口移しチョコレート(巨乳)
――チョコレートを口移しで食べさせる
草薙は配下のくノ一にそう命令した。
「チョコレートを口移しで、ですか?」
草薙の直球の命令に、配下の下忍くノ一(巨乳)は目をぱちくりと瞬かせた。
草薙は配下の下忍くノ一からチョコレートをもらった。
口移しで食べさせて欲しいと正直に伝える。
「承りました、それが主様の願いなら」
配下のくノ一は艶然と微笑み頷いた。
普段は配下として硬い態度で接するが、事に及ぶと女としての側面を惜しげもなくみせる。
命令すれば自爆もいとわない配下の巨乳くノ一達。
戦闘においても魅了の技を使う女達だ。
口移しのような艶事なら得意とする所だろう。
「――私めがお相手します」
女がぐいっと巨乳をもちあげた。
「フフっ」
配下の女(巨乳)が微笑む。
その微笑みからは艶があふれでていた。
忠誠の影で普段抑えられている雌性が枷を放たれあふれでているかのようであった。
「ではっ……」
プルンとした唇から這い出た舌が、茶色のチョコレートをレロォと絡めとる。
体つきはバインバインだが、顔つきは清純な、大人しめの美女だ。
そんな美女の唾液に濡れた舌でチョコレートをいじる器用な舌使いは……
(色々な想像が働くな)
女の媚態をイメージさせる仕草だった。
男ならむしゃぶりつきたくなるような女のプルンとした唇がチョコレートを吸い込んだ。
「んふっ」
配下の女が、カパァと口を開けて、んべぇっと舌を出す。
女の艶やかな舌の上には、男のためのチョコレートが添えられていた。
女のトロトロの唾液で濡れている茶色のチョコレート。
男はそれをうばう
「
「んっちゅむっ、んむぅっ」
唇と唇がふれあう。
口内に舌を挿入する。
「あぁ……」
男の舌が挿入された時、女の頭が一瞬真っ白になる。
あえ、あえっと喘ぎ声をもらした女に、男は容赦なく口を絡ませる。
「んむぅっ!?」
栄養を与えあうように唇を接合しあう。
女の唾液とチョコレートの甘味が口いっぱいに広がった。
チョコレートの甘みと女の肉感的な舌が絶妙の官能を与えあう。
男は女の舌を蹂躙するように、女と舌を絡める。
その度に「んっ!? んっ!?」と女から苦しくもせつなげな艶声が漏れた。
女は男を求めるように舌を絡め合わせる。
――ちゅとろぉ
男と、女の舌が互いの口内に踊る。
貪るようなキスを、女は甘い吐息をはきながら受け入れる。
彼氏彼女、恋人などに類する
甘い恋愛愛情の上に成り立つキスではない。主従関係の上になりたつ女の奉仕。
「んああぁ、ちゅくくふぅん」
だが女の声は更に濃艶になっていく。
(あぁ、凄い、️しゅごイぃ主様)
舌を入れられ、股間を密着しあう。
ガシッと捕まれた体は、女自身がどれだけ力を入れても逃れる事はできないと女の本能で理解する。
(あぁっ、主様)
自分達が束になってもこの男には、屈服せざるをえないと女の本能で理解する。
十把一絡げに扱われる女ザコのような自分がこうやって念入りにキスをされている事が、女の本能を刺激する。
「――」
草薙は配下のくノ一の乳を思いっきり揉んだ。
はちきれんばかりの乳がぐにゅうと淫らに形を変える。
ビクンと女の体が震えた。
口と口で、舌と舌で唾液を交換していく。
クチュクチュと舌と舌を絡め合う音が部屋に響いていく。
チョコが溶けるまでキスをする。
唾液がチョコをとかしていく。
激しく交換される唾液がチョコレートが溶けていく。
「んっ……くちゅっ、はむうぅん」
男と女の舌が交配するように、絡み合い唾液が溶け合う。
お互いの液がどちらのものかわからないほどに深い交わりだった。
互いに密着する。
「あくぅん……んあぁ……主様ぁぁ……」
ディープキスはさらに深度を深めていく。舌をぶつけあうほどの激しいキスは互いの熱が高まる。
もはや、今からでも本番が始まってもおかしくないほど、いや本番が始まらないのがおかしい位に
互いに興奮していた。
舌と舌で溶かし合っていたチョコレートが徐々にその体積を小さくしていく。
(あぁ……)
――終わって欲しくない。
この接合をもっともっと、女は激しく下を動かす。
ぐちゅぐちゅっとチョコレートが溶けていく。
男と女は一層激しく絡み合う。
「んんんっ!?」
男に激しく唾液を流し込まれ、女は喘いだ。
二人の唾液が溶け合う。
ドロドロに溶けたチョコを女は舌にのせ、巨乳美女は自身の唾液ごと茶色のチョコレートの液を
男にちゅくちゅくと送った。
男は蹂躙するようにチョコのついた舌を女の舌と絡ませる。
女のは口内は男の舌で触れてない所がない位に男に犯される。
そして――
トロォ
互いの舌の上で完全にチョコレートが溶けきった。
「んあぁっ……くはぁん……」
ドロドロの甘いチョコレートの液体と、トロトロの唾液が混ざった液を
互いの口内に送り合う。
余韻を愉しむようにくちゅくちゅと口内で舌が踊った後に……
「んはあぁっ……」
ぷはぁっと女が唇を離した。
「んあぁ……」
女がくてんとなる。
長いディープキスで主から官能をこれでもかと叩きつけられ、さしもの下忍くノ一も
全身を襲う官能の暴力にぐったりとなる。
そんな配下の巨乳美女に対して、草薙は――
「口移し、大義だった」
風のように自由にそういった。
激しい口の交配を行っていた時とは別人のように冷静になった男が女を労った。
「お、お褒めにあずかり……法悦でございます」
配下の巨乳美女は悩ましい吐息をもらしながら、艶然と微笑んだ。
(やはり……この人は)
女は自分が強大なものに蹂躙されていたのだと再認する。
全身にゾワっとした戦慄がはしり、被支配感に下腹部が熱くなった。
◆
男はキスをした後の事を考えていた。
(ちょっとやりすぎたかもしれない)
反省する。
だが――
それもまた良し。