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呪自術  作者: 積木くずし
4/5

図書室

この学校の避暑地は間違いなく図書室と職員室だ。

図書室は静まり返って、図書委員と数人の生徒しかいない。

カウンターにいる生徒と目が合った。

「漫画しか読まなそーなのに図書員とかウケるんだけどっ!!」

俺がノリよく話しかけると、

「じゃんけんで負けたからしゃーないっしょ!!」とため息をついて大袈裟に落胆してみせた。

瀬田とは昨年同じクラスで、学校にいる時は、部活以外ほとんど一緒にいたが2年になってクラスが離れてしまった。

「京ちゃんこそ、場違い感半端ないって!!涼みにきたの?」

ニヤニヤしながら続ける。

「いっやー、人探し。雅紀探してんだわ。」

意外な名前が出てきて意外そうに瀬田は言った。

「同中なの知ってたけど、仲いーんだ?」

あまり関心なさそうに言った。

「一応、幼馴染ってやつ。」

「三浦ちゃんとよくコソコソ話してるのは何回か見たことあるけど…。」

俺の腰あたりからゆっくり視線をあげて、再度俺の顔をじーっとみて言った。

「お前ら三角関係…?」

ニヤニヤしながら、楽しそうに言った。

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