表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説講座  作者:
3/59

1、文章作法 【小説的文章の心】

小説的文章とはなんでしょう?


流れるように綺麗な文章でしょうか。

難解な漢字を用いることでしょうか。

写実的な描写で表現することでしょうか。

豊富な語彙で的確に言い表すことでしょうか。


どれも正解ですが、一番大事なことはそんなことではありません。


小説的文章として、一番大事なことは「読者がきちんと理解出来る文章であること」です。

どんなに綺麗な文章でも、格好良い漢字を使っていても、脳裏に風景が浮かぶような描写でも、多種多様な言い回しでもあっても、文章を構成するにあたって読者のことを意識していなければ、それは読みにくく、理解しづらい文章となってしまっている可能性があります。


仮に日本語があまり上手でなくても、読む人間がいるということをしっかり意識しているのであれば、「どうすれば自分の思いを文章で伝えられるか?」を考えて文章を構成します。

その思いがあれば、自然と綺麗でわかりやすい文章になります。


それこそが物語に読者を引き込む最大の武器になる、ということを忘れないでください。


初めて小説を書いた頃は「どうすれば伝わるのか」を必死に考えていたはずです。

文章に慣れが出てくると、表現方法にこだわりを見せ、むやみやたらと難しい漢字を使って表現したりしたくなるものです。

それが悪いわけではありませんが、そちらに意識が行き過ぎて読者の存在を無視した自己中心的な文章になります。


どんな時でも、「読者がきちんと理解出来る文章であること」を念頭に文章を書くことを忘れないでください。



本作の1ページ目を読んでくださったからこのページにたどり着いているかと思います。

最初のページを読んで、どう思いましたか?

なんだ、これ?と思っていただけたなら、私の作戦は成功です。


一ページ目として、取っつきやすい内容と文章を追及した結果です。

一度は目にしたことがありますよね。


伝わることを意識した文章となっています。


本ページで、「小説的文章の心」を理解していただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