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ししょう、でし、かみさま

何で二週間経ってるんだ



 記憶を探っていると謎の記憶が。どうやら俺はこの少年だったようだ。(超速理解)

俺はちょっとだけお茶目なおじさんで、飲み過ぎで倒れた前世の記憶とこのドウッデッモイィ村で10年過ごした記憶が記憶が混雑しているようだ。ここまで分かるって俺天才。

前世の記憶が覚醒したことによって俺は改めて状況を考える!


 まずいつどうり村でミカさんのスカートを観察していたはず、毎日スカート観察が趣味とか俺ってもしかしてエロガキ?いやばかな、親父も兄もみんなやってたぞ。


 もしかして血筋?泣きそう。


 うーん回想in


日課のランニングをしていたはず、体力作りは趣味でやってた。元気いっぱいの十歳だ。遊び回って帰ってきたらいつの間にか村がもぬけの殻の殻だ、原因探ればすぐに発見、なんかすっごい美少女だ、生存本能が全力で逃げろと叫ぶが見惚れてて足がぴくりとも動かなかった。


 真っ白な髪にピンと立った狐耳、巫服を纏った姿は可憐で愛らしい、あどけなく儚げな仏頂面はか弱い女の子に見える、だが近づいてきたら凄まじいプレッシャーだ、だと言うのにこっそり影から覗いてしまう、隠れて置けば良いものをわざわざ近くにきて覗くなんて本当にどうかしてる。


 そして話し掛けられたんだ。


「ねえ」


 呼吸が止まった、吸い込まれる黒の瞳に俺が引き込まれた、錯覚なのに身体機能が停止した。




停止してた体を無理やり動かす、ようやく、ようやく意識を取り戻す、現状を無理やり受け入れる。美少女が体をぺたぺた触っていること、品定めする目で観察されていること、この状況で絞り出した答えは。



「おおお前は、い一体何者なんだ!」



びっくりするほど初歩の質問、すごい声かすれていた。


「化け物」



 蛇に睨まれた蛙が如く停止する、逃げ出そうにも生まれたての子鹿の如くぷるぷる震える。



「なななにが目的だ!ぜぜ絶対食われないぞ!」


 おかしくなって精一杯の虚勢をはる、なけなしのプライドを張り声を出す、体は何を思ったのか美少女に立ち向かったのだった。




 うん、回想終わり。最後右手が一瞬ぶれたかと思えば倒れた、多分顎を一瞬掠め脳を揺らしたのだろう。前世で格闘マンガ読んで良かった、格闘技のなんちゃって知識が役に立つとは。


 前世の記憶があるが概ね問題ない、なんか変な人格混ざってね?

まあ良いや、俺10才だし深く考えても意味無いでしょ。

 

 それより問題は謎の美少女だ、こんな雲の上まで連れてきてなにがしたいんだ。なんかすごい寝てるし。

待つしかないかな?


 て言うかここ寒っ!




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄





 ずっとずっと寝るように、懐かしい夢。転生して初めての夢、ばっちり明晰夢だけど。何でこんな夢見るかな?



 目の前に校舎が燃えている。夢でもいい気分はしない、結末を知っているから。

時々、古い悪夢を見る、いつもだったら大して思い出せずすぐに忘れてしまう悪夢。でも今は知っている、前世を全て思い出して、鮮明に思い出す、あの日の悪夢を。


 目の前の校舎に足を進める、そこらじゅうから悲鳴が聞こえ、皆一目散に逃げ帰る。だが堂々と校舎に足を踏み入れる、悪夢だと知っているから、結末を見届けにきたから。


自慢じゃ無いが自分はほとんど夢を見ない、夢を見るのは悪夢だけ、過去がトラウマ持ってやって来る。

どうしようもない夢の世界、自分の罪を見せられるようで気分が悪い、そのくせ回避できない強制イベントだし。いいとこなしの夢の世界、転生して初めて来るが変わらない。


 変わったのは自分だけ、過去は変わらない、いつ悪夢が醒めるかな。



 校舎の中の5-1の前、逃げずに立ち尽くす少女、妹だ。

火に見いられたようで逃げずずっと観察している。それを止める燃える少年、かつて白原黒炉だった少年。



白原黒音、妹であったその人は火だるまになって燃える、少年は何か訴えるように叫ぼうとするが声が出ない。煙で喉がやられたから当然だ。


このときの後悔は思い出したくない。だけど逃げれない、悪夢として何度も見てきた。


そう思ってると二人の兄妹は倒れ、世界が崩れる。夢の終わり、くそったれの目覚めだ。






 終わった白く塗りつぶされた世界で、ほんの片隅に黒い炎が燻っていることは誰も知らない知りえない、くろねさえも。




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



「微笑ましいの。」


 巫狐之依野大御神はずっと見ている。

八坂村の神として紀元前から存在している神話の住人である彼女はある程度知っている。この世界が何か、なぜ生まれたか。とはいえ知っているだけ、自分の目で確かめる為めくろねを、少年を、世界を観察する。


 彼女の考え方は人間じゃない神様のもの。誰かをひいきすれど誰かを嫌うことはない。子供と好奇心の神様である彼女はその考え方が顕著だ。全てを愛し見守る。それが存在意義だと言う程に。


 とはいえ中でも純粋なものを好む彼女にとってくろねは最高の愛人、前世から裏表なく思ったことを実行できる行動力、気に入らなかったってだけで人を殴るのはくろね位だ。


 そんなくろねに恋い焦がれた哀れな神様は今すぐ手を出したいのを我慢して見守る、彼女にとって今のくろねはスッゴクタイプなのだ。今すぐ押し倒したい程に。因みに性別を越え愛を囁く彼女は母性を司り安産の権能を持っている。



少年、バカ 名前いつでるんか

くろね、むっちゃ本能で生きてる、貞操が危うい

みっこさん、子供好きの変態




すまねぇ筆が乗らねぇ

次:未定、一ヶ月以内のどっか

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