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ようこそボランティア部へ  作者: 白石みのり
夏休みと夏祭り
21/33

第9話 方法

年末の更新に間に合ってよかったです!不定期更新が多いのでごめんなさい。よいお年をお迎えください。

再現か……。


「何ぼーっとしてるの?」

鈴木は、目の前に立つ。


「いや、別に……」


首をかしげながら鈴木は続けた。


「優子ちゃんたち見なかった?」



「いや。見てないけど、なんかあったの?」


「大山先輩に、『探してきなよ』って言われちゃって」


苦笑いしながら不思議そうに鈴木は智樹を見つめた。


「そういえば、どうしてここにいるの?」


「あ、いや、相談に乗ってもらってたんだ」


「相談?誰に相談乗ってもらってたの?」


少し不服そうに聞く鈴木の膨れた顔はかわいく見える。もしかして嫉妬?なわけないかと心の中で思いながらさっきの相談内容を言ってみた。


「それで、月見さんに相談したの?私じゃなくて?」


「だって、怒らせた当事者だろ」


「まあーそうだけどさっ」


鈴木は、言葉を吐き出した。



「じゃあ月見さんの言った通り再現しようよ!」


「だから、再現ってどこをどうすればいいか分かんないだろ!」


「だから、小学校にレッツ不法侵入!」


鈴木は、楽しそうに片手を高らかに上げると無邪気な笑顔を見せた。



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