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永劫回帰は夢を見ない  作者: ユナ
黄金変容編

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212/278

逆転開始

パチン、と。アルギュワが指を鳴らすとゲームがリセットされる。先程の日本の風景は消え、元の宇宙空間に戻っている。どうやら本当にリスタートらしい。

術式が起動していく。また同じように浮遊感が表れ、ゲームがスタートされる。髪はなびき、目は開き、意識を高く保つ。

一応戦略としては、アルミシアに何とかしてもらう。だが最悪俺の固有魔法を使おうかな。ただ使いたくない。正直あの願いで固有魔法が構成されたのなら、発動した瞬間何が起こるかわからん。


この戦略の壁は一つ。

1・どうやってアルミシアを説得するか。


――正直これにかかっている。どうするか…うーん。まぁなるようになるか。


前を見ると、アルギュワが笑っている。どうやら先行は譲ってくらるらしい。では――と一言目を言おうとした時、止める声があった。


「待つのです。クスノキ」

「なんですか?」

「1番最初は私が言うのです。黙ってろなのです」

「そうですか。ではお好きに」


どうやら杞憂だったらしい。俺が何も言わなくても彼女はやる気になったようだ。それが俺が無能だからというのだからお笑い草である。


アルミシアの手に魔力が込められる。そして深呼吸…からの魔法を発動する。その表情は少し不安げで、だが堂々と前を見て発する。


【固有魔法! 電脳世界(ライブラリ)


ここでアルミシアは、切り札を使うことになった。


++++


アルミシアの固有魔法である、電脳世界の能力は至ってシンプル。

【自分が望む最適解を計算によって導き出す】ものだ。電脳世界であるブレイン出身の彼女だから芽生えた能力であり、その力も現実も言うよりは、電子の世界に近い。

固有魔法とは、本人の人生の具象化とも言える。どうなりたいか。どう生きるか。どう戦いたいか。

彼女はこれに【戦いたくない】と答えた。これは臆病ではなく、剣を使わず、血を流さずに相手を殺す方法を知っているから。

情報、言葉。それは第二の見えない武器である。彼女の固有魔法は、それを駆使して戦う。


彼女の固有魔法が発動されると、魔力の向きが全て一定に操作される。今までちぐはぐだった魔力に指向性を持たせられる。

そしてその魔力一つ一つを繋げ、まるで蜘蛛の巣のように一つの巨大な網を作る。繋がった魔力は双方が作用し合い巨大な構築術式を作り上げる。

それはまるで、インターネットの二進数のようだ。彼女はその構築術式から演算を開始し、調子が良ければ未来予知すら可能である。まぁ今回はそこまで魔力操作ができていないのであるが…


+++


(使ってみたけど、ここの魔力特殊すぎるのです! クソ空間が!)


アルミシアの額に汗が出る。魔力を繋げるなど、普通の人間じゃ言葉にすら出ない。不可能だとわかっているからだ。だが彼女の固有魔法はそれを可能にする。それはメリットだけではない。繋げる為には相当の集中力が必要になる。

一番のデメリットは、タイムリミットがあること。繋げて演算が始まると、彼女の脳には大量の情報が流れ込んでくる。時間は五分。それを過ぎると、彼女の脳は焼き切れて、細胞崩壊が始まってしまう。

 

「クスノキ…もうすぐ演算が発動するのです。タイムリミットは五分」

「そうですか。十分です。始めましょう」

「フフ…随分と他人事なのです。これ割とキツイのです」


であれば急ごう。演算がどれ程のものか、それは分からない。でも何とかなるだろ。ケ・セラ・セラじゃい!


読んでいただき本当にありがとうございます!


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そうするとロリのやる気が上がります。

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