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永劫回帰は夢を見ない  作者: ユナ
第3章 腐都乖離編
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破壊の等式

あらすじ 特になし


大空もとい新太郎がテレビをつける。今思うけどなんでテレビあるの?作れるんだね。


少し砂嵐が流れた後画面に見えたのは【何か】

比喩でもなんでもない、何かにしか見えない、逆に言えば例えが見つからない。この世のものでは無い奇妙な物体だ。紫で太い血管が何本も浮き出ている。見間違えか?蒸気か出なかった?



「あれが、腐王だ」



─────は?新太郎がこれを腐王って言った?この人型でもなんてもない奇妙な物体が?



「そんな安いもんじゃないわ。腐王は今も膨張を続けている。あの蒸気が見える?あれがゾンビの原因と言われているわ。

あれを何とかしなければいけない。ただ近ずけば蒸気を吸ってゾンビになる。八方塞がりよ。

わかる?あれはタチの悪い人間爆弾(パンドラボックス)なの」


こちらを見ていたカオリが呟く。よく見ると巫女服着てるんだね。

うーんするとどうするかユーロ(馬鹿女)なら息止めてれば行けるっしょ!って走っていきそうだけども。

やっぱり蒸気が届かない場所から攻撃するとか?

そうすれば─────



「そんな馬鹿みたいな作戦、私達が考えないとでも思った?」



カオリが指を鳴らすとありとあらゆる場所から砲台が現れ攻撃した。

結果は────無傷。まじか、まぁそんなご都合展開は起きませんか。

気になるのはあれが物理的に無効化してるのか、ただ根性で耐えてるのか。



「違うわ────無傷かどうかなんでどうでもいい。腐王の恐ろしさがそれだけだと思った?来たわね。肘掛にでも捕まって起きなさい、倒れても知らないわよ?」



はぁ……何を言って──────うぉ!!?



その時大きく椅子が揺れた。いや、正確にはこの星が揺れる。何が起きたのかとモニターを見た。

少しづつ膨れ上がっていく腐王。蒸気が増していく。白く見えなくなり大きな爆発を呼ぶ。


─────吹き飛ぶ────吹き飛ぶ──────吹き飛ぶ



大きな爆発は閃光を呼び爆風を呼びそれが破壊を招く。当たり前の等式のような現象だ。

ただこれは無い(認められない)。全ての物事にはそれを起こす理由がある。

何も無く、ただ爆発するのは生命ではなく現象だ。

見た感じ跳ね返している訳では無い?あれは──────



「分かった?あれは爆発する。”こちらの攻撃を吸収して”とか”衝撃を跳ね返して”とかそんなヤワなものじゃない

────あれは”攻撃してきたものを確実に破壊できる”威力の爆発を放つ。因果応報の爆弾よ」



分かった?じゃねぇよ────じゃあ何?こっちから攻撃しても無傷?近づいたらゾンビになり、遠くから攻撃しても爆発してサイテーと?無理ゲーじゃんか?

どうするんだ?大空?─────大空?何笑ってんの?



「フッフッフ!確かに今までは俺も諦めていた。だが今は秘密兵器がある!あれを見ろ!」




大空が指をさしたのはアズマ。

いや、正確に言うのであれば”客人の目の前で大きくいびきをかいて寝ている奴”

正気か?こいつ。

あっカオリが歩いてきた──────叩かれた。



「クスノキ済まない。このさっきまでいびきをかいて寝ていたのが俺の秘密兵器でもあるアズマ(馬鹿)だ」



アズマのほっぺに少し赤いもみじが出来ている。まぁ誰が悪いかと言われればお前(アズマ)だから何も言わんがね。



「あっ!お前!俺と戦え!勇者なんだろ!?なら強いはずだ!戦え!」



アズマがなんか叫んでる。ほら、何とかしなさいおおぞら(飼い主)さんよ。すぐに黙らせなさい。



「────いや確かにいいかもしれないね。俺もクスノキの実力を見てみたかった。簡単な模擬形式で試合をしてもらうのはいいかもしれない。安心しな人は呼ばないから。

カオリ用意できるかい?」



”仕方ないわね”とカオリが準備している。


────えっちょま。え?



「ではクスノキVSアズマ、戦いを始めよ!」



……展開早すぎては?




読んでいただき本当にありがとうございます!


語尾とかあった方が目立つのかな?ゴミス!とか。やめよう。


星を増やしてくれるとありがたいです。




面白かったと思ったらブックマーク!




感想やレビューもお待ちしております!




星ももちろん大歓迎!




具体的には☆☆☆☆☆を★★★★★にね。




そうするとロリのやる気が上がります。

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