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異世界?

「ここは、一体?」

 俺は周りを見渡し驚く。元いた自分の部屋と全く変わらなかったからだ。

 唯一違う点があるとすれば、さっき光っていた部屋の隅に縦長の鏡が置かれていた点だった。

 部屋を出てリビングとキッチンを確認しに行った途端、

「わっ」

人とぶつかった。

 しかし、俺は一人暮らしで人とぶつかるはずなんてないはず・・・と考えていたがこれこの今見ていることは全て夢なのだと気がついて、安心した。

 しかし、次のぶつかった人の声で全ての考えていたことが吹き飛んだ。

「大丈夫、隆くん」

「え・・・」

「隆くんがピンポン押しても出てこないからつい入っちゃった」

何で、どうしてという言葉よりも先に体が勝手に動いていた。

「芽衣‼︎」

「わっ‼︎どうしたの隆くん。そんな急にハグしてきて。びっくりしちゃった」

「いや、ごめん。つい感極まって」

「ついこないだ会ったばっかりじゃん。あっそれよりも大変なことになってるんだよ」

「それよりって・・・で何が起きてるの?」

「私、隆次の家に行こうとしてどの服着ようか鏡の前で悩んでたら急に鏡が光ってこの世界に飛んできちゃったの」

「そうか」

 どういうことだ?芽衣はただ鏡の前にいたって言っているということはこれは夢じゃない?

 けれど今、目の前に芽衣がいるのはおかしい。全く意味がわからない。とりあえず俺は芽衣と外に出ることにした。

 外は異様な空模様で雲が紫がかっていた。

近所の風景はほとんど変わらないがひとつだけ大きく変わっているところがあった。

 隆次のマンションの目の前にはとても大きな「第一公園」という公園がある。しかしその公園があった場所には遊び場と書かれた古い木の看板とそこに集まっている複数人が隆二には目に入った。



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