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紅の姫君  作者: 相樫りわ
19/20

第18話  平安貴族と夜のベッド

ちょっと、ヤバヤバで脈絡のない話になってます・・・・

「う〜〜ん」

あたしは、明るい日差しの下、のんびりと伸びをする。



ただいま、平安貴族様のお屋敷におります。



「紅誇さまー、歌を詠むのがお上手になられましたねー」

隣には、奏唄がさかずきを持って座っている。今、あたしたちは藤原道王さんたちと一緒に曲水の宴をしている。今あたしは、ちょうど句を詠みおわったところ。題材は揚羽蝶あげはちょう。難しかったけどね・・。


「紅誇殿、わしらと一緒に蹴鞠をやりませぬか」

古!!!今日もいつにも増して古いよ!わしとかいった!みんな美形で王子なのにそんなセリフ言わないでよ!

で、それはおいといて・・・


「蹴鞠?でも難しいじゃん」

「大丈夫じゃ。一緒にやろうぞ」

「だから古い!」

ヤバイ。あまりにも古すぎて声に出してしまった。

でも、あたしを誘った人は、気にも留めずにあたしを引き摺りながら、蹴鞠をさせに・・・

「ちょっと・・・おぉい・・・」

ダメだ。聞いてないな。あたしは諦めて、そのままになっていた。



うん、さすがに腹が立つね。

え?なにがって、だって、蹴鞠がむずすぎてさ―――!!

皆様ぽんぽんボール蹴り上げておほほ。あたしの方に飛んできて、あぁ―――――――。頭にぶつかって、倒れ伏しました。

「紅誇殿!!申し訳ございませぬ!大丈夫か?!」

さあ、どうなのでしょうねー。だんだん意識が遠のいてあは、もう世界が見えないや――――・・・



   ★☆★




あたしが目を覚ましたのは、その1時間後だったという。

「むう、う――ん・・・」

伸びをしてそこから起き上がる。ん?なんか・・・お香のにおい?頭からぬれた布が滑り落ちて、手を横に伸ばすとザラッとした感触が・・・ここはどこ?


辺りを見回すと、畳が一面に敷き詰められてなんか、室町と平安の真ん中?えーと、とにかく微妙な感じです。

「・・・奏唄の家?・・・・・だろうな、うん」

ぐっと足に力を込めて立ち上がる。冷たい濡れタオルが滑り落ちて、ああ、服がぬれるなー。ちなみに今日はもともとここに来たいと思っていたので和・洋両方が組み込まれたフリルのドレス。短めでレース足袋を履いて足の疲れないシルク生地をふんだんに使った木製ぽっくりを履いてなんとなくコーディネイト。うん、まあ派手なんだけど。


「あ!紅誇さま、目が覚めましたか!」

「え?」

奏唄だった。小さめの黒塗り桶を抱えて、あーあ、おなかの辺りの十二単がびしょびしょだよ。いいのか?

「いけませんよ、すぐに立ち上がっては」

「ごめんごめん。っていうか、あたし蹴鞠で頭に鞠が当たって安らかに気絶したんだよね?」

「はい・・・・」

「いやいや、気にしなくていいんだよ?奏唄のせいじゃないし」

「・・・ほら、もっと安静にしていないとたんこぶができますよ」


それを聞いてあたしは急いで布団に入る。だっておでこにたんこぶなんて恥ずかしいじゃん・・・。

「うふふ、可愛いですね。とにかく、少し休んでいてくださいね。あと、貴女にボールをぶつけたあの方、謝罪してました」

「あ、別に平気だからって言っといて?」

「はい」

奏唄にいうと、もう一度あたしは目を閉じた。




   ☆★☆




「・・・・・・むう」

目を覚ましたとき、外はもう真っ暗だった。

「ん・・・・ここ、どこだ・・・・」

周りを見回すと、そこはなんだか見慣れた場所。寝惚けてはっきりしない記憶を手繰り、ここがお城の中のあたしの部屋だったことを思い出す。

「なんで」



「あ、お姉さん。目が覚めましたか♪」

「わ!」

急に声がしてびっくりしたけど、この声はココ君だ。

「な、なんだ・・・・えっと、ココ君。あたしは何故ここに?」

よく考えれば鞠をぶつけたところに冷たい保冷剤がついてるし痛みも引いて心地いい。


「奏唄からお姉さんが眠っておきないと連絡がありまして、すぐ迎えに来ました。抱いて帰ってきましたよ」

「・・」

それは恥ずかしい。寝顔めっさ見られてたって事だし。

「もう、お姉さんてば寝顔が綺麗で見とれちゃいましたよ」

「え?!ちょちょっと何言ってんの?!あたしみたいな心真っ黒人間が綺麗だなんて何をおっしゃる!」

「何言ってるんです?お姉さんはとっても綺麗で、素敵でしたよ?」



・・・ブラックリストに入れるようなのかな、この子。

キザいことばっか言って、意外と女たらしなの?



