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永劫回帰は夢を見ない  作者: ユナ
星の出で立ち編

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252/278

とりあえず最初ぐらい旅しよう

ブレインは、書いてて楽しい章ですね。

クスノキ達は、直ぐにトラブルにあい、助けて貰った。はてさて、いきなりの前途多難。どうなる事やら!!


――なんか変なナレーションが入った気がするが、まぁいいや。

さてと、ブレイン治安維持部隊、プログラマーねぇ。確実にムーンの手が入ってるな。薄々感じていたが、ここは仮想空間と言うよりは、プログラミングの世界なのだろう。

そして、あの化け物は――


「アクセサさん。あの化け物は、何なんですか?」

「あれは、【バグ】という存在でね。我々の世界を脅かす敵のような存在だ。我々プログラマーしか、奴は殺せない。だからこそ、我々が戦っているんだ」


アクセサは、得意げに銃を構えて見せつけてきたが、無視しまーす。

なる程ね。要はデバックって事だ。昔趣味で覚えていたプログラミングがここで役立つとはね。

ただ不思議なのが、それをこんなあからさまにやるもんかね?

まぁとりあえず、危機は去ったと見ていいのかな。であれば、少しブレインについて聞いてみようか。

アクセサは快く答えてくれる。


「勿論だ。客人の疑問に答えるのも、治安部隊の役割だからな」

「…そうですか。二つほど聞いても?」

「あぁ、どうぞ」

「ブレインでは、あのバグという奴は定期的に、現れるんですか?」

「あぁ。だが、最近現れる頻度が増していると言っても過言では無い。何か、不吉なことが起こらなければいいのだが――2つ目は?」


…聞いてみるか。アクセサは、気の良い奴っぽいし、何か収穫があるといいんだが。


()()()()()という人を知っていますか?」

「……すまない。知らないな。その女性の名は聞いた事もない」


はい嘘。俺は、人としか言ってないのにアクセサは、女性と確信している。つまり心当たりはあるという事。

さて、やはりアルミシアはブレインにいる。そして、彼女はやはり敵対しているのでしょうね。

問題は、アクセサがアルミシアについてぼかした事。彼女はアルミシアの敵か味方か。


「……」

「客人。何か?」

「いえ、なんでも」


まぁ、これ以上の詮索は危ない…か。

一応、まだ味方のケースも考えられる、か?

少し…あるこう



◇◇◇◇◇


「ここは?」

「ここはブレインの入国審査所だ。一応君達は、客人という扱いだが、手続きはやってもらないと困る」


ブレインの入口から徒歩五分。来たのは、日本で言う役所。ここで住人の登録や、滞在権の獲得等をする。

クスノキ達は、ここで色々と説明を聞いた。ユーロとハクアは寝ていたので、彼女らを白い目で見ながら、話を聞く。

そのなかでも重要なのは二つ。


1・ゴミ処理の穴に絶対に入っては行けない


「(入らないけど…)何故?」

「簡単です。二度と出てこられ無いからですよ」


2・犯罪をしてはいけない


「(わざわざ書くことか?)…まぁ、当然ですね」

「他の国では、小規模な犯罪であれば、厳重注意で終わる可能性もあるでしょうが、ここでは全ての犯罪が牢獄行きですのでお気をつけを」


ここで、クスノキはあるミスをした。

本来ならば、身分を証明する為アリエルから貰った証書を渡すべきだった。だが、忘れておりそのままにしてしまう。それか、後々どうなるかはお楽しみだ。

アクセサは、役所に案内し終えた後行動を別にする。彼女の清々しい笑顔に、少し不安を覚えるクスノキである。


「…クスッチ。どうした?」

「ん? いや別に?」


(お気楽だなー)と、クスノキはユーロをある意味感心していた時、ハクアがこちらに近付いてきた。


「ユーロさん。さっきの入国証って私やクスノキさんも貰えるの?」

「おう、貰えるぜ! 確かに…あったら便利だね。とりあえず貰いに行こうか。場所は…快晴ゾーンだっけね」

「…とりあえず、歩きましょ」


こうして、クスノキ達のブレイン旅行が始まった。

読んでいただき本当にありがとうございます!


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