序章
どうもー!
初めて書いてみました!
文才ないですけどどうぞよろしくお願いします!
「ごめんね。
『奴』の手から救ってあげられなくて。
ごめんね。
でも僕も君を求めているから。
ごめんね。
この国に連れてきてしまって。
ごめんね。
でもこれは運命だから。
君に逃れる術はないんだ。」
声が追ってくる。
あたしは振り払いながら逃げていた。
「どうして・・・?!どうして追ってくるの・・・?!」
あたしは叫ぶ。
「君に逃れる術はないんだ・・・・」
「い、いやぁぁぁぁッ!!」
叫んで、振り返ると、目の前には魔の手が・・・!
襲いかかってきたところで、ベッドから落ちた。
「いやぁぁぁ・・・って、あ、あれ?」
そこは、自分の部屋。
「な、なんだぁ・・・夢か・・・・って!!!」
とんでもないことに気付き、携帯をバッと開く。
「夢か・・・じゃないでしょ!もうこんな時間じゃん!今日月曜だバカァァァァ!!」
あたしは跳ね起き、40秒で制服に着替え、学生鞄に筆記用具とノートを押し込む。
「昨日夜更かししすぎたんだ・・・」
言うまでもなくそうに決まってる。
最近ビーズで遊ぶのにハマっていて、時間があればいくらでもやっている始末。
昨日も朝は起きれるとタカをくくって3時過ぎまでやっていたら、どうやら読みが甘かったらしい。
支度ができると、サンドイッチを口に突っ込み、家を飛び出す。
「いってきますッ」
その瞬間、目の前に広がっていたのは、見たこともない草原だった。
あ〜・・・
なんとなく、緊張します・・・