休話 突撃大作戦
今回はすごい短いです
クスノキとアリスは固有反転によって閉じ込められる。
中はガラスで出来た水族館のように周りは水だが、動きづらさ等は感じられなかった。
「──────────」
「─────────」
2人は会話をする。この固有反転の中では神でさえも中を把握すことは不可能だ。
今この会話は彼らしか知らない。
「それは同意ととるぞ?」
「───まぁ、いいでしょう」
会話が止まる。そして2人の戦いがまた始まった。
場所は変わり、固有反転の外。
「ねぇ、ちょっとこれは違うんじゃない!?サタン!」
城の最上階で固有反転に突撃作戦をしていた。
あれだけ啖呵切っていたユーロも今は動揺している。それほど【この作戦】が脳筋だったからだ。
(大丈夫だ!ユーロ!俺の作戦を信じろ!)
「信じられないよ!何!?下で爆弾を爆発させて、その風で浮いた木の板を使って突撃作戦って。
作戦を使えばなんでもいいんじゃないでしょ!」
ユーロが怒るのも当然だ。今からやろうとしている作戦は文字通り強引な作戦だ。
まぁそれでも時間が無いので1番成功率が高く、それでいて早めに準備が終わるのがこれしか無かった。
「うだうだ言ってんな!ユーロ!どうせ行くんだ派手に行こうぜ!」
(行かないから煽るナイフ)
(帰ってきたらクスッチに彼女が女って言おう)と心の底から誓うユーロであった。
ナイフは上手く誤魔化していると思っているが、気づいていないのはクスノキだけだ。
「行くぞ!3、2、1、ゼロ!!」
ナイフが下の爆弾を起動させる。その爆風でユーロが乗っていた板は大きく上に吹き飛んだ。
「いやー!!!!」
もうやけくぞだ!とユーロは足を巧みに操り見事固有反転の中に入ることが出来た。
読んでいただき本当にありがとうございます!
次の話と繋げても良かったのですが、次の話がとても長くなりそうなのでここでストップしておきます
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