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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

姫と用心棒のお話

作者: 龍神静人


 俺は、山道の途中で盗賊達に襲撃されている馬車を目にして、助けるかどうか迷っていた。だが、俺がどう行動するか決めかねていると、まるで急かすように女の悲鳴が聞こえた。


 その女は馬車から引きずり下ろされて地面に倒された。綺麗なドレスを着ていて、頭から落ちたのは宝冠だった。それを見て王族の人間だとわかった。肌は白く、きれいな細い足をさらけ出していた。倒されただけで、骨折しそうなぐらい華奢な体つきだ。


 仕方が無いな、と思って俺は助ける事に決めた。


 その女は、なにやら盗賊達に大声で訴えていた。俺は、後方から悟られないように忍び足で、すばやくその場へ近づいていく。盗賊達が女をすぐに殺さないのは捕まえて、慰みものにしてしまおうかと考えているのだろう。盗賊達には一生無縁な程の美人だからな。


 盗賊の一人が下品な言葉を女に投げかける。女はそれを聞いて、顔が青ざめる。いや、青ざめたのはその言葉を聞いたからではないか。その男が何か言った直後、その男の首が地面に落ちたからだ。


 俺が背後から刀を一振りして、男の首を落とした。すると、当然周りの盗賊達が一斉に殺気立ち、剣を構えて俺に襲い掛かってくる。


 俺はそいつらを全員一振りで殺していく。首を、腕を、胴を、斬る。盗賊全員を斬り伏せるのに三分もかからなかった。弱い。弱すぎる。


 俺は刀を地面に向けて振り下ろし付着していた血を落としてから鞘に収めた。


 女は真青な顔をしたまま、俺を見て少し震えているようだった。


 俺は、声を掛けて大丈夫かどうか聞いたが、女は答えずにじっと俺を見ていた。そのときの俺は、盗賊達の返り血で体中が汚れていたのだろう。女には鬼人のように見えたかもしれない。


 俺は、女に背を向けて立ち去ろうとした。


 すると、女が声を掛けてきた。お礼かと思ったがそうではなく、俺に自分を守れと命令してきたのだ。大した女だ、助けてやったのにお礼ではなく、俺に用心棒をやれと命令してくるとは。


 俺は無視してそのまま立ち去ろうとしたが、女は駆け足で追いかけてきて俺の服の裾を掴んで離さない。その手は、言葉とは裏腹に小刻みに震えていた。良く見ると女は、まだ成人前ではないかと言うような幼さが残った顔をしていた。


 俺は、女を睨んで離せと言ったが、女はその手を離そうとしない。それどころか、自分は隣国の王城に行かなくてはならない、でも先ほど盗賊に護衛の者が皆殺されてしまって、護衛がいない。だから俺に護衛をしろと言った。


 俺は、一人で行けと突き放すように言い放った。女は俺を睨んで反論する。


 私のような女一人ではこの先進んでも一日持たずに襲われて死んでしまう。これは命令だと強気を崩さない。私を助けた責任を果たしなさいと言ってきた。


「冗談じゃない。俺とあんたは、赤の他人だ。助けてもらっただけでも感謝しろ」


 すると、女はこう言った。


「私は一国の姫なるぞ!! 無礼な口をきくでない! ……わけあって、私が隣国へ行くことを阻止しようとしている勢力がいる。馬車も壊れてしまって歩いて行くほかないわ。だからお前が必要なの。褒美は望むままに与えるわ。だから護衛をしなさい」


 ペラペラと偉そうに言っているが、俺には全く関係のない事だ。


 しかし、勢力と言ったか。狙われていると言う事は俺が斬った奴等はその勢力の刺客として送り込まれた雇われの盗賊って事になるのか。俺は面倒な事に首を突っ込んでしまったと少しばかり後悔した。


「隣国に着くまでの間でいいのです。私を護衛しなさい」


「ちゃんと報酬はもらうぞ」


「ええ、もちろんよ。望むだけの額を支払うわ」


 俺は隣国までという条件付きで護衛する事にした。ちょうど金欠になりかけていて困っていたところだし、逆に王族に借りを作るのもいいだろうと思ったからだ。しかし、望むだけの額ねぇ~。こういう言い方をする奴は余り信用はしていないんだよな。


 


☆☆☆☆☆




 案の定、その日の内に襲撃が三回程あった。そのたびに俺が刺客を片付けたが、俺が強いのか。それとも相手の刺客が弱すぎるのか。俺としてはまったく歯ごたえのない奴らが続いた。


