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【Tips】まとめ 第ニ章

 同時にエピローグ②を投稿しています。

 未読の方はまずそちらをどうぞ。





【Tips】チーム制度

 冒険者ギルドは安全のため集団での迷宮攻略を推奨しており、チームで活動する冒険者に対し様々な優遇を行っている。一般公開されていない迷宮の一部開放や、魔道具のカード化や一部魔道具の割引、“クエスト”の斡旋など恩恵は多々に及ぶが、その最たるものがチームのランクに応じた入場制限の緩和である。

 これによりアマチュア冒険者であってもプロクラスの迷宮に入ることが可能となるが、悪質なチームの中には所属冒険者に上納金やカードなどを要求するところも存在する。

 それでもチームへの所属を望む冒険者が多いのは、プロクラスの迷宮は個人での攻略が非常に困難であるからである。

 三ツ星冒険者から四ツ星冒険者への昇格には大きな壁があるが、Dランク迷宮とCランク迷宮の間にはそれ以上の差があると言われている……。


※上記は原作者である百均氏より許可を頂き、転載しております。

※補足:簡単なチームの種別

 野良チーム:冒険者ギルドのチーム制度によらず、冒険者がただ組んだだけのチーム。明確なデメリットはないが、正式チームを組むことによる恩恵は得られない。

 簡易チーム:冒険者ギルドの制度に則り、一時的に組んだチーム。低位冒険者でも上位冒険者のランクに合わせた高位の迷宮に潜れる。正式チームへの加入テストや本編のように利用されたりする。

 正式チーム:上記に加え、正式チームの場合は活動実績が加算されていく。実績を積み重ねることでチームのランクが上がっていき、有形無形の恩恵を得られる。


※原作者の百均氏に概要を確認して記載しておりますが、私が誤解したり誤った記述をしている可能性があるため、あくまで二次設定とお考え下さい。


【Tips】コボルト(ネイティブ)

 本作オリジナルモンスター。

 芹華の所有するコボルト『ボッくん(ここまで一つの名前)』はドイツ産のネイティブカードであり、日本産のコボルトとは比較にならないほど強力。

 Dランク中位相当の戦闘力と下級地精霊スキル(低位の地形操作及び地質操作を内包)を持ち、閉所戦闘のスペシャリスト。精霊鉱夫の性質が強く顕れたモンスターであり、手先が器用なことから後天スキルに罠解除スキルも持つ個体が多い。

 一見すると見かけは普通のコボルトと変わらないので、試しに模擬戦をすると外見詐欺からのノックアウトを食らうことも。


【Tips】硝子の棺

 イレギュラーエンカウント、白雪姫から稀にドロップするマジックアイテム。

 内部に巨大な古城を含む異空間を内包し、持ち主が許可した人間・モンスターを招き入れることが出来る(異空間スキル持ちモンスターに類似)。ただし人数制限及び召喚制限が存在する。

 また、死から生へと転じた白雪姫の如く、異空間内部では常時強力な回復効果が発動する。

 加えて異空間内部では時間がゆっくりと流れており、外界の一時間が内部の二十四時間。ただし内部時間で二十四時間ごとのタイミングでしか外部へ出られない。内部に人がいる状況ではアイテムを動かせないなどの制限がある。

 内部構造は鬱蒼とした森に囲まれた居城がデフォルトだが、所有者と管理モンスターの意志に応じてかなり自由に改変できる。

 最大限リソースを注ぎ込み、異空間を開発した場合最大で約一万人の人口を養うことが出来るが、アンゴルモアでもなければ人数制限が解除されず、無用の長物である。


 仕様詳細(一部非公開情報及び人類には知られていない裏ルールを含む)

・迷宮のランクに応じた人数制限及び召喚制限がある。ただし人数制限はアンゴルモア時には解除されるようだ。第二次アンゴルモアで使用され、多くの民衆の命を救った実績あり。

・内部時間で二十四時間ごとでなければ出入り出来ない。

・内部に人間が滞在している場合、棺を動かすことができない。

・破壊された場合、内部のマスターとモンスターは強制的に排出される。アイテムは時間経過で修復する。安全地帯での使用を推奨。

・通常の異空間スキル持ちモンスターと異なり、内部に収納したアイテムは迷宮から出ても強制排出されない。ただし地上では『硝子の棺』を使用できないので、異空間からアイテムを回収できない。

