表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ラノベであるあるのことを小説にしてみた~小説家になろうの王道パターン~

作者: 森村渉
掲載日:2024/02/02

俺は普通の高校生。陰キャでどこにでもいる男子である。そんな俺は今日、トラックに引かれて死んでしまった。そして、今は天界っぽいところにいる。

「うわー!天界って本当にラノベっぽい場所なのかー!」

俺は、死んでしまったことを悔やまず、喜んでしまった。なにせ、俺はラノベの主人公のように『前世は目立ちませんでした~』みたいな性格をしていたため、この世に未練はない。あるとすれば、最新作のゲームを全クリできなかったことくらいだ。

「ふふ。貴方が今日のお客さんね。それにしても随分と若いわね。」

白い肌の美形な女性が可愛らしく近づいてくる。恐らく女神だ。

「貴方に魔王の討伐を命じます。」

「ええ!俺が、ですか?!」

「はい!魔王を倒した後は自由に過ごしてもらっても構いません。」

なんともラノベらしい。ならば次は…。

「貴方にチートをあげます。上級魔法、鑑定魔法、転移魔法、回復魔法、状態異常無効、魔族特攻、火水土風氷電光闇属性獲得、耐性。これだけあれば魔王と戦えるでしょう。」

「え!こんなに?!」

「はい!ちょうどファンタジーな世界が好きな人が来てくれてよかったです!」

「あはは…バレてました?」

やはりチートが貰えた。俺のラノベ情報だと、これから中世ヨーロッパ風に住んでいる人間に転生する可能性が高い。俺は迷わず女神に聞いてみる。

「あの、転生先は中世ヨーロッパ風のところですか?」

「よくわかりましたね!」

「おお!!それじゃあお願いします!」

やはりラノベっぽい展開である。次第に地面は白く明るくなっていき、俺はそれに見とれている間に意識を失った。


「んーんん。」

俺はベッドの上にいた。「は!」とベッドから飛び降りると、そこにはメイドが立っていた。

「目覚めましたかぼっちゃま、お食事の時間でございます。すぐに食堂へ来てください。」

メイドは俺に向かって一礼すると、すぐ部屋から出ていった。どうやら俺は、貴族に転生したようだ。

「さてと、」

俺は部屋に置いてあった鏡を見つけた。

「ラノベの主人公っぽい見た目がいいな。」

ラノベの主人公といえば、黒髪黒目キャラだ。さっきからドキドキが止まらない。そっと鏡に目をやると、予想通り黒髪黒目キャラだ。しかも短髪という、まさに主人公である。


学校では、

「うわーすごい!全属性使えるのって賢者かよ!」

「えへへへ!」


「ステータスがカンストしている、だと…」

「そうなんですよ!あはは!」


魔王を倒すと…

「「勇者が魔王を倒したぞー!」」

「「宴だぁぁぁぁ」」

俺とパーティーメンバーの女の子たちは、本当に魔王を倒した。俺たちは馬車で街まで送ってもらう際、大勢の人たちが俺たちを迎えてくれた。

「もおー!勇者様ったら!」

「いやぁ、ねえ!」

「あははは!」

その後、俺は女子たちと一緒に過ごし、ラノベっぽくハーレムを満喫しましたとさ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