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転生ルーレット  作者: 秋葉 節子
転生三回目
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あの世にて四回目、質問にはちゃんと答えろよ。

 「はい、お疲れ~……あれ? なんか暗いねなんかあったの?」


「なんかあったのじゃねええええ!」


ふざけるのもいい加減にしろ!

俺がどんだけ、辛い思いしてると思ってんだ糞爺!


「あー、なるほどね……今回はワシ、一度もお主を見てなかったから、わからなかったわ。

 まぁ、今回はすまなかったな。

 ワシもちょい上から呼び出しくらってたからの」


そんな事言われても今の俺は信じられないぐらいだった。

アルードに裏切られ、そのせいだけとは言えないが、彼女を守れなかった。

尚且つ、帝国に奪われた。

これ以上に悔しい事が一体あるだろうか。


「ちなみに、彼女は王妃になってないぞ」


「は? だって、そのために」


「なってないものはなってない、安心しろ。

 ふざけた態度を取っているワシでも、ついていい嘘と悪い嘘ぐらいわかっている。

 いいから、早く投げろ、時間が無くなる」


時間なんてあったんかい!?

まだまだ聞きたい事はあるんだ!

というか、爺さんのせいで聞きたい事が増えたわ。


「あー、もううるさい、ワシが投げるわ!」


爺さんがそう叫び、「てい!」と言いながらダーツを投げた。


「おいいいいい」


「お! これは……いいテストになるな」


「爺さんテストってなんだよ! そうじゃなくて……」


「じゃあ、頑張って」


質問に答えろよおおおおおおお

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