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永劫回帰は夢を見ない  作者: ユナ
第3章 腐都乖離編
72/274

幕間

幕間です


■都 ───────。


次にクスノキが行く国である。そこでは何も変わらない。不変の歴史があった。

一日で起きた不穏。それは永遠となる地獄の毎日だった。


???「本日の戦線です」



???「そうか、西の地区が、、生きているものに薬と食料を、いいね」



???「はっ!!」



指示を出したのはこの国の長であり男。転生者である、だが為す術なく悩んでいた。

敵は悪では無い、まぁ善か?と言われればそれはそれで違うんだか。

この国に住む人々はこれに脅えている。警告がある。【墓場に行くな】と。

化け物と呼ぶもの。

不死身の肉体で生ある者を襲う──────



???「■■■をこの国に入らせるなー!!」



────人呼んでゾンビと呼ぶ。



その国での出来事である。



???「今日も暇だな。俺に助けてくれと言えばいいのに」


勇者のセリフだ。人々を助ける気がない。いや、助ける気はあるのだが称賛されない事はしたくない性根なのだ。

一応、この国最強なのだが、この性格なので誰も頼りにしない。なので今日も普通のベッドで寝る。




???「なぜこうなの?ゾンビは攻撃しても死なないんだから、退避すべきなのに!そのしくじりで西の地区を奪われたんだ!」



激怒しているのはこの国の頭脳と呼ばれる女。彼女が死ねばこの国が終わりと言われるほど重要な存在だ。

今日も今日とでよく分からない作戦指令書をくしゃくしゃにして頭を抱えている。

”何故こんなにも無能なんだ!”と嘆いている。




そんな彼らに1報が入る。



───魔王アリス復活。



???「へぇ、あれがね」



???「まじか!戦ってみてぇ!」



???「はぁー!!ふざけないで!こんな大変な時に面倒事を引き起こすなんて!誰が封印を解いたの!!?」




ワクワクしている者とさらに頭を抱える者、もうてんやわんやだった。



クスノキが歩く。ついにその国が朧気ながら見えた。混乱している国に台風の目が入り、状況はカオスになっていく。



「あぁ、見えました。あれが─────」


その都は腐っている。政治的にでも国民的にでもなく、現実的に腐っている。

冥府の力を無理やり授けられた禁じられた国。



──────腐都 エレシュキガル。




第3章 腐都乖離編開幕



読んでいただき本当にありがとうございます!


第3章始まります。ちょっと新キャラを出しました。もう少し出てきますがあとはおいおい。




星を増やしてくれるとありがたいです。




面白かったと思ったらブックマーク!




感想やレビューもお待ちしております!




星ももちろん大歓迎!




具体的には☆☆☆☆☆を★★★★★にね。




そうするとロリのやる気が上がります。

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