聖なる力
あらすじ なんか扉があった。
試練のようなものを終えて俺たちはついにエッグケイブに入る。
奥の扉を抜けるとそこには階段があり、そこから降りて本番らしい。階段も不気味で下は見えず、不気味な雰囲気が漂ってきている。
小さいから見えないのかもしれないが言ったやつは叩き切る。
コツコツコツ・・・と階段をおりる。
「まだ引き返せますよ?もうひとつ扉があります。それ迄は。」
ナイフが俺を見ている。まぁ、そういう訳には行かない。
そういえば言ってなかったけどスプラッタ王国を目指す理由は冒険者になり有名になることだ。そうすれば色々な情報が手に入るし、面倒事にも巻き込まれない。
とりあえずそれで様子を見たい。あと美味しい物食べたい。
「まぁ、大丈夫っしょ!何とかなる!なる!!」
凄いユーロの声が響く。まぁ、俺も。
「私も同じです。何とかなります。このまま進みましょう。」
「了解です。俺が守ります。ご安心を」
そんな話をしていたらもうひとつの扉があった。鍵はついておらず押せば開く軽いトビラ。
「押してください」
ナイフは俺に押させようとしている。こんなの誰がやっても同じだとは思うが、それでも俺が開けることに意味があるのだろう。
扉が開く。その先にある未知と広大な景色を見せるために。
その先にある景色はまさしく一望無銀だ。
先程までの洞窟と同じ場所なのか?と疑えるほどの広い空間。所々に石の柱のゲートがあり、その柱は天井に登っているがその天井は暗くてみることが出来ない。
壁には色とりどりの光虫がいて、赤、白、黄色、など色々な色を岸壁に映し出す。
日本ではまず見られない光景だ。ここをこれから攻略していく。ワクワクが止まらない。
ただその前に1つナイフの教室が始まる。
「今回教えるのは魔法です」
おおっ!待ってました!俺も使いたいのよ、火の魔法とか氷の魔法とかさ!どうするんだ?どうやってやるんだ?
「最初に言っておくんですが、頭は」
うんうん。
「魔法使えません」
、、、は?えっ?うそ?え?なんで?こういうのってだいたい使えるじゃん。なんかすべでの魔法を使えるみたいな感じかな思っていけど使えないの?
ナイフの発言により全員が黙り、少し嫌な空気が流れる。静寂で全員気まずくて、誰か話して欲しいと思っている。
「あーいや、言い方が違いましたね。頭は魔法が使えます。ただ例外の存在なのでこれから教える魔法は全て使えないということです」
ん?どういう事?
ナイフの話だと魔法は全部で4種類あるらしい。多いな
――攻撃魔法
――防御魔法
――召喚魔法
――固有魔法
大雑把にこの4つだ。
攻撃魔法は火を飛ばしたり凍らせたりする文字通り攻撃する魔法。
防御魔法は最初で会った時のように霧を貼ったりする防御する魔法。
召喚魔法は召喚するだけなのでスキップ
そして、固有魔法はこの世にひとつしかない己のみが使える魔法。千差万別で生きる人の数、固有魔法がある。
そしてここから俺が例外だという話しになる。どうもこれは魔法というか魔法を発動する魔力に関係することらしい。
「魔法を発動する魔力は人間の中に2種類存在します。1つ目が+の魔力 2つ目が-の魔力」
攻撃魔法を例にして教える。
攻撃魔法の「火球」というものがある。手から火の玉を作ってそれを動かして相手に攻撃する魔法だ。
この魔法では主に2つの動作がある。「火の玉を出す」と
「火の玉を動かす」の2つだ。
この場合「火の玉を出す」のに使うのが+の魔力。そして「火の玉を動かす」のに使うのが-の魔力。
つまり目に見えるものを作るのが+ 目に見えない斥力や引力を作り出すのが-と思ってくれていい。
そしてここからが本番だ。人間には+と-のふたつの魔力がある。だが、、
「稀に+の魔力しか持たない人間。そして-の魔力しか持たない人間が生まれてきます。人間の設計図での欠陥品。ですが、だからこそ使える魔法が存在します。+の魔力しか持ってない人間は【聖なる力】。そして-の魔力しか持たない人間は【邪なる力】を扱えます」
神はあの時聖なる力を渡してきた。なるほどそりゃ例外だわ。
固有魔法も後々出てきます。
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