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永劫回帰は夢を見ない  作者: ユナ
第3章 腐都乖離編
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共同生活

あらすじ ゾンビ撃退!


大空が着いた時には全てが終わっていた。少し前、遠くからでもわかる大きな虹色の爆発。

あれが最後の一撃なのだろう。残ったものはクスノキとカウノそして動物達と何も出来なかった大空だけだった。



「すまなかった!カウノ。お前の場所を失念していた!お前の場所も危ないというのに!」


俺は少し遠いところで見ていた。大空がカウノに謝罪をしている。

「頭をあげてください!」とカウノは説得するが大空は聞く耳を持ってない。話が長くなりそうなので今の戦いのおさらいをしていこう。


まず1番のMVPはフォールアウトだろう。

”邪を滅ぼす”という事はユーロから聞いていたけど、特にそれ以外聞いてなかったからこんな大規模になるとは思わなかった。

因みに妖精展開等は全部思いつき。こうなったらいいなを言葉で表しただけ。

んー、”意思でもあるかのように”こちらに答えてくれた。まぁ剣に自我があるとは思えないけどね。

ゾンビには悪いことしかかもしれないかも知れないけど恩人に手を出されたらこちらもやるしか無かったからね。

さてそろそろあちらは──────



「カウノ、やはり国内に住むべきだ。分かるだろう?もう国の外は安全じゃないんだ。国の中にももちろんゾンビはいるが、すぐに対処出来る」


「そ、それはそうなんですよね。ですがここを離れたくないんです。動物達の世話もあるし、そんな簡単には」



──────あぁ、そういう事。まぁそうだわな。今は俺がいたからカウノは生きている。大空は間に合わなかった。だとすれば大空の意見は正しい。

だが、カウノの意見も無視はできない。いきなり憩いの場を離れるのは酷だろう。

一つだけ、一つだけ全てを解決する方法がある。それを提案するのは自分だが選択するのは2人だ。



「カウノ、選択してくれ、ここを離れるかそれとも───────」



「じゃあ、私がカウノの家に住みましょう。腐王の問題が解決するまで守ると誓います」



そう、これが第3の選択肢。守れるのであれば守る。自分は家事とかそんなに出来ないからカウノの貯蓄次第となるのだが、、



「わ、私は大丈夫だよ!クスノキさんが居てくれるのなら心強いし!食料も沢山あるから大丈夫だと思う」



だそうだ。大空そっちは?



「……こちらとしては連絡が取れるように国内にいて欲しいのだが、、まぁ仕方ない。承諾しよう。ただ二言は無いよね?”守れなかった”じゃ済まないよ?」



「望む所です」



大空は頷いて国に帰る。その足取りは少し安心したのかふわっとしていたかのように見える。

腐王の分析はそっちでやってくれ。こっちはこっちで色々の情報を聞いてみる。

とりあえず”あいつ”かな。知ってるとは思えんが。



「これからよろしくお願いします。カウノさん」



……なんかカウノがモジモジしてたのでこちらから話しかけることにした。朝から夜まで一緒にいるんだ。ここで躓いてちゃ日が暮れる。



「よ!よろしくお願いします!クスノキさん!」



いい返事だ。まぁなんやかんやあり、俺とカウノの共同生活が始まる。

少し不安はあるがまぁ大丈夫だろう。話し合いとかは苦手だから暴力で行こう。



……よくよく考えると俺。他人の家にしか住んだことないな。ヒモになるのもありか?……冗談。ナシナシ。


読んでいただき本当にありがとうございます!




星を増やしてくれるとありがたいです。




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具体的には☆☆☆☆☆を★★★★★にね。




そうするとロリのやる気が上がります。

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