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永劫回帰は夢を見ない  作者: ユナ
第一章 なんやかんやあってロリになった日
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クスノキの楽しいお料理教室

あらすじ 料理作る。

「クスッチ。流石にさ、卵を焼いただけで料理と言うのはどうよ?こんなの見た事ないよ。」


えっ?ちょっとまって?お前どっちの味方?俺のだよね?

確かに傍から見たら卵を焼いただけに見えるのか。だがそれは食べて見ればわかる!ふわふわの卵に熱々の半熟部分が出てきて口の中に広がるハーモニー。美味しいぜ!


『では食べようか。うむ悪くない。だが足りぬ。もっとよこせ』


お任せよ!もう2品作ってやるぜ!米が欲しかったな!まぁ無いものは無いんだから仕方が無い!後は鮭?っぽい魚があるから塩焼きと、味噌?ぽいものがあるから味噌汁だな。これぞ日本の朝ってやつだな。朝じゃねぇけど。



レシピ2 味噌汁



具は大根みたいなやつとほうれん草みたいなやつと少しのネギだ。

大根はかつらむきをして扇形に切る。この時少し爪楊枝で穴を少し開けるといいぞ(個人の感想です)


ほうれん草は土を落としたら水洗いをして湧いたお湯に塩を少し入れ下茹でをする。15秒ぐらいかな?それぐらいしたら取り出していい。ポイントとして茎の部分から入れるといいぞ。


ほうれん草は茹ですぎると良くない気がするからまずは大根のみから茹でる。火が通りにくいからね。爪楊枝で簡単にさせるぐらい柔らかくなったらそこにほうれん草を入れる。


味噌を入れる。その時はそのままボチャン!では無く茶こしみたいなやつで混ぜながら溶かしていく。こうすることで味噌がダマにならずに溶かすことが出来る。この量だと2人前ぐらいだから大さじ4ぐらいでいいかな?


そしたら少し火を弱め加熱する。沸かしちゃいけない。沸かしたら香りが飛んで味が落ちてしまう。


~5分後~


少し味見。うん!いいね!おふくろの味と言うやつだ。ということで2品目もいく。


レシピ3 鮭?の塩焼き。



鮭はまず鱗を落とす。日本の鮭の鱗は柔らかいんだけどここはカッチカチだ。水質の違いかも。

右上から左下にサッサと鱗を削ぐ、目に入ると危ないのでいい子はゴーグルをしよう。

鱗をとったら内蔵を取る。腹を切ってボリュ!と出していく。モザイクかけないとかもしれんな。昔魚の捌き方は習ったからちょちょいのちょいのおちゃのこさいさいのさいだ。

腹に溜まった血を水で洗い流してそこから3枚に降ろす。しっぽから背骨を感じながらガリガリと斬る。臆っちゃいけない。勢いに任せてガリガリといく。

右側と左側と背骨の薄い場所の3枚に分けられたらOKだ。


『貴様、それで完成という訳ではあるまいな?』


そりゃもちろんよ、こっからが本番よ。


まずは血合い骨をとる。さっさっと、骨を骨抜きは無いので指でとる。この体は便利だ。他の骨も目立つならとる。だいたい一直線になっているので、取りやすいと思う。さっきの3枚下ろしに失敗するとこの骨がバラバラになって少し骨取りが面倒になる。

皮はあった方が美味しいよね?俺は好きだ。

そこに塩を振って五分ほど置く。これは塩を馴染ませて下味をつけるためと鮭から余分な水分を抜いて臭みを取り旨味を凝縮させるためだ。

……この内に聞いておくか────────



「ホワイトベアー、私たち二人の他にもう1人男の人がここに来ませんでしたか?」


『否。ここでは見ていない。部下に探させよう。我を満足させることが出来れば安全に返すと約束する。お前の料理は興味深い。見てて飽きぬぞ。』


部下が動いて行った。一安心だ。魔物も千差万別だね。人を襲うテンペストみたいなのも入ればこうして和解を提案してくれる魔物もいる。俺は困った事があれば力を使えばいいって思ってたけどそうもいかないらしいね。困った世界だ。



ん?そうこう言っている間に鮭が準備満タンか。鮭から出た余分な水分を拭き取り強火で焼く。この時皮目から焼くといいぞ。抑えながら焼くとなおよし。皮がパリパリになる。ポワレというフランス料理の手法だが、まぁ、地球じゃないし大丈夫だろ。


ということで完成!


―卵焼き


―味噌汁


―鮭の塩焼き



頼む!俺の故郷の最強の朝ごはんだ。これしか自信を持って作れない。あー、料理教室とか行っとけばよかったかな?


『では頂こう』



ホワイトベアーはさっき食べた卵焼きをもう一度食う。


『ふむ。やはり悪くない、卵のまろやさを砂糖の甘さで舌を包み込んでいる。舌に花畑が出来た感覚だ。』


グルメ家だ。いいね。少し嬉しい。

続いて味噌汁を飲む。


『ふむ。これも良いな。暖かい味噌のスープが身体に染み渡る。大根の茹で加減も良い。柔らかく味が染みている。ほうれん草も良いクッションになっている。全体が全体をより良くしようと努力している。誠に良いな。』


まじで饒舌だな。聞いてるこっちが恥ずかしくなってきた。そして1番自信のない鮭の塩焼きだ。なんでって?だって、鮭かどうかすら分からないのよ?



『良いな。鮭の甘い油が口の中を通っていく。美味い。これ程素材を上手く扱える人間がいるとは。気に入った。我は満足した。お前たちの非行を水に流そう。良い働きだった』


ユーロが解放されて俺に抱きついてきた。ぶへ!そんなに不安だったのか


「クスッチ!ありがとー!あとさっきの料理ー帰ったら作ってー」


不安じゃねぇわ。ただの食欲だわ。やっぱ1回食われた方が良かったかな?

あと料理私も食いたい。少し余ってるから余分に作るか。さぁ!みんなでパーティーしようー!!!!



*


はぁ、はぁ、はぁ、と息を荒らげて洞窟を走る男がいる。


「頭。ユーロさん!助けにまいりま、、し、た、ぁ?」



ナイフの目の前にはホワイトベアーとクスノキとユーロがパーティーをしている姿だった。



「──────何これ?」



レシピ雑ですいません。


誤字を直しました。言ってくださった人ありがとうございます。



読んでいただき本当にありがとうございます!




星を増やしてくれるとありがたいです。




面白かったと思ったらブックマーク!




感想やレビューもお待ちしております!




星ももちろん大歓迎!




具体的には☆☆☆☆☆を★★★★★にね。




そうするとロリのやる気が上がります。

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