ユメユメ～設定集～

1.世界の事

◆十界論とは

作中に登場する“悪しき魂”は十の世界に封印されています。以下はそのそれぞれの説明です。

※十界論は宗派によって若干解釈が異なります。

以下内容は、あくまで本作品に用いた解釈法にて記載しておりますので予めご了承ください。

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◆十界とは

①地獄（ジゴク）……ありとあらゆる苦しみに苛まれた境涯。

②餓鬼（ガキ）……目の前の事象に縛られ、欲が満たされない境涯。

③畜生（チクショウ）……本能のままに、欲望のままに振舞う境涯。

□世間一般によく知られる、悪人が落とされる“地獄”の事。

“三悪趣（サンアクシュ）”などと称されることもある。

④修羅（シュラ）……常に周りと比べ、争い続ける境涯。

□これを上三つと合わせて“四悪道（シアクドウ）/四悪趣（シアクシュ）”とも呼ばれる。

⑤人界（ニンカイ）……穏やかで平静な境涯。

⑥天界（テンカイ）……ありとあらゆる事象の喜びの境涯。

□悟りを持たない普通の人間はこの二つ、どちらかの世界とされる。

ここまで含めて“六道（ロクドウ）”とも。

⑦声聞（ショウモン）……悟りの初め、仏の声を聞く耳を持った境涯。

⑧縁覚（エンカク）……様々な縁により、己の力で悟りを切り開き始めた境涯。

⑨菩薩（ボサツ）……自分の為だけでなく、人の為にも成すことのできる境涯。

⑩仏……いわゆる悟りを開き、信心を深めたものだけが達せる高み。

□この四つで“四聖（シショウ）”とも言われる。