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性格革命プロジェクト~“好い人”になる~  作者: 漆黒の騎士
プロジェクト、進行中……
6/12

より良く

 



 結局は、全てが“自分”であるわけだ。

 善を行う僕、悪を行う僕、怯えて怯む僕、怖くても立ち向かう僕、怒る僕、笑う僕、優しい自分、不親切な僕……

 その時々の感情に従う僕もまた、自分であることには変わりないわけだ。

 ころころと感情と表情が変わっても、口調が変わっても、それも全て含めて“自分”であるのだ。


 その上で、新たなる自分を創造する――それが、このプロジェクトの真意なのである。


 これは、紛うこと無き挑戦である。


 と、同時に、やはり僕は今一度考えなければならない。

 そして、知らなければならない。


 自分がどういう人間であるのか。自分はどうしたいと思っているのか。


 過去はいい。未来もいい。知るべきは現在の自分である。

 変化を望み、この約三日間で意識すればうかべられるようになってきた笑顔。

 これを続けて行くことと平行して、今一度熟考してみよう。


 僕はどんな性格を持ち、どんな人間性を持つ、存在であるのか。


 とある書の神が語っていた。

「未来に続く人生を見つめるよりも先に、今の自分を理解し、本当になりたい姿を決め、そしてその目的を達成するように行きなさい」と。

 あるいは、「自分の価値を見出すより先に、他人の価値を見出すことは出来ない」と。


 ならば今は、まだ途中だ。

 自分を理解し、価値を見出し、本質を知るまでには、まだまだ時間が必要だから。


 真なる姿を目指し変化を続けていくことは、そのままに。


 様々な考え、あるいは思いは、きっと元からある。

 どうやら少し、プロジェクトの目的からは一歩後ろのことも、考えなければならないようだ。


 それもまた、革命を望む者の試練であるのか。


 しかし、そうでなくてはつまらない。

 試練なくして、人は波を越えられない。


 そうだ、いいとも。

 いずれは疑問に思うこと。知りたい、解りたいと思うこと。


 いざ、尋常に!



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