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永劫回帰は夢を見ない  作者: ユナ
第2章 国盗り編
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会議

サタンのカタカナでの会話読みにくいから設定消しました。

見切り発車でやる事はやっぱりろくな事にならない。

【それで何か用ですか?サタン。私暇じゃないんですけど?】



ポテチを食べながらムーンはサタンに愚痴をこぼす。この部屋には何も無い。逆に言えば全てがある。ムーンが願えば出てくるのだ。だが友達の作り方が分からないのでいつも1人。

まぁ、可哀想とは思わなくていい。

友達がいたところで──────



「お前はいつも独りだな。仲間を売るサディストに相応しい」



【酷いですね。わたしの心のガラスが傷つきました。涙で前が見えません】



棒読みで喋っている。涙も出てない。これで騙されるやつなんて居ないだろう。

全能神という肩書きを持っているこの女だが、やる事がなくて暇なのだ。

と言うか、やる事が全部クズすぎて誰も頼まないのだ。

それでも彼女が全能神の地位についているのは─────




「お前に逆らう気は今の所は無い。お前ほどの強い奴も居ないだろう。お前のオモチャはまだあるのか?」



【オモチャとは?もしかしてクスノキさんの事ですか?まぁ酷い!私はそんなこと思ってないですよ?】



「もういい。帰る。収穫は無かったか。」






そんな事を話していたサタン。これ以上話した所で特に何も無いと悟ったのだ。それをユーロに話す気は彼には無い。言ったところで無駄なので。

サタンはまたユーロの心の中に入り、眠ることにした。






クスノキ達の会議が始まった。とは言っても話すのはナイフとユーロとシロとクスノキの4人だけ。

その他の人間は、後ろから見ている。

クスノキは1つのノートを出して説明する。




【クスノキ、ユーロ、ナイフ、4日後に選別で死亡】



「この未来日記によれば、私達は4日後に死ぬと書いてあります。そして、選別はあの鐘がなった時に起きた現象でしょう。私達は4日後までに選別を止めなければ行けません。

つまり、国を落とします。」


主観クスノキ



そう、俺達は4日後に死ぬ。だからこそ、この未来を止めなければいけない。多少の血は流れるだろうが、仕方ない。こちらも生きる為なのだから。

人間とは生きる為に血を流さなければ生きていけない。そんな、不器用な生命体なのだから。



「ク、クスッチ。それさ。」



ん?どうしたユーロ。やはりお前もこの未来に衝撃を覚えたか。だが安心しろ。俺達なら─────



「それ家の国の国宝だよね?3年前に盗まれたっていう、もしかしてクスッチが?」




あ、やべ。




「それが無くなったせいで結構なトラブルが起きたって話だよ?私はその時はいなかったけど。そんなのってさ────」




う、うん。




「─────かっこいいじゃーん!!やっぱり凄いな!クスッチは!!!」




だと思ったよ。そう言うと思った。だから止めなかったんだが。まぁ、王女が承認したのならいいだろう。

ではやろうか。国落とし。

お前もやるよな?ナイフ?




「ナイフ。貴方もまだ死ねないはず。この作戦に参加してください」



「皆まで言わなくていいです。言われなくてもやりますよ。盗賊なんですから楽しみましょうよ!何事も!」




後ろからも声がする。どうやら他の奴らも同じ気持ちらしい。覚悟は決まっていたようだ。

さぁ始めようか大掃除を。俺はヒーローじゃない。ましてや主人公じゃない。だから何でもやる。

この体で出来るところまで登ってみせる。




もうひとつの目的の為に─────





会議は終わり。少し経ったあとのこと。



「ユーロ少し暇ですか?」



「何?またお説教?」



「いえ。貴方の取り戻す国に教会はありますか?」



「?いやあるけど?教会は祈る場所だよ?君が神を信仰しているとは思えないけどね。そういう物も持ってないし。

ただ私の国は聖地だからね。他の国と違うよ。神が招き入れるが条件だけど。神と直に会えるんだよ。うちの教会は。」




あぁ、そうかそれはそれは好都合。会おうぜ?神様よ。1発ぶん殴ってやるよ!!









読んでいただき本当にありがとうございます!


台風が怖いな。




星を増やしてくれるとありがたいです。




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星ももちろん大歓迎!




具体的には☆☆☆☆☆を★★★★★にね。




そうするとロリのやる気が上がります。

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