表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
永劫回帰は夢を見ない  作者: ユナ
第一章 なんやかんやあってロリになった日
27/274

密室殺人事件。Bパート

あらすじ 事件はふくざつだ


事情聴取レポート



第1発見者はアップルだ。彼は被害者とは息子と父の関係。次期当主、いや被害者が亡くなったので、現当主だ。

彼は被害者と午前9時に街へ出かける約束をしておりその時間になっても来なかったので迎えに行ったところ死体を発見したということだ。

つまりこの時点で死亡推定時刻は午後12時から午前九時の約9時間になった。そしてナイフからの報告でメイドが朝5時に被害者を見ているので4時間になった。


つまり[死亡推定時刻は午前5時から午前9時の間]という事だ。

だいぶ絞れたな。もう、外部からの線は消えたに等しい。やはり内部からの反抗だろう。


続いて第2発見者の話。


第2発見者はクレープ。死体を発見したアップルの声に反応してきて死体を発見した。朝5時に被害者を見たと言っているのもクレープだ。

そしてここが少しややこしいのだが被害者の部屋のドアに最初に手をかけたのはクレープらしい。

「私が午前9時になっても部屋から出てこなければ起こして欲しい」と午前5時に頼まれたらしい。

そして起きてこず開けようとドアノブに手をかけた瞬間ストロベリーが花瓶を割ってしまいその後始末をしたということ。

その間にアップルが入り死体を発見したらしい


つまり時系列的に言うと



被害者とクレープが会う(午前5時)→クレープが被害者を起こしに来る(午前9時)→ストロベリーが花瓶を割る→クレープが後処理をする→その間にアップルが部屋に入る→死体発見


───という事らしい。ややこしいな。



だがここで興味がある情報がナイフから来る。それはクレープには明確な被害者を殺す動機があると言うこと。

クレープと被害者は体の関係にあり、それが終わるとクレームは自室でいつも泣いていたと他の人が明らかにしたと。


まぁ、そんな事を言ったらアップルも現当主になりたかったから殺したという動機を作れるのだが。

実際に被害者が無能すぎてこの家は他の貴族から笑い物扱いになっていたらしい。

アップルはその事に憤りを感じていたとか。




話を戻そう。次に部屋に入ってきたのは被害者の妻でありアップルの母でもある『ライム』だ。

アップルの横にいた人だな。陰に隠れていて目立った印象は無かったかな。

同じ家に住んでいるが部屋は違う。何が言いたいか分かるだろう?仲が鬼のように悪かったらしい。


靴の向きが違ったり、少し変な行動をするだけでどちらかが責めて喧嘩になっていたと。時には物を投げてアップルが止めに入って居たほどだ。

これも動機があるな。動悸がありすぎでない人を探した方が少ない気がしてきた。


ライムは朝から庭でガーデニングをしていたと言っているが誰も見ておらずしかも、そんな早い時間からやるのか?という疑問もある。信憑性はない。


ほか2人はそもそも昨日までこの国にいなかったから割愛。ややこしいからね。さてここから調査しますか。

まぁいちばん怪しいヤツからね。




「─────で?なんであたしの所?あたしが1番怪しいから?やっぱあんた嫌いだわ」


こっちだって願い下げだ。まぁストロベリーこいつがいちばん怪しい。てか犯人だろ。ほらイチゴって赤いし。


「────ストロベリーで苺って赤いから犯人とか決めつけてんのならぶん殴るわよ?」


そんなわけないじゃん。明確な理由があるよ。え?言ってみなさい?嘘じゃん。部屋にすら入れてくれてないのに?やばい、ええいままよ!適当に指させ!!


────えーと目を開くと指を指していたのはタンスですね。ある訳ないじゃん。終わったわ。


「アンタ」


ほら怒られるよ。

はぁ、いくつになっても怒られるのは─────



「見たの?」


え?



「あのタンスの中身を見たの!!?言いなさい!」


「いえ別に。ただ、在り来りというか」


なんて言い訳してるの俺。在り来りって何だよ。



「─────そ、そう。見てないのならいいわ。今日はもう帰って。お願い」



「分かりました」



ちょっと気まずい雰囲気なって調査は終了。まぁ仕方ない。 次はクレープの部屋に行ってみるか。

ゴールデンウィークとはなんですか?美味しいんですか?仕事ですけど?


読んでいただき本当にありがとうございます!




星を増やしてくれるとありがたいです。




面白かったと思ったらブックマーク!




感想やレビューもお待ちしております!




星ももちろん大歓迎!




具体的には☆☆☆☆☆を★★★★★にね。




そうするとロリのやる気が上がります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