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永劫回帰は夢を見ない  作者: ユナ
第3章 腐都乖離編
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ドーンやってカーン!

あらすじ エレシュキガル入国

城門から街に入る。

正直そんなに期待してなかった。だってゾンビに襲われているんだもん。街中に誰もいないスプラッタ王国みたいな感じかな?と思ったら───────


「やすいよー!ゾンビ饅頭に!ゾンビせんべい!」


「これがあれば君もゾンビ仮面!おめん売ってるよー」



───声が出ない。絶句だよ。開き直っちゃってるじゃん。街も日本のお祭りみたいに賑やかだよ。

どうなっているの?カウノ。



「あー、いやね。最初は皆絶望的な顔してたんだけどさ、これって商売になるんじゃね?って皆立ち上がっちゃってさ、正直ゾンビが出る前より盛り上がってます」



逞しいな、ここの人達は。

スプラッタ王国に欲しいよ。この人達、あっちは家に閉じこもってるだけだからな。

ん?─────


「カウノ!今日も野菜売るのかい!?前貰った野菜美味かったよ!」


「ほんと!?ありがとーー」



……人気者だ。この子の笑顔でいる事が秘訣なのかもね。俺は笑えないから……


「そっちの嬢ちゃんは!見ねぇ顔だな!」


俺かな?


「あっどうも、旅のものです。よろしくお願いします」



「おうよ!なんかわからんけど暗い顔すんな!明日ゾンビに殺されるかもしれない俺たちが笑っているんだ、誰も責めねぇから笑っちまえ!」



・・・強い人だ。本当だったら自分の事だけで精一杯なはずなのに、俺のことも心配してくれている。

だからこそ俺はこの国を救いたいって思えるんだろうな。さてどこから長に会えるのか──────



【ガチャン!!】



「大人しくしとけよ!囚人番号1800番!」



────えーっとですね。捕まりました。急な場面展開で皆さんびっくりしていると思いますが、あははは

いや、あははじゃねぇ!なんで!?ただ長に会いたいから”長に会わせて下さい”って剣を持ながら言っただけだよ?

(※当然である)

流石に長じゃなくて国王って呼ぶべきだったか、反省。

(※そこじゃない)



さてと、どうするか。脱獄してもいいけどしたら、


「逃げるなよ、囚人」



ハイハイわかってますよ。後ろから浄化当ててめちゃくちゃいい人にして鍵を開けさせることもできるけど、それをしたら看守の人生をめちゃくちゃにしてしまう。

まぁ、看守は悪くないからな。ステイステイ。変な言葉言ってきたらすぐに浄化してやる。


「出ろ、囚人番号1800番」


早いな。入って10分経ってないって、てか今更だけど囚人多すぎだろ。そんないるの?

まぁ、このタイミングからしてカウノが誤解を解いてくれたのかな?


「釈放ですか?」



「は?そんな訳ないだろ?お前がこれから行くのは───」



カンカン!と木槌の音が聞こえる。ガヤガヤと見物客か引きめしあっている。

「静粛に!これより罪人クスノキの裁決を始める!」



「────お前がこれから行く場所は法廷だ」




証言台にたっている俺……いや展開早すぎるって。





読んでいただき本当にありがとうございます!


個人的にですが読んでる人が置いてきぼりになる漫画が好きです。なので捕まって裁判を速攻で書いてみました。




星を増やしてくれるとありがたいです。




面白かったと思ったらブックマーク!




感想やレビューもお待ちしております!




星ももちろん大歓迎!




具体的には☆☆☆☆☆を★★★★★にね。




そうするとロリのやる気が上がります。

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