 王族を暗殺しようと刺客を送るならそれなりの手練れを連れてこいってんだ。


 姫さんは、俺が相手を切り伏せるたびに震えて俺を怖れているようだった。まぁこんなに人が斬られる様を見るのは初めてだろう。だが、慣れてもらうしかない。


「おまえはとても強いのね。私の護衛達もわが国の誇る騎士団だったのだけれど、彼らはあの時の盗賊に簡単に倒されてしまったわ。まったく情けないわ」


 と姫さんは溜息をつく。俺はその言い方に少し腹が立った。


「自分の身も守れない奴が自分の国の騎士を蔑むような事を言うなよ。彼らは命を掛けてあんたを守ったんだからな」


 姫さんは、凄い顔で俺を睨んだ。まぁそうだろうな。俺のような身分の人間に姫さんは説教をされたんだ。そりゃいい気分ではないか。


 が、俺はそんなの関係ない。俺からみればお前もただの街娘と同じだよ。


 その日はそのまま、小さな村で宿をとる事にした。泊まる場所に関して姫さんはごちゃごちゃと文句を大量に吐いていたが、そんなのは無視した。泊まれるだけありがたいと思え。


「こんな汚い部屋で寝れるわけ無いじゃない!! せめてベッドのシーツは新しいものに替えなさいよ!」


 と言っていた。宿屋の主人は困り果てた表情をしていたが、俺が追加でチップを支払うとしぶしぶ元々あった新しいシーツから厳選したであろう真っ白な新しいシーツに交換してくれた。俺も大概甘いもんだな。



★★★★



 次の日も、送り込まれてくる刺客を切り伏せながら隣国に向かい歩みを進めた。しかしこうも頻繁に送り込めるとなると、結構大きな組織なんじゃないか。弱い奴らばかりではあるが、数はかなり揃えていると見た。よほど姫さんを隣国に行かせたくないんだな。


 相変わらず、戦いの後の姫さんは青い顔をして震えていたが俺を見る目は少し変わっているように感じた。


 歩いて隣国まで行くには、あと二日はかかるだろう。普段歩いてなさそうな姫さんには体力的にもつらいと思うがね。どうなんだ? と俺は確認する。


 姫さんは、ふんと鼻を鳴らして、そそくさと俺の先を歩いて行ってしまった。


 はぁ、どうにも扱いにくい姫さんだな。反抗期なのか。


 そして、もう何度目の襲撃か数えるのをやめた時、また襲撃である。


 俺は毎回のように一人一振りで斬り伏せていく。そして最後の一人これでおしまいと思った時だった。一人一振りで斬り伏せるはずであったが、相手は俺の刀を剣でしっかりと受け止めてきた。


 ほう、やっと手ごたえのありそうな奴の登場かな。


 俺は姫さんに少し後ろに行けとジャスチャーで指示を出す。その通りに姫さんは後ろへ下がっていく。その表情は不安そうであった。いつもみたいに一振りでは済まなかったからなのか。しかし、姫さんは、意外と表情にでて分かりやすい奴だな。


 俺は、最後の刺客と二、三歩といった間合いを維持したまま対峙する。


 すると、その刺客は姫さんが後ろに下がったのを確認すると同時に、その目線を俺の後方に移して目配りらしきものをした。


 すると、後方から姫さんの悲鳴が聞こえた。すぐ振り向くと姫さんの周りに計三人の黒装束の男が取り囲んで、剣を構えて今にも斬りかかろうとしていた。


 俺は姫さんのほうに本気モードで疾走して、姫さんに剣を振り下ろそうとしていた一人の刺客を斬り伏せる。が、残りの二人が俺を無視して、姫さんに斬りかかる。


 くそ、二人同時っていうのは、良くないぜ。俺はもう一人の持つ剣を刀で撥ね上げて、そのまま男の胴を斬る。もう一人の刺客の剣は、左腕で受け止めたが、楔帷子を切り裂かれて腕の肉まで達してしまった。俺の左腕の下にいた姫さんは、俺の血で顔が汚れちまった。


 あとで、文句を言われそうだ。


 それにしても、なまくらな剣で助かったぜ。業物の刀なら腕を切り落とされていた。


 刺客の男は驚いていた。そりゃそうか、生身の腕で剣を受け止める奴なんてそうはいないだろうからな。が、そんな事で驚いているようじゃ刺客のあんたは実戦経験が足りないと言わざるを得ない。


 俺は驚いている刺客の首を刀で切り落とした。そして、最初の刺客に向き直る。


「なかなか(こす)い手を使うじゃねぇの」


 最後の刺客は、俺に向けて剣を構えた。俺はそれに応えるように刀を構える。俺の左腕からは今も血が滴り流れている。残りの片腕で倒せるといいけどな。


 と、男の周りから数人、数十人と黒装束の刺客たちが現れ始めた。おいおい、そんなに大勢何処に隠れていたんだよ。


 俺は身体の向きはそのままに姫さんのいる所まで後退していった。姫さんはさすがに絶望的な表情に変わっていた。そうだろうな。いったい何人いる? 二十人、三十人はいるんじゃないか。さすがに俺一人で同時に相手できるような数じゃない。


