想外の答えに固まってしまった。チェスタ学園長を見るとクスクス笑っている。

「分かりやすいのね。本当よ、見たのは前の魔法演技の時が初めてだったけどずっと前から貴方のことは知ってるわ。セカンドブレインを持たない『風神』さん」

「お恥ずかしい限りです」

 俺の答えにまたクスクス笑うチェスタ学園長。失敗したよ。かなり俺が居づらい。もういいや。

「用事の件なのですが」

「あらもう終わり? いいわ、それで?」

 紅茶を一口のみ余裕の表情を醸し出すチェスタ学園長。

「エレナちゃんのことなんですが……今日休みですよね」

 エレナちゃんという言葉に眉がピクッと動いたのを俺は見逃さなかった。

「そう親御さんから聞いてるわ」

 紅茶を一口チェスタ学園長は飲む。

「それは良かった、心配してたんですよ。昨日見回り中に襲われまして、その場にエレナちゃんもいたものですから」

 何かある、俺はそう確信するとチェスタ学園長の一挙一動を見る。

「心配しなくても大丈夫よ、ただの風邪だと言っていたから、心の傷も無いらしいし明日には元気に登校するはずよ」

 そう言い終わるとまた紅茶を一口飲むチェスタ学園長。顔に動揺は表れない。

「良かったです。そういえばエレナちゃんはなぜ高等部の三年なのですか? この学園には初等部もあるのに、しかも何故テトラマスターの中でも優秀な人材しか入れないSクラスに? エレナちゃんは使えないはずですよね」

「……そうね、あの子は今は使えないわね」

「今は?」

 チェスタ学園長は立ち上がると先ほどの棚に近づき、何かを取り出す。ファイル? チェスタ学園長はそのファイルを無言で俺に渡すと紅茶を入れに行ったのだろう。ポットのほうにそのまま向かった。渡されたということは見ていいのだろう。

「エレナちゃんのレイジシステムに関する個人資料か、レイジシステム適性検査……結果風四つ? テトラマスターなのか! なら何故?」

 その事実に驚愕する。しかも超特化型とは。思わずチェスタ学園長の顔を見る。

「よく読んでみて」

 チェスタ学園長の催促に応え、読んでみる。

「その後のレイジシステム導入手術にて拒否反応を起こし失敗、原因は心の拒絶だと思われる」 昔はよく聞いた話しだ。体は受け入れるが外部からの異物を心が拒否する。様々な理由があったが自分自身がどうなるか解らないという未知による恐怖が主な理由だったはず。今は前例が沢山あり、聞かなくなったが。

「あの子は魔法が怖いの、両親が魔法犯罪にあって亡くなっているから」

 チェスタ学園長はいつの間にか先ほどの位置に座り、足を組みながら紅茶を飲んでいた。

「だから貴方達に預けたのよ、魔法の扱いに長けていて、正義の魔法を見させるためにね」

「正義なんてとんでもない、ただ自分が間違っていると思ったことを止めてるだけです。先ほどの親御さんは?」

 それが事実なら先ほどの会話に矛盾が生じる。

「それが良いのよ。その後孤児院に入ったんだけど幸運にも直ぐに新しい親御さんが見つかったわ。詳しくは……ね?」

 流石にそれ以上は踏み込めない。最後は……、俺はちょうどよい温度の紅茶を一気に飲む。

「分かりました。本当に話していただくだけでなく、資料まで見せてもらってありがとうございました。時間も時間ですので失礼させていただきます」

 壁に掛けられた時計に目をやり立ち上がる。

「いいのよ、古い物だしね。楽しかったわ。またお話ししましょう今度は貴方のことをね」

「是非、あ!? すみません、一つ聞き忘れてた事がありました」

 扉の前で立ち止まり、後ろにいるチェスタ学園長のほうに向く。

「何かしら」

「襲われた時ファイアボールに当たりそうになりました。魔法で防御しようとしたんですけど失敗してしまいまして、その時そのファイアボールが無くなったんですよ。消えたとかじゃなくて無くなったんです。エレナちゃんがやったと思うんですけど……」

 チェスタ学園長は顎に手をやり、考え込む。が、足の重心を変え、直ぐに此方を向いた。

「ファイアボールが無くなったのもエレナちゃんがやったっていうのも無いと思うわ。何も使えないあの子にそんな芸当出来るはずないもの。きっと貴方の魔法が失敗せず発動したのよ、無くなったのだって見間違いよ。」

 優しく微笑んで答えるチェスタ学園長。

「そうですよね、下らない質問に答えて頂きありがとうございました」

「どういたしまして」

「それでは失礼致します。また近日中に来ると思います」

「楽しみにしてるわ」

 一礼して扉を閉める。そして何故か壁に張り付くように扉の右横にレイ達がいた。

「……帰るぞ」

 ギラリと睨み付ける。

「いや〜、偶然なんだよ、ここを偶然通り掛かって偶然ここの壁のシミが気になって……え?」

 冷や汗をダラダラに流したレイが苦し紛れの言い訳をするが俺の言葉が予想外だったようでキョトンとした顔になる。フィリアもユウナも同じような顔になる。

 俺は無言で歩き出すと一息遅れてレイ達も歩き出す。

 学園長室からある程度離れた廊下、もういいか。レイの脳天に拳骨を食らわす。

「フィリアもユウナも盗み聞きは駄目だろ?」

 女性に暴力は振るわない。紳士だからな。

「うぅ、ごめんなさい」

「申し訳ありません」

 きちんと頭を下げて謝る二人、うんうん。

「鈍い痛みが頭を駆け巡るぅぅ! だが甘んじて受けよう!」

 頭を押さえたのだが直ぐに仁王立ちをするレイ。潔いんだがなぁ。

「まぁいいだろ。許してやる、どこから聞いてた?」

「リアンが失礼しますって学園長室に入った時から」

 仁王立ちで答えたレイの内腿を思い切り平手打ちする。

「鋭い痛みが! 何故に内腿!? だが甘んじて受けよう!」

「最初からじゃねぇか、気付かない俺も俺だけどな。じゃあ説明はいらないか」

 レイのことは無視して話しを進める。

「エレナちゃんに風四つのテトラマスターの才能があったなんてビックリよね」

「私はそれよりも過去が気になりました。両親が魔法のせいで亡くなったなんて……悲しすぎます」

 俯きながら言うユウナの言葉にフィリアも悲しい顔になる。

「多分本当のことだろうな……だがチェスタ学園長は嘘を付いている」


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