2.
稚拙な文ですが宜しくお願い致します。
「考えること」をしなくなると、固定概念を相手に押し付けることしかできなくなってしまいます。
「聴くこと」が非常に疎かになります。
新しい情報を取り込むことができなくなります。
それでは、時代も人間も移り変わってゆくのに、置いて行かれてしまうのではないかと思うのです。
その人の価値も思考も劣化していってしまうでしょう。
大切なのは謙虚さを持ち、「聴くこと」と「考えること」を継続して生きてゆくことです。
ですが、相手の話を「聴くこと」の出来る人は、非常に限られています。
意外な事実が浮き彫りになることや、常識が覆されることすら予測して聴くという事は、とても恐ろしく、大変な作業だからです。
人は自分の概念を否定されることを極端に嫌います。
誰もが自分の意見を貫き通そうと試みます。
それは、自身の正当化を望む、承認欲求なのかもしれません。
皆どこかで自信がなく脅えているのかもしれません。
私が出会った、本当に自分に自信がある方は、とても謙虚でいらっしゃいます。
とにかく「聴くこと」に専念されていらっしゃることが多いのです。
そして、聴いた上で、検討し、軌道修正を図ろうとされます。
意見を言うのは、その後です。
怒鳴ったり無視したりする人は「聴くこと」が出来ない人です。
相手を否定して自分を守っている人なのかもしれません。
しかし、それでは成長してゆくことができません。
人との関係も途絶えていってしまいます。
勿体ないことです。
流れていく社会や常識に身を委ねるには「聴くこと」しかありません。
新しい情報が何一つ入ってこない状況は非常に恐ろしいことだと思います。
貴方は、自分が正しいと思い込んでいませんか。
貴方は、自分の考えが当たり前だと思い込んでいませんか。
常に正しい人間などいません。
すべてを知り、考え方に偏りがない人間など存在しないのではないでしょうか。
自分は常に正しいと思った瞬間に間違っています。
自分の考えは常識だと捉われた瞬間に、見えなくなっている物があるはずです。
いつも疑うことを忘れてはいけません。
相手の話を「聴くこと」を止めてはいけません。
謙虚さを忘れてはいけません。
ここまで読んで頂き、感謝します。
ありがとうございます。