幻葬銃士物語
かつて、この世界には全てを支配し、滅ぼそうとした『魔王』と、それと相対し、全てを救わんとした『勇者』がいた。彼らが扱った未知のエネルギー『魔力』を解析した人類勢力は、勇者から直々にその力を扱う方法を学び、やがて彼らは勇者と共に魔王を滅ぼした。
だが、それで世界が平和になる事はなく、魔力という大いなる力に魅了された人間は、魔力を動力源とする機械を次々と発明していく。
そうして自らを豊かにしていった先に待っていたのは、大陸西部三分の一を荒野にする程の『滅び』であった。
それから百年以上の後、荒廃した西部の領域は『ウェストサイド』と呼ばれ、『魔素』と呼び名を変えられた魔力が鉱石となって眠る、呪われた大地として知られるようになる。
これは、そんなウェストサイドに因縁を抱きやってきた少年銃士と、秩序無きウェストサイドに秩序をもたらすべくやってきた女騎士の物語。
だが、それで世界が平和になる事はなく、魔力という大いなる力に魅了された人間は、魔力を動力源とする機械を次々と発明していく。
そうして自らを豊かにしていった先に待っていたのは、大陸西部三分の一を荒野にする程の『滅び』であった。
それから百年以上の後、荒廃した西部の領域は『ウェストサイド』と呼ばれ、『魔素』と呼び名を変えられた魔力が鉱石となって眠る、呪われた大地として知られるようになる。
これは、そんなウェストサイドに因縁を抱きやってきた少年銃士と、秩序無きウェストサイドに秩序をもたらすべくやってきた女騎士の物語。