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能力者達  作者: マリオ
第1章 能力の目覚め
17/21

第17話 道

図書館の前

妹は母親から渡された紙を見ながら歩いている

妹「料理関係の本ばかり……これが急用なの?」


道1

男2「昨日の事は秘密だからね」

女1「うん……」

女1「じゃあね」

素っ気ない態度でそう言う

男2「うん……」

ここの通りで2人は別れた

男2「それにしても何故か機嫌が悪い気が…」

男2「するのだけど、気のせいなのでしょうか……」

男8「……」

ふと奥の方を見るとあの男が道の角にたっていた

男2「あの人は!」

ドスッ

大学生はすぐさま壁に隠れた

男2「もしかしてまた拉致をしようと…」

男2「待ち伏せをしているのでしょうか?」

大学生は壁から少し見ながら言った

男2「拉致をされていた時はよく見えなかったけど…」

男2「あの人は外国人だったのか……」

男8「はい…女子大学生の方はまだです」

男は電話をしている

男2「女子大学生?」

男2「女子大学生の誰かを拉致する気なのか?」

男2「もしかしたら先程話していた彼女かもしれない」

男2「そういえば……」

男2「授業の時にあり得ないほど嗅覚が良かったのも…」

男2「偶然彼女を見かけた時に見つかりそうに…」

男2「なったのも、全て嗅覚の優れた…」

男2「何かの能力によるものだとしたら……」

男2「彼女はその能力を持っているのかもしれない……」

男2「いや違う」

男2「あの男達の目的は確か…」


記憶

男7「君の脳がどうなっているのかを…」

男7「調べているんだよ」


現在

男2「という事は、拉致をする目的は研究をして…」

男2「何かをしようとしている事になる……」

男2「そしてあの男からスタンガンを奪えなかった時…」


記憶

男7「君の能力は知っている」

男7「念のために左ポケットに入れていたんだ」


現在

男2「そう言っていた」

男2「計画性の高い男が間違えるはずがない」

男2「つまり彼女は能力を持っている、という事は…」

男2「まず間違いない」

男2「とにかくこのままだと学校にも行けないし…」

男2「早く彼女にこの事を伝えに行かなければ…」

男2「ならないから、あの道から彼女の所へ行こう」

男2「それにしても自分以外に能力者が2人も…」

男2「いたなんて……」


図書館

妹「早く家に戻らないと」

ガチャ

男2「タッタッタッタッタッタッタッタッ…」

2人は目が合った

妹「あっ!」

男2「あっ!」

妹「どうしてこっちから通ってるの?」

男2「君もどうしてここに?」

妹「見ての通り、図書館に来るためだけど…」

妹「遅くなっちゃって…」

妹「一回帰らないといけないから大変だよ」

男2「その方が良かったと思うよ」

妹「どうして?」

男2「先程ある男がいたのだけど…」

男2「前にその男に拉致をされたんだ」

妹「えっ、どうして?」

男2「あの事を伝えに行くところだったけど…」

男2「念のために他のみんなにも知らせておこう」

男2「時間もあるから詳しくは歩きながら話さない?」

妹「そうだね」


学校1

会社員の2人は校内を歩いている

男4「今日は何をするの?」

男5「火災報知器の点検だよ」

男4「うちの会社は何でもしているけど…」

男4「この仕事はちょっと地味じゃない?」

男5「おい、そんな事言うなよ」

男5「これだって1つの立派な仕事じゃん」

男4「そうかな……」


道1

男は電話をしている

男8「はい」

男7「なるべく早くあの2人を捕まえるんだ」

男7「もしもの時は……どうするか分かるよな」

男7「後で合流しよう」

男8「了解」

次回予告


いち早く能力者の存在を知った大学生

大学生は危険が迫っている「女子大学生」を救う事ができるのか?

第18話 会社員の冒険

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