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小説講座  作者:
35/59

2、キャラクター理論 【能動的動機付けと受動的動機付け】

モチベーションに関しての言及です。


小説に限らず、物語というものの始まり部分である「起」は、主人公の意思によって引き起こされる始まりと、引き起こされた出来事に巻き込まれる形の始まり、二種類があります。



例えば、海賊王になる夢を抱き、帆を張り碇を上げて危険溢れる冒険へ旅立つ能動的始まり。(ワンピース)



迷い込んだ誰もいない街のとある店で、神々のための料理を食べたせいで呪いをかけられ、豚になってしまった両親を助けなければならなくなった受動的始まり。(千と千尋の神隠し)



大別すれば、能動的か、受動的か、このどちらかに分けられるはず。


構造を見ると、能動的始まりというものはモチベーション(動機付け)がなされたキャラが引き起こす物語となります。


逆に、受動的始まりというものは出来事が引き起こされてからモチベーションが生まれる物語です。


どちらが優れている、というのはありませんが、しいて言うなら受動的である物語において、キャラまで受動的であると主人公にはあまり向きません。


なぜなら、死地に陥れるなどして動かざるを得ない状況作りで重い腰を動かしても、自分から何かをしようとする気概がないために、積極的に生きようという姿を見せにくくなってしまうからです。


すなわち、モチベーションが弱いということ。


自分が死んだら唯一の肉親である妹を一人残すことになる、というような背景作りをして絶対に死ねない行動原理を作る工夫をしなければなりませんね。


ストーリーにばかり意識が向く人は、こういった行動原理をないがしろにしがちですので、キャラに人間味がなくなってしまうので注意が必要。


自分から行動しない主人公なんて面白くないですから、巻き込まれ型のストーリー内容であろうと、早い段階でモチベーションを確立させて人間らしい行動を見せるようにしてください。


全ては読者を惹き付けるためです。


行動原理に関しては、すでにいくつかの種類を取り上げてありますので、そちらをご参照ください。


受動的始まりでも、背景の作り方一つ、行動原理の作り方一つで確固たるモチベーションを持たせることが出来るので問題はないということも覚えて置いてください。

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