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2−2 特定の裏側
私は七香と別れた後、何とも気持ち悪い感情に襲われていた。
自分の着ている制服と同じモノがどこかの誰かに、ヘンな目的で使われていると思うと気持ち悪くて鳥肌たつ。
また七香が最後に言った事も引っかかっていた。
「誰かのを盗んだとか」
自分もだが、多くの生徒は制服はせいぜい1〜2着を着回している。
それを盗むのは容易ではないだろう。
無くなったら学校に行けなくなるのだから、すぐ騒ぎになる。
この生徒、なのかわからないが、出品者はどうやって制服を手に入れたのだろう。
自分のを売ってしまっては学校に来ることができないし。
それだけではない。
今はまだフリマアプリで制服を売っているだけにとどまっている。
いや、それだけでも大問題だが、例えば盗撮された写真や学校で販売されている運動会の写真とかが売られていないとは限らない。
このような行為は、最初は些細なことで「まあいいや」と流してしまう事が多いが、次第にことが大きくなっていくものだ。とパパが言っていたのを思い出した。
だから、ボヤの段階で消火する必要がある。
さもないと手に追えない大火事に発展してしまい、そうなってしまったら、消す側も無傷では済まないと…
<つづく>