 刺客たちの中から数人が前に出てきた。しかもそいつらは弓を手にしていた。勘弁してくれよ。それはないぜ。俺はそれを見るなり懐から、煙球を出して地面に叩きつける。そして、姫さんの手を握り、一目散に逃走を図る。


 弓は、煙を無視して放たれたようだ。後ろから矢が飛んでくる。俺は姫さんを庇うように真後ろに移り、全速力で走り続けろ! と姫さんに叫ぶ。姫さんは必死になって走るが格好が良くない。長いスカートをたくし上げているが、それでは、腕が振れない分遅い。


 俺は、背中と腕に二、三本の矢を受けたが、距離があったのか傷は深くはない。俺は姫さんを抱き抱えて、山道のわき道、いや道ではなく林の中に逃げ込んだ。


 ぐずぐずしていると刺客に追いつかれる。俺は姫さんを抱えたまま道なき道を草を掻き分けながら進んでいく。草や小枝やらが姫さんの体に当たるが仕方がない。


 姫さんは、痛い痛いと叫びながら俺を睨みつけている。が、緊急事態であることは理解しているようで大人しく抱えられていた。


 しばらく、林の中を走り続けて、大樹の根元の穴に逃げ込んだ。さすがに息が切れた。それに俺の左腕の血が止まらねぇ。もしかしたら毒の類かもしれない。


 穴に入ってから俺は姫さんを下ろして、辺りを窺って奴らの気配がない事を確認する。姫さんは、自分の服に付いている葉っぱやら小枝やらを手で払っていた。綺麗だった白い肌は無数の擦り傷がついてしまっていた。俺のせいじゃないぞ。


 左腕の傷を良く見てみると、案の定毒物の類だと分かった。傷口の周辺が紫色に変色して血が流れ続けている。こりゃちょっとまずいな。


 姫さんはそんな俺の後ろで大人しくしていると思っていたら、俺の背中を撫でてきた。さすがに驚いて俺は後ろを振り向いた。


 そこには、あの強気で偉そうな姫さんはいなかった。どこか不安げに俺を見ている。そうか、そういえば背中に数本矢を受けていたっけな。左腕の痛みで忘れていた。


「だ、だいじょうぶなのか?」


 姫さんが初めて俺を心配する言葉を投げかけた。なんか変な感じだったが俺は頷いて大丈夫だと伝えた。


「で、でも矢が沢山刺さっているわ……お、お前が死んだら誰が私を守るのだ?」


 ……俺ではなく自分の心配ね。まぁ良いさ。


 俺が死んだら姫さんを守る奴はいなくなる。だから当然、ここで暗殺されるな。俺は意地悪く姫さんに答える。


「し、死ぬなよ。生きてもらわねば困る!」


「俺は別にいつ死んでもいいんだがな。まぁ引き受けた仕事は全うするさ。隣国に辿り着くまでは姫さんを守りきってみせる。安心しな」


「う、うん」


 なんか、いきなりしおらしくなりやがった。


 俺は、背中に刺さった矢を姫さんに抜いてもらい、服を破った布の切れ端で包帯代わりに左腕を巻いた。血は止まらないがそのままにしておくよりはましだろう。が、解毒剤をもっていないからな。このままでは地味に出血多量で死ぬのは確定なのだがどうするかな。俺は姫さんに何か毒を喰らったみたいだから、解毒剤とか持っているかとダメ元で聞いてみた。


 ダメ元で聞いてみたが、意外な答えが返ってきた。


「このあたりには、いろんな薬草が自生しているようだから、解毒の作用のある薬草も自生しているかもしれないわ」

 

 何でも、逃げる道中にあたりを見ていて薬草も自生しているのを確認できたらしい。すげえな。姫さん。俺は初めて姫さんを褒めたい気持ちになった。

 

「……そ、そうか。それを探しながら逃げるか」


 姫さんの体力は期待できないが、もう一度ダメ元で聞いてみた。


「これから、また走りっぱなしになるが、どれくらい走れる?」


「もう走れないわよ。私は姫よ! 舐めないで」


 ……言っている事はよく分からないが、しょうがねぇ。抱きかかえて走るしかねぇな。


 すると、姫さんが何かを見つけたようで、大声を上げた。俺はすぐ姫さんの口を手で塞いで静かにするように言う。見つかっちまうぞ! アホかこいつ。


 姫さんは塞いでいる手の平越しに唸って、ある箇所を指差す。そこには数本の草が生えていて、言わんとしていることがわかった。これが解毒作用のある薬草か。


 姫さんは頷く。ラッキーだな。こんな大樹の穴の中に自生しているとは。俺はすぐにその草を引っこ抜いて磨り潰して傷口に塗り、布を巻きなおした。


 そして、少し休んで、穴からでて再び姫さんを抱き抱えて林を走りぬける。とにかくどこかの村に逃げ込みたいな。どこかこの近くに村はあるのか?


