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I can love you 前半

こんにちわ!!!

アリアの新情報を二つ!書きました!

頭の中ではあるのになかなか文字に起こすって難しいですね…

最後まで読んでください!

こうして、アリアと俺は通称闇医者という組織の一員になった。


一員になってから早いもので2週間が経とうとしていた。


アルバイトといっても、雑用ばかりだ。

配給をしたり、ゴミをまとめたり、シュレッターにかけたり、一条さんのおやつを買いに行ったり、椎名さんのキーボードを買いに行ったりちなみに2週間で5回買いに行きました、東堂さんのコーヒーを毎朝買いに行かされたり…って俺は何をしているんだ。


少し真面目な話をしよう。


アリアについて、分かったことが2つある。

1つは、音楽が好きだと言うこと。

俺がピアノを弾いていると近くに来て体を揺らしながらリズムに乗っているのだ。


もう1つは、彼女はX実験の被験者だったと言うことだ。

x実験についての詳細はまだ調査中だが日本政府が行なっていた実験らしい。


「小宮くん、何を打っているんだい?」


「おおおおっ!東堂さんいつから…!」


「日記かい?」


「まぁ、そんなもんです」


「小宮くん、仕事だよ」


不敵な笑みを浮かべた東堂さんについて行くと

そこには、女性がベッドで寝ていた。



「小宮くん、彼女はね簡単に言うと植物状態なのさ…僕らはね彼女を安楽死させたいと考えているんだ。」


「なんで…!」


「律くん、彼女はいずれ亡くなるのよ。多臓器不全、感染症、突然亡くなるの。お別れができないまま亡くなると何が起きると思う?家族、身内は後悔して、受け入れられない。と言う事で、安楽死の同意書にサインをしてもらいたくてね」


「伊東さんいつから…だとしてもそんなの…それに、彼女は1人じゃないか!」


「見たまえ、少年…」


彼女の寝ているベッドの奥にはカーテンで区切られたもう一つのベットがあった。


話によると、カーテンの向こうには寝ているのは彼女の婚約者だそうだ。


「彼女は、薬もない、治療法もない、ゆっくりと進行していく病気で終戦になる直前に目を覚まさなくなり、植物状態になったそうなんだ。」


「誰が彼女を守っていたんですか」


「そこに寝ている彼だよ」


「でも、終戦直後シャングリアが攻めて来たみたいで、彼は1人でその敵を打ち倒したのよ。そこにたまたま、仙石くんが通りかかってね彼と婚約者の彼女を保護したの。」


「1人で…」


「そうさ…1人でだ。安心したのだろう保護してすぐ彼は気を失い、彼女は自発呼吸も浅くなって亡くなる寸前だったんだ。でも、伊東さんのおかげで助かった。」


「彼女は、助けられたわ。でも、彼は沢山の人を自らの手で殺めた。その事に心的外傷を負ってしまって、あんな風に半年間カーテンに覆い囲われた所に1人食事もあまり取らず過ごしているのよ。」


「1人は楽しい…?」


「アリアちゃん!何してるのっ!!?」


カーテンの方を見ると、アリアが半年間閉ざされていたカーテンを少し開けて、彼に問いかけていた。


「ねぇ…1人は楽しい?」


「…」


彼はずっと下を向いたままアリアの問には微塵も反応を示さなかった。


「アリアちゃん。僕らはね、寄り添う事が仕事なんだ。分からない事は仕方ないと思う、だけど、分かって欲しいんだよ。それでね、寄り添った先にきっと自分に出来る事があると思うんだ、差し伸べることが出来る手が、言葉があると僕は思うんだよ、綺麗事かもしれないけどね。」


「まずは、自分の心で沢山のことを感じて言葉にする事から始めましょ?小宮くんと一緒に!」


「伊東さん〜!それが良いですねぇ!アリアちゃんの教育係は君に決定だ!勿論、サインも忘れないでね〜」


「大変だな。」


カーテンの奥にいる彼から声が聞こえた。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

コード19025じゃなくて、アリアちゃんって呼ばれている変化に気づいていただけ…ましたかね…?

絶賛体調不良中ですが!がんばります!また次回!

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