シャラララ
あらすじ 事件解決したいな。
──密室殺人。
それは1度はテレビや漫画で見た事あるであろう物。
それは少し解決する事に憧れる物。そしてそれがついに俺の目の前に来た。
~朝~
盗賊の森でシロのブラッシングをしている俺。する必要あるのか?と思ってしまうほどサラサラなのだが本人がやれと言うのでやっている。
後20分で出発だ。やることも無いのでアニマルセラピーと言うやつだな。
『頭。今回の依頼は厄介ですよ?本当に受けるんですか?この『主人を殺した者を探して欲しい』なんて、面倒事な依頼。あなたはこういうの嫌いだと思っていましたが』
いや?
「ナイフ。私はこういう依頼は好んでいません」
「やっぱりですか?では何故?」
そんなのはね。勿論
「────カッコイイからだよ!なぁクスッチ!ナイフも分かるだろ?犯人を集めて貴方だ!って言う奴!クスッチから昨日聞いたけどやっぱりカッコイイな!!」
「いやいや。ユーロさん。人の命が失われているんですよ?カッコイイなんて失礼だ」
そうだな。まぁ、その主人も黒い噂が絶えなかったそうで、恨まれている人間は数え切れないと言われている。自業自得と言えばそうなのかもね。
「大丈夫しょ!浄化があればなんとかなるって!」
ユーロは人の事ブラックライトと思ってる?んな都合よく指紋とかでないよ。まぁ、こっちとしても秘密兵器があるからそんなに不安では無いんだけどね。
さぁそろそろ行こうか。事件解決に。クスノキッホームズで行くか。辞めとこ。
「──────どうも。探偵のクスノキです」
「こんにちは。お越しいただきありがとうございます。私は専属メイドのグレープです。さぁ、どうぞこちらに」
美人なメイドがお出迎えしてくれた。ギルドからの情報によれば俺は難事件も即座に解決する天才探偵クスノキとして行くらしい。かませ犬っぽい名前だ。
───それにしても大きい家だな。小学校の体育館ぐらいはあるんじゃないか?それが2つ繋がって家が完成している。大豪邸だな。
だが地主はそこまで裕福ではなかったらしい。この国の土地が安いので見栄を張るために作ったらしい。そこで大きな借金を作り、大勢の人間を敵に回してしまった。それが昨日の悲劇に繋がったようだ。
この扉の先の凄惨な事件へと─────
「お連れ致しました。天才探偵と名高いクスノキ様です」
俺達がそこに入るとメイドが2人、そしていかにも関係者ですという人が4人。
一応挨拶しておくか。
「どうもお見知り置きを」
「・・・・・・・」
はい!まさかの全員無視。メイドぐらい挨拶しなさいよ!
てか空気が重苦しい。まぁ見知った人が死んだらこういう空気になるか。
「何?あんた?こんなガキが探偵?笑わせないでよ!ままごとならママとやってなさい!!とっとと帰れ!」
うぉっと!いきなりの罵声が飛んできました!しかもノンストップで何個も。こりゃあとことん性格悪いな!もうこいつ犯人でいいんじゃない?レベルだけども
その言葉を放ったのは椅子に座る如何にも長女のような見た目をした。お嬢様だ。
「─────聞こえなかったの?とっとと帰れって言ったのよ!ガキなんかがでしゃばるんじゃないわよ!!」
ガキ、ガキ、うるさいなぁ!まぁ、正論だけども!俺だってあっちの立場で子供が探偵を名乗ってきたらそりゃあキレるけどさ。あんなに怒る事かね?
ん?ナイフ?どうした?
「失礼。助手のナイフと申します。このまま帰る事に別になんの躊躇いもありませんが、その時は貴方が容疑者候補と報告しますがそれでも?」
「は、はぁ!?なんで私が!私は殺してないわよ!」
「確かにそうかもしれません。ですが、私たちにそういう態度をとるということは、そういう事になるとご承知下さい。客観的に見ても、言動から見ても怪しいのは貴方ですので。」
「あ、あんた。私を脅す気?冗談じゃないわ!!いい加減に!」
「────いい加減にするのはお前の方だ!ストロベリー!これ以上我が家の恥を晒すな!!」
「くっ、アップル兄さん。分かったわよ」
止めてくれて感謝したいな。あのままでは手が出てたかもしれない。焦る気持ちはわかるが自重して欲しいものだ。
てかさっきの人がアップルか。資料によれば彼が─────
「すまないね。バカな妹が迷惑をかけた。私はアップル。今は亡き当主に継ぐ現当主である。探偵クスノキ。会えて嬉しいよ。」
「……こちらこそ。よろしくお願いします」
一応挨拶はしておいた。きな臭いな。それが初印象。
時間の無駄なので、俺はナイフに事情聴取を任せて現場に行く。
事件が起きたのは書斎。ぶっちゃけわからん。なので秘密兵器を出す。
聞こえてるだろ?なぁ神
【本当に私の事ドラえ〇んだと思ってません?】
いやいや全く?さぁ頑張ろうか!タケコ〇ター出して!
【思ってるじゃないですか。てかどうやってそれここで使うんですか?】
まぁ正直犯人は〇〇だを言いたいだけ。
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