「さあ、お姉さん。一緒に寝ましょう」

「うん一緒に・・・え?!一緒に?!だだだダメだからねそういうの!」

「なんでですか?いいじゃないですか。お姉さんと一緒に眠りたいんです」

「っていうかさ、キミ注がれた愛情に飢えてますみたいなこといって意外とベリーと仲いいよね」

「当たり前じゃないですか。お母様は本当のお母様ですから」

「・・・・・・・・・・・・・・・は?」

「ですから、公爵夫人とかが王位についたあと、その2年後にひょっこりお母様たちは帰ってきたんです。そのとき公爵一家は王座をお母様たちに返してどこか行きました。2人は無傷で帰ってきたんですけど、お父様は不治の病で他界してまあ一応お母様が王になっているのですよ」

「なななな、なん・・・!騙したなこのキザ猫少年――――!!」

「騙したなんて失礼な。僕はどうしたかは知らないといったけど、あれ以来帰ってきてないって言ってませんし」

「同じだろ!」

「まあ、平気ですよ♪」

「なにがじゃボケェェェ!」

「ぼ、ボケなんて・・!お姉さん・・・!」

うるうるうる。ますます彼の目が潤む。あたしは、慌ててなだめはじめた。


「ちょ、ちょっと・・・!泣かないで、ごめんね?ね?」

「じゃあ一緒に寝てくれます?」

「話題逸らせたと思ってたのにィィィィィィ!!」

「残念。僕は貴女を諦めるような野暮な王子ではありません」

「そんなセリフ言っても無駄だからァァァァ!ちょちょちょちょっと!!!待て待て待て待て、落ち着いて、ベッドに這い上がってこないで、ギャァァァァァァ!!だ、だれかぁぁ、襲われrむぐぅ!!」

こ、この少年!!!前々から力あるなとは思ってたけどこんな力があったとは・・・!いや、窒息するからその力で口ふさぐのやめて?!


「・・・叫ばないでくださいよ」

「むうううう!!ふうう、むむむぅぅぅ!」

「・・・叫ばないから離せって言われてもですね・・・その声じゃ納得いきませんけど・・・まあ、いいです」

手を離してくれる。ふぅ―――。窒息死するところだった。


「はぁ、はぁ・・・もう一緒に寝てもいいから襲ったりしないでよ」

「やりません・・・・・・多分」

「なんでそこで曖昧なの?!」



その夜、あたしのベッドは波乱万丈だった。隙あらばココ君はあたしに絡んできt(これ以上やると作者のせいでR指定になりそうなので退場します)。







まあ、そんな感じで、明日は腰痛が激しくなりそうです・・・・。





す、すみません!!ちゃらちゃら遊んでいたら女王様の紹介を忘れておりました・・・!!


ベリー=ナツ・パーム(女王様)

13歳

血液型・B

かなりの自身やで、自分が世界一可愛いと思っているらしい。声は透き通るようなメゾソプラノで、瞳はウルトラマリンブルー、髪は透き通った質のいいレモン色。容姿は姫に近い。

好きなものは自分と自分と自分と可愛いものと紅誇。ちなみに2:2:2:1:3くらいの割合。嫌いな物は自分よりも高飛車なものと甘くないもの(ココ君のあの甘物好きは親譲りか・・・:紅誇)。

体重・?(女王様なので自分の思い通りになって、体重も誰も知らない)

身長・156.8センチ(うん、なんでこんなに成長するんだ?:紅誇)(紅誇嬢は小さくても可愛いよ:潤風)(で、でたぁ、クレイジーSロリ魔!!!女王様、早くコイツを制裁して!:紅誇)




はい、ココのキャラ崩壊が激しくなっています(ぇ

初めこの子は誠実でフェミニスト設定だったんですよ・・・・!!なのになんでこんなふしだらな子に・・・・(泣

ちょっと最近あたしは自分を自重した方がいいですよね。アリスの方も意味不明になっているし・・・っていうか、自嘲しましょう(マゾ?!

冗談はおいといて・・・とにかく、前回はのんびり平安の遊戯みたいなCMしといてなんだよみたいな話ですが、いかがでしょう?


・・・とにかく!!!次回は絶対にホームパーティ出しますよ!もうしょうがないので一番書きなぐりやすいメンバーをd(退場したまえ


ではでは、停滞気味になってしまうかもですが来週中に絶対二つは更新したいなーと思っておりますのでよろしくお願いいたします!

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