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イケメンぼっちのリアルRPG戦記  作者: 月読カイト
1章 神の見えざる手
2/50

おさななじみ

不意に後ろから、ポンと肩を叩かれた。それは彼の幼馴染、「氷室ハナ(ひむろはな)」である。身長155cm。大きく澄んだ瞳。黒髪ストレート。発育も勉学もそこそこの模範学生。

 ハナは、親同士の付きあいもあり、いつもそのレンを気遣ってくれ、留年や退学や不登校にならないよう、いろいろ世話を焼いてくれている。

「おはよ!また徹夜のネトゲ?目の下クマすごいよ」

「人の唯一の趣味を、奪わないでください」

人目もはばからないあくびをした。

「あまりハマると、現実が嫌になったりするらしいから、気をつけないと」

「もう片足突っ込んでるから。リアルはキライだし、学校にも、ぶっちゃけいきたくない。ネトゲに課金してるし」

「そういうのにお金使うの、もったいない。服とか本とかいろいろかえるよ?」

「俺には、世界で一番、有意義な使い道なんだよ」

 そういって校門を通過した。


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