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どうも。75歳から異世界生活始めてみました。  作者: 学生してます。ゆーきです。
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いざ転生!

休校で暇なので始めました!学生なので限られた時間でゆっくりやっていこうと思います。1話1話はなるべく短くして手軽に呼んで貰えるように頑張ります!ではー!お楽しみ下さい!!

#1


俺は、田中まさひろ。

今日で定年退職だ。


平社員として45年間のお勤めを今日終了した。

全く出世できなかった俺だが老後には希望しかない!


『よーし!明日から年金暮らしだ!!』


そんな訳で年金暮らしとなった訳だが、

退職金もそこまで多くなく年金だってこのご時世だ。少ない。毎日もやし炒めを食う生活はもうコリゴリだ。


年金暮らし2年目


67歳になった。

67でやっと趣味が見つかった!独身の身で趣味が見つかったのは最高にありがたい!生きる目標ができたぞお!!


その趣味というのが

【漫画、アニメ】だ!

特に異世界ものがだーいすき!


『あー俺も転生したいなー。異世界に行って第2の人生、、。今度こそは結婚して独り身にならないように、、ってあれ?涙が、、うわああん!』


67にもなって、大泣きした。


それからというもの何とかして異世界に行こうとしている。都市伝説とか、色々試したけど。結局無理!無理!

そんなこんなでもう70歳だぜ。。


ふと思った。

『異世界に行くには、転生するか召喚されるか。召喚の方が確率低そうだよなあ、。ってことは死ななきゃダメじゃね?!』

根本的な所だ。転生するには死ぬしかない。やっと気づいた。

『死、か。怖いな、。やっぱ転生なんて無理だわこれ』




そんなこんなで転生を諦めた俺だが。

75歳の時。余命宣告をされた。末期のすい臓がんらしい。命は持って3ヶ月。よくここまで痛みに耐えたもんだ。と医師は言った。


『これが、死か。1人で孤独に死ぬんだなあ、これから。って待てよ、死ぬってことは転生のチャンスありよりのありでは!ってあれ?痛すぎる。今までに無い痛みだ。』

えげつない痛みが襲ってきた。

多分これから俺は死ぬ。


"死"


せめて転生したい!そう念じながら時が過ぎるのを待った。


フワッと体が軽くなった気がする。


その感覚と共に俺はこと切れた。






((おい、おーい!起きろ!起きろって!))


ん、うるさいなあ、。ってあれ?俺生きてんの?

もしかして、転生しちゃったとか?!

うっひょー!最高だぜ!


((うむ、やっと起きたか))


ん?何だこの声。すげえジジくさい声だな。


((おい!貴様も75歳のくそじじいじゃろがい!))


あ。そーだったわ。で、あなたダーレ?


((わしは神じゃ。全ての世界を統率する神じゃよ。))


神様かー。ってことはやっぱ俺転生じゃなくて死んだのか?


((結論を急ぐでない。お主は転生するのじゃよ。明日ある小さな国の王族の子として産まれることになっておる。))


王族?!マジかよ!最高だぜ!


((とても美しい男の子として産まれるのじゃ。))


しかもイケメンかー!第2の人生神神神!


((まあ待てい。お主には前世の記憶を保持したまま転生してもらいたい。))


えー!嫌なことばっかだったからなー。忘れたいんですけど。


((転生したいと願うお主を転生させてやったのじゃ。感謝せい。恩返しと思って頼みを頼まれて欲しいのじゃ。そのためにはお主の記憶を保持する必要がある。))


なるほど。で、頼みって何?


((多種族共存の世界を作ってもらいたい。))


多種族共存だって?!そんなの俺がもといた世界だって叶ってないまさに理想ってやつですよ。神様。


((わかっておる。お主の世界には別の転生者を送り込んだ。お主もそのうちの一人ってことじゃ。わしはな転生したいと願う厨二病を転生させてあげる代わりに理想郷の建設を依頼しているのじゃ。))


なるほどね。で、なんで俺の記憶が必要なわけ?


((お主の行く世界は多種族共存なんて夢のまた夢といった世界じゃ。魔物という生物と人間との関係はまさに水と油じゃよ。お主は人間側として天才的でいてもらわなくてはならぬ。まず人間を統制し魔物と仲良くできる世の中作りをしてもらいたい。そのためには赤ん坊の頃から天才でなくては人間はついてこないのじゃ。))


もっと簡単に言ってくれよ、。


((つまりだな。人間を統制するために天才として生まれて欲しいのじゃ。赤ん坊の時から高度な魔法を操り、学問に長け、強靭な肉体を持ってもらいたい。))


なるほど。


((魔力や肉体はお主が産まれる時に神が、つまりわしがひょひょいっとイジれるが学問だけは本人の努力次第なのじゃ。お主のいた世界とこの世界の言語は同期してある。つまり勝手に翻訳してお主には聞こえ、読めるってことじゃ。これがなにを意味するかわかるかな?お主は赤ん坊の頃から魔法を操り、言語を操り、などなど、普通ではありえないことをしてもらいたい。そうすれば周りの大人はお主を天才として称えるであろう。))


そうすれば国王の器としてみんながついてきてくれるってことか。なるほどね。


((うむ。そーゆー事じゃ。お主のステータスはあの世界で最強にしてある。と言ってもいきなり最強はえげつないからお主の努力次第で最強まで行くようにしてある、。つまり潜在能力が最強ってことじゃ。))


なるほど。。


((最後にお主に能力をさずける。))


ピカーンと、眩く暖かな閃光が俺を包んだ。


(やっほー!僕は君の守護者だよー!)


頭の中に甲高い声が流れ込んでくる。


守護者?いったい誰だ?


((その子は精霊の1種お主の異世界生活を全面的にサポートするよう言ってある。))


(そーゆーこと!よろしくね!まさひろー!)


なるほど。生活のサポートかー。


((他にも能力を付与してある。先程言った全自動翻訳スキルじゃ。お主の転生する世界にある全ての言語に対応してあって、お主には全て日本語に見えたり聞こえたりする。逆にお主が日本語のつもりで話したり書いたりするとその言語は適切な言葉に翻訳されて異世界の人々や魔物に届く。))


めっちゃ便利やん!ありがと!神様!


((うむうむ。では、今から転生させるぞ。多種族共存の世界を頼んだぞ。精霊ちゃーん。まさひろを頼んだ!))


(おっけ!まかせてよ!神様!!)


はは。じゃあ行ってきます。


((では!TE・N・SE・I))


神様がアメリカンに転生と言った瞬間強い光が俺を包んだ。なんか寒いな。身体がぬめぬめする。


(まさちゃん!今産まれたんだよ!早く泣いて!)


早く泣いてって言われても、こ、こうか?


おぎゃあああ!!おぎゃあああ!!


(魔力解放しすぎ!)


ってあれ?なんでみんな倒れてるの?


(まさちゃん、魔力解放しすぎ!みんな気絶しちゃったよ!)


声だけで?神様、ステータス振りすぎだよ、。



ご愛読ありがとうございました!

次回もお願いします!!

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