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小説講座  作者:
9/59

1、文章作法 【描写のコツ】その2続き


いかがでしたでしょうか。


私であれば、『鬼の表情を顔に浮かべた』や『拳を強く握りしめた』とでも書くかもしれません。


行動、態度で表現するというのが答えになります。

どうでした?

波長はあっていましたかね。


そして、拍子抜けするかもしれませんが、これが心理の描写になります。


すなわち、行動や態度で「怒る」という心理描写を掘り下げたわけです。

注意が必要なのはどんな行動、態度を取るかで、その意味合いが大きく変わるということです。


悲しみを描く際に、「涙を流す」とします。

声を殺して泣くのか、さめざめと泣くのか、泣き崩れるのか、心の中でだけ泣くか。


色々な泣かせ方、悲しませ方があります。

どれを選択するのかは、そのキャラ、その場面にあった表現方法で描く必要があります。


例えば、血も涙もない冷酷な殺人鬼が号泣するほど悲しむのであれば、それ相応の物語がそこにあるはずです。


心理描写は感情表現という意味合いで存在するのではなく、キャラ描写として存在するということを頭に入れておくといいかもしれません。


これが二つ目のコツです。


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