表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説講座  作者:
5/59

1、文章作法 【ワンセンテンス】


今度こそ小説的文章についてお話致します。


勉強し直さなければならない難しい日本語は必要ないと言いました。

じゃあ、どんな文章を書けば小説的なの?となりますよね。


答えの一つとして、今回は「感性」を提示します。


感じるままに、赴くままに、ただ文章を書きなさい、ってことではありません。

小説に限らず、創作物というものは「発信(作者)」と「受信(読者)」の二つで成り立っています。


意識をどちらに置くかは、すでに明示しています。

受信に重きをおくべきですね。


ここでもそれは同じです。

つまり、小説的文章を書くにあたって「読者の感性を刺激することを意識」した文章を書くことが必要になってくる、ということです。


どういうことかと解説します。


ワンセンテンスという言葉があります。

一文という意味です。


どんな人でも、『耳に残る言葉』とか『心に響く言葉』ってありませんか?


例えば、歌詞のサビの部分とか。

流行の言葉とか。

CMのワンフレーズとか。

漫画のセリフの一部とか。

どっかの会社のキャッチコピーとか。


目に付く言葉というものは、確実に存在します。

言葉で綴るのが小説ですから、人を惹き付けるそんな言葉を小説に散りばめられたら素敵じゃないですか?


日本人なら日本語が出来るのは当然ですが、そういった「感性」の部分にも当たる言葉選びというものは誰もが身に着けているものではありません。


ということで、感性を鍛えて表現力を養うというのがこの項目の目的になります。


詩などを書くというのも、実に訓練としては最適かと思いますが、詩はともすれば抽象的な表現になりやすい嫌いがあるものですので、詩ばかり書くのはお勧め出来ません。


そこで出てくるのは、今回のワンセンテンス。


たったの一文で、たくさんの意味を表したり、耳障りの良さを体現してみたり、ということに挑戦してみてください。


自ずと感性は磨かれていくはずです。


本来であれば、耳触りが良くて、琴線に触れるようなワンセンテンスを紹介するのですが、わざわざ紹介しなくても誰の身の回りにも転がっているようなものなので割愛させていただきます。


流行語大賞や名セリフ、などで検索をかけていただければと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