プロローグその1
初投稿です
眩しい陽の光に照らされて目を覚ますと、目の前には見慣れない景色が広がっていた。
........?意味が分からない、なんで昨日自分の部屋で寝たのに見慣れない景色が広がってるんだ?
とかベットが堅くて背中が痛いとか思っていると、急に頭の中に情報の海が流れ込んできた。
そしてそれによると、今の自分は田舎の村の農家の三男坊の少年アルスであるら
しく自分には二人の兄がおり、その二人は都会の方で暮らしていて、自分はそれを
うらやましく思っていると、いう事だった。
それを頭では理解したが、自分が生まれ変わったという事に混乱した状態であっ
た自分は急熱を出して倒れてしまった。
そしてまた目を覚ますと少年アルスの母リリーが声をかけてきた。
「アルス?目を覚ましたかい?調子が良くなったらリビングに来な、飯の時間だよ」
とりあえずもう熱は無いようだ、そして気持ちが整理されたのか生まれ変わった
という事にも納得できるようになったみたいだ。
という事でリビングに向かう事にした。
するといい匂いが漂ってきた、どうやら夕食はシチューみたいだ、そしてなんとな
くアルスの為にも都会に行きたいという事を言おうと思った。