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KIRI  作者: 和田樹里
1/12

1:笹村瑠奈

「Best friends」とは全く違った内容となりました。

内容暗かったですもんね。

今回は、綺里という謎多き転校生を中心に話が進んでいきます。

<桜ヶ丘中学校 7月>

わたしは笹村瑠奈≪ささむら るな≫。

ここ、桜ヶ丘中学校の2年生。

入学してから2年も経つけど、アタシはハッキリ言ってヤバイほど頭が悪い。

友だちの葉山美波≪はやま みなみ≫は学年で二番目に頭いいのにな。

美波によく勉強教えてもらってるけど、まったく分かんない。

一応、塾だって一週間に3日も行ってるのにな。

それでもやっぱり、美波なんかにはかなわないもん。

美波「そ、そんなの気にしちゃダメだよ! 瑠奈ちゃん、やれば出来るってば! ちゃんと勉強すれば、きっとすぐ勉強出来るようになるよ!」

……美波は優しいからあんなふうに励ましてくれるけど、どうせアタシなんかやったって出来ないもーん!!

隆平「ったく……瑠奈はやろうともしないから、頭悪いんだよ!」

…コイツは幼稚園からの幼なじみの二宮隆平≪にのみや りゅうへい≫。

幼なじみとあって、隆平にはアタシのいろんなヒミツを握られてる。

ほんっとムカつくわ……。

綺里「…………。」

…あ、この超が付くほどの美少女は、大原綺里≪おおはら きり≫。

学年で一番頭が良くて、しかも超美少女で、運動神経までいいすごいコ。

転入生なんだよね。

最初はちょっとムカつく存在だったけど、今は大親友になったのよ!

彼女、クールでカッコいいとか周りから言われてるしね。

授業中いつも居眠りしてるし。なのに、つねに学年トップだし…。

【謎多き美少女】ってカンジ。

瑠奈「…綺里、また寝てたの?」

綺里「…え? あぁ…うん、寝てた。」

………ほんっと、分からない……綺里の頭の中が分からない……。




そんな綺里が転校してきたのは、5月のことだった─――─―


「KIRI」をこれからも読んでいただけたら嬉しいデス♪

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