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蜀主二代ー三国志・劉焉と劉璋ー  作者: 涼風隼人


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第43回 劉璋、劉備の葭萌関入りを見届ける

 翌日、劉備は早速、張魯の漢中との最前線である「葭萌関」に軍を進めた。

 葭萌関同様、最前線といえる「白水関」の守将は、「高沛」と「楊懐」であった。

 この二人は、劉備の入蜀の「反対派」であったが、主君劉璋より、劉備の葭萌関入関を見届けるよう命じられていたので、渋々その場に立ち会った。高沛が言う。

 

 「劉将軍。将軍が来てくれたおかげで、こちらの兵力は倍増した。早速、張魯に一泡吹かせたいと思うが、先鋒をつとめて頂けないであろうか。」

 

 「高沛殿。我々はまだ到着したばかり。はるばる荊州からやってきたのですぞ。いくばくかの休暇を兵たちにも与えたいのだが。」

 

 楊懐が言う。

 「劉将軍のいうこともごもっともだ。まずは、休息をしてもらおう。話はそれからだ。」

 高沛は、渋々了承した。

 

 劉備は軍師の「龐統」に聞く。

 「軍師よ、やはり我々を歓迎しない者の方が多いようだな。」

 「はい、それは当然と言えましょう。当面は、当たり障りなくやり過ごし、一兵たりとも無駄にしない様にすることが肝要です。」

 「高沛も楊懐も、兵を休ませるといっても、せいぜい、数日の事と思っていよう。その点はどうする。」

 「特に彼らの命令に従う義務も義理も我が軍にはございません。適当な理由をつけて、やり過ごしてください。」

 「わかった。当分は何もしない、ということを徹底しよう。」

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