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小説講座  作者:
8/59

1、文章作法 【描写のコツ】その2


描写のコツ、二つ目です。


一つ前は単語を掘り下げるということで、情景描写に寄ったコツでした。

今回は心理描写。



2、行動や態度で示す


かの有名な太宰治の代表作『走れメロス』の一文目を覚えていますか?


メロスは激怒した、です。


この一文の凄さに気付かされたのは、小説の書き方について勉強してからでした。

起承転結の「起」の芯の部分を的確に表現し、たった一行で言い放っているからです。

ワンセンテンスの項目で説明しましたが、ビビっと来る文章であり、多くの意味を宿す一文がこれですね。


ただ怒っただけではなく、人が信じられなくなって次々と町の人を殺してしまう王に対して、死を恐れず刃向うほど怒ったということで、激怒という表現です。

これほどしっくりくる始まりの一文はないように思えますが、この怒り方の違いに今回は言及していきます。


※後々の伏線※

怒るという心理を表現する言葉はいくつあるでしょうか。


激怒、憤怒、立腹、いきどおる、激高、激昂、怒り心頭、怒髪天を衝く、マジ切れ、堪忍袋の緒が切れる

他にももっとありますが、ちょっと調べただけでこれだけの「怒り」が出てきました。

ちょっと前に流行った、激おこプンプン丸というのもそうですね。


さて、これだけの怒るという感情表現があるわけです。

※後々の伏線※


怒るというキャラ心理を表現するにあたって、こういった言葉を使わないでください、と言ったらどう表現します?

あえて一ページ空けますので、自分自身で表現の仕方を考えてから次のページへ進んでみてください。


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