「このまま東に行けば、一つ村があると聞いているわ」


 姫さんが答えたので、そこを目標に走り出す。刺客は追ってきているのだろうか? それとも見失っているだけか。どちらにしても人の多い場所に行けば容易に暗殺は出来まい。俺は姫さんを背中に背負いなおして、林の中をひたすら走りその村を目指した。



 林を抜けて平原の道に出たところで、刺客達に追いつかれた。いや、この場合は待ち伏せされていたと言った方が正しいだろうな、ざっとニ十人程度かな。さすがにここは、戦わないと切り抜けられないな。


 目の前には、村が小さく視認できる距離である。俺は姫さんに村まで一目散に逃げ込めという。俺が刺客を足止めすると。


「で、でも私はもう走れないわ。知っているでしょ」


「ああ、だが走れ! 走れないなら死ぬだけだ。いいな。とにかく村に向かって走り続けろ。村の近くに行ったら叫び続けて助けを求めろ。そこではあいつらも容易に手を出せない。いいな。後ろを振り返らずに走れよ」


 姫さんは、この期に及んで不服そうな表情をして頷いて、走りだした。


 刺客達は当然追いかけようとするが、俺はもう手加減なしで斬りかかる。容赦なく刺客達を斬る。それも残酷に首を刎ね、腕を切り落とし、足を切断する。この光景をみて少しでも怯んで退散してくれることを期待する。


 が、こいつらも暗殺を生業としている奴らだ、そうそう怯むような甘い奴はいなかった。


 さすがに人数が多いので、俺も斬られながらの戦いだ。しかしそう簡単に致命傷を付けられるわけにはいかない。俺は上手く捌きながら刺客の数を一人ずつ確実に減らしていく。


 俺の後ろへ誰一人通すわけには行かない。全員皆殺しだ!


 


 ☆☆☆☆☆




 さすがにこれだけの人数を斬り伏せる事は無理だった。俺は満身創痍で、息も切れ切れ。まぁ姫さんは村に辿り着けるだろう。ここが俺の死に場所かな。


 ようやく、死ねる……


 そう思った時、残存している十人余りの刺客達が急に踵を返すように退散していった。


 後ろを振り返ると、村の自警団だろうか。二十人以上の男達がこちらに向かってきた。どうやら姫さんは村に辿り着いたらしい。


 死に損なったな。


 俺は、刀を鞘に納めてその場に座り込んだ。さすがに限界だった。



 その後は、村人達に肩を貸してもらい姫さんが保護された民家に連れて行ってもらった。なんでも、姫さんは泣きながら俺を助けるように頼み込んでいたらしい。


 姫さんは自分の身分を村人達に明かしたのか? どちらにしてもこの村の連中にも強い奴らはいるんだな。特に今俺に肩を貸してくれている男はなかなかだぜ。

 

「泣いてないわよ。ただ、これからも隣国まで護衛させるんだから、死んでもらっては困るだけ! それだけだから」


 だそうだ。

 

 まぁいいさ。姫さんの安堵した表情を見るに、おそらくは内心、感謝してくれているのだろうと思う事にした。


「安心するのは、まだ早いがな。早く隣国に行きたいとは思うが一日は、ここの村に泊まる。さすがに俺がもたない」


 ということで、一泊させてくれと村人に話したら、親切な老夫婦が快く泊めてくれたので助かった。


 姫さんには文句を一言も言わせない。睨みを利かせて黙らせる。


 しかし、心外とばかりに姫さんは睨み返して言う。


「分かっているわ。文句なんて言わないわよ。今なら馬小屋にだって寝れるわ」


 よしよし、いい子だ。


 こうして、俺と姫さんは村で一泊することにした。


 




 




お読みになってくださりありがとうございました。

感想、評価などくださると、作者のやる気に繋がります。よろしくお願いします。



実は後編があります。短編なのに前・後編分けてしまったという失態。すみません。


前・後編を纏めた完全版として、後日投稿いたします。


続きが気になる方は、よろしければそちらもお読みください。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 初めまして。 『新着の短編』をさかのぼっていた際にこちらの作品のタイトルとあらすじに興味を抱き、読ませて頂きました。 とても面白かったです。あと、文章を書き慣れているという印象を受けま…
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