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設定集3

出しても大丈夫だったり、出す気がない設定だったり。

●三大侯爵家

国から騎士団を一つずつ預かる三つの侯爵家のこと。

あるいは、侯爵家が預かる三つの騎士団を指す。

それぞれの名前の由来は竜が生み出した三体の精霊。

精霊は今も生きており、ごくごく稀に姿を見せる。



○ダンフォード侯爵家

三大侯爵家の一角、青狼騎士団を預かる家。

三大侯爵家の中で唯一、女性騎士を輩出している家でもある。

(騎士団長にはなっていない)

精霊の青狼は青味を帯びたグレーといった色合いで馬くらいの大きさ。


「王女様すてき! 私がお守りするんだ!」で史上初の女性騎士が誕生。近衛騎士団に行った。

で、「ご先祖様かっこいい! 私もああなるんだ!」で二人目、三人目(現ダンフォード侯爵の叔母)が誕生。

二人目と三人目はどっちも「え、家督? やだ、面倒くさい」で当主になる気は欠片もなかった。近衛騎士団に行った。



○ガーディナー侯爵家

三大侯爵家の一角、黒鷹騎士団を預かる家。

セオドアはここの次男。

騎士家系であると同時に魔術師も多く、その影響か影打ち使いがよく出る家。

庭師(ガーデナー)の名の通り、初代は庭師。

精霊の黒鷹は名前そのまま。



○テイラー侯爵家

三大侯爵家の一角、金羊騎士団を預かる家。

ヴィクトリアの家。

仕立て屋(テイラー)の名の通り、初代は仕立て屋。

精霊の金羊はそれほど金じゃないしサイズは牛。

竜が生んだ三体の精霊の中でいちばん遭遇しやすい。





●教育機関

公立・国立小学校に該当するものから私立の子女(フィニッシング)学校(スクール)に、認可無しの私塾扱いの使用人学校や兵学校までいろいろある。

大学もあるが教育機関ではなく魔術・魔法の研究機関。

近頃のファンタジーでたびたび見かける魔塔みたいな感じ。



公立学校(ステートスクール)

九年制の基礎教育機関にして義務教育。

必修授業は午前中のみで、それぞれの志望に合わせたものは午後に受けられる。

(とはいえ勉強熱心な生徒でも親の理解がなければ午後は受けさせてもらえない)

貴族や金持ちの子供は公立学校に通うことはなく、それぞれ家庭教師にならうか私立学校で学ぶ。


九年を一つの学校にぶち込むのは無理があったので、六年制の初等教育と三年生の中等教育にわける準備がすすめられている。



○高等教育機関(高等学校(パブリッククール))

王立が一校、国立で四校ある三年制。ほぼ全寮制。

高等教育機関ではあるが、現代日本に照らし合わせると大学に近い。

単位制で二年次から専門にわかれる。

騎士・魔術師・魔法師はここの卒業が必須。

他の職を志望でもエリート街道まっしぐら。


受験に合格し、学費を用意出来れば誰でも入れる。

入試時の成績上位者は学費が免除されるが、公爵・侯爵・伯爵家の者には適用されず、その分は下の順位の者に繰り下げられる。

それとは別に、領主が「君は将来有望だから勉強してきなさい。んで帰ってきたらうちでしっかり働いてね」と平民の子の学費を負担し、奨学生とするケースも多い。


推薦入学もあり、こちらで入った者は確実に希望する専門学科にすすめる。

ただし、試験の難しさが一般入試よりも跳ね上がり、志望学科に合わせたものも追加で受けなくてはならない。

『さきはな』ではフィリップ、ヴィクトリア、セオドアが推薦入学。

レジナルドは魔法以外の成績が足りてないので推薦入試は受けていない。


ちなみに国立ではなく王立なのは、当時の王が私財ををぶちこんで設立したから。

建物の設計やら人材やら制度やらを整えたのは降嫁した妹王女とその夫の公爵。


王「妹が高等教育機関を作れって言うから作ってみるけど、金は出すから準備は自分たちでやってね!」


そしたらあれやこれや詰め込まれまくってとんでもない額に膨れ上がった。

なんなら借金もしたので『借金王』なんて残念な二つ名がつけられた。

とはいえ、なんやかんや言いながら本当に全額請け負ったあたり、高等教育の必要性は感じていた模様。

残る四校はこのアークライト学園を雛形に創立されている。






●生命

いのちだいじに。



○精霊

神々が最初に生み出した、肉体を持たない生命。不老不死。

その為、神々の時代を知っている者が多い。

人間とは比べ物にならないほどの高い魔力を持つが、その多くは己の領域から離れることが出来ない。


時に人型をとることもあるが、正確に言えば人を模しているのではなく神の姿を模している。



○竜

高い魔力と強靭な肉体を持つ種族。

一柱の神が転じてたのが『祖竜』。

祖竜が影から花の女神を庇って傷付き剥がれた鱗から七体の新たな龍が生まれた。

これが『七竜』で、消滅したり別世界に旅立ったりで現在残ってるのは二体。


祖竜から流れた血は薔薇の花に、遺体は島となり後のイングレイシュ王国となる。

このため、イングレイシュ王国の国章は薔薇を抱いた竜。



○妖精

神々が喪われた後、精霊の溢れ出る魔力から生まれた肉体を持つ生命。

精霊には及ばないが高い魔力を持つ反面、その肉体は曖昧で己の魔力の均衡が崩れるとあっという間に体が崩壊する。



○亜妖精種

元々は妖精だった種族。亜人種呼びは彼らにとって蔑称なので注意。

世代を重ね、妖精よりも明確な肉体を手に入れた種族。

ドワーフ、エルフなどが該当する。

不老不死あるいは不老長寿。



・ドワーフ

頑固者が多い、ずんぐりむっくりした小柄で頑健な体の人型の種族。

鍛治をはじめとした金属加工や宝石の加工を得意としている。

彼らの魔力は卓越した鍛治などの技術のみに発現されるため、亜妖精種でありながら魔術を使えない。

(彼らの技術こそが魔法の祖とも言われてるが、なにしろ本人らがそこらへん頓着していないため実際はどうなのかさっぱりである)


この作品においては、一族だけの技を持ってはじめて名のある部族として認められる。

そのため、その一族のみが扱える『石』を持ってることが多い。


ルーウィンと盟約を結んでいる『鋼の一族』はオリハルコンの特殊な加工法を持っており、彼らが鍛えたオリハルコン製の武具は『ハイランダー』と呼ばれる。

フローレンスに贈られたパパラチアサファイアは『厳の一族』にしか採掘・加工ができない。



・エルフ

長く尖った耳を持つ人型の種族。『精霊の代弁者』とも呼ばれる。

整った容姿を持つものが多いのは亜妖精種の中でも妖精に近い=精霊に近い=神の容姿に近いからと言われている。

高い魔力を持つ魔術に長けた種族だが、それ故に上位の魔族に狙われやすく、低い出生率と相まって数を減らし続けている。


基本的に精霊のもとに集落を作るが、精霊もまた魔物に食われ数を減らしているため、他種族と暮らすエルフも多い。

なお、不老不死なので乳幼児期間が非常に長いため、育児は集落が一丸となっておこなう。

現代日本の子育てを見ると間違いなくドン引きする種族。



○定命種

人間含めた寿命のある種族。

魔力を持たない種族が多いため、魔物に襲われにくい。



・人間

神の消滅の間際から生まれた種族。

定命種には珍しく魔力を持っているが、個体差が大きい。

姿かたちは神に近く、その為かなんやかんや言いながら親愛を示す精霊がまあまあいる。


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