プロローグその2
リビングに行き食事を始めてから少し経ったが、精神はまだ子供なのかなかなか言い出すことができなかったがついに勇気を振り絞り都会に行きたいという事にした。
「ねえ母さん僕さ、兄さんたちみたいに都会に行きたいんだ」
「そうかい、あんたもそういう歳かいだけど、まだ駄目だ。なんたってあんたはまだ未熟だからねぇ」
「じゃあ何時になったら都会に行けるようになるんだ!」
そういって僕は途中で家を出て行ってしまった、どこまでもどこまでも駆けていった。
気づくと辺りは真っ暗だった、どうやら森の中まで入ってしまったようだ。
とりあえず明かりを探すことにした、すると近くに明るい物が見えるではないか僕は喜んでそこへと走って言った。
しかしそこにいたのは人ではなく大きな南瓜の化け物だった、そして僕は呆然と立ち尽くすと南瓜の化け物
が襲ってきて、慌てて僕は逃げるも右腕を食われてしまいそのあまりの痛みに南瓜が破裂する音と共に倒れてしまった。
慌てて目を覚ますとそこは見知らぬ天井だった、そして右を見るとそこに腕はついていなかった。
僕は、あまりのショックに頭がおかしくなってしまいそうだったが何とか気を持ち直した。
そして僕はこの腕を治す事を決意し、疲れたので横になる事にした。