・冒険者カードのマスターでなければ内部の異空間に入ることが出来ない。この場合植物状態の堂島藍はマスターになれず、結果として硝子の棺に入ることが出来ない(マスターになるためにはカードを使用する意志が必要なため)。

・内部に人員が残留したまま所有者が外に出ることも可能だが、所有者が死亡した場合は全てアイテムごと消失する。

・【以下、詳細不明】


 


【Tips】ロビカス

 The・ロビカス。森の魔王の異名にして尊称。とあるゲームの裏ボスにしてラスボス。

 あらゆる魔球を投げ分け、ゲームクリアのノルマが50球中40ホームラン、打率にして.800を要求されるという畜生(仕様上このゲームではヒットはノーカウント。失敗扱いである)。

 実は五歳児。……五歳児???

 本編におけるハイピクシーとは全く関係がない。関係がないったらない。


【Tips】危険物ランキング

 紅の豚:外見△、中身○ → 結論:コスプレの範疇。まあセーフ。

 ロビカス:外見○、中身☓☓☓ → 結論:メンタル的に危険。隔離を推奨。

 名前を言ってはいけないプニキ:外見☓☓☓、中身☓☓☓ → 結論:コイツが一番危険。


【Tips】両性属性

 本作オリジナル設定。

 男女双方に適正を持つ稀少属性。適合カードが幅広く、比較的デッキ構成が自由なのが強み。欠点は適合範囲が幅広すぎて一枚あたりの適合率が低いこと。

 ヒデオは現状詳細不明の後天属性と同時に合致するカードをメインカードに据えることでその欠点を補っている。

 ちなみにヒデオは潜在的なバイだが自覚はなく、基本的に一人のパートナーと交際するタイプ。

 また、リオンは通常成長するにつれて男女いずれかに分化するホムンクルスには極めて珍しく男と女の性別をスイッチできる両性タイプ。

 つまりは割れ鍋に綴じ蓋。


【Tips】黄泉醜女

 原作登場モンスター。

 原作では登場回数が限られているにも関わらず、そのエゲツないビジュアルと準Cランク級とも呼ばれる戦闘力の落差によるインパクトで読者に強烈な印象を刻んだ。

 その外見は原作主人公いわく、「この世の者とは思えぬほど醜く腐り落ちた女性らしき鬼」。また草木を腐食させるほど強烈な悪臭を放つ。問答無用のDランク不人気ナンバーワンモンスター。

 一方で同格のDランクモンスター、黄泉軍(ヨモツイクサ)を一度に十数体という規模で無限召喚し続けられる固有の眷属召喚スキルと場にいるアンデッドモンスターを強化出来るスキルを持つ。

 堂島守善にとっては自身の先天属性に適合し、極めて強力な能力を持ちながら値段はお安いという優良カード。ただし自身がそのマイナス面に耐えられるか未知数だったため、実際に購入・使用するのを躊躇っていた。

 今回はほぼ原価で購入の機会が巡ってきたためお試しで購入。彼女がレギュラー入り出来るかは今後の活躍次第というところ。


【Tips】バーゲスト

 本作オリジナルモンスター。

 イギリスに伝わる黒妖犬(ブラックドッグ)の一種であり、邪妖精(アンシーリーコート)

 クー・シーとも同類項で括られる妖精の一種だが、より高い戦闘力と攻撃的なスキル構成を持つ。

 特にイギリス産のネイティブカードはワンランク上の戦闘力と眷属召喚スキル、強力な状態異常系スキル、変身能力を持ち、女神ヘカテーとのシナジーを持つ。

 ちなみに今回ドロップしたバーゲストの性別は♀であり、守善の適合カードでもある。実際かなり相性は良かったが、それ以上に相性が良い芹華が財布を傾けて競り勝った。


【Tips】夜魔の外套

 本作オリジナルアイテム。本編で紹介を挟むタイミングがなかったのでここで解説。

 外見は裾がボロボロになった黒のマント。装備時の外観イメージはジャック・ザ・リッパー(FGO第一再臨)が近い。

 装備したモンスターの魔法防御及び状態異常耐性を上昇させる防具系マジックアイテム。反面物理防御の補正は低いが、レビィ本体の回避技能で補っている。

 回避困難な広範囲攻撃への対策及び『不死者の窟』で多用してくる状態異常攻撃に対する対策として冒険者ギルドにて購入。市場価格では下手なDランクモンスターよりも高価。


【Tips】魔法剣

 ホムンクルス・リオンが持つ稀少(レア)スキル。

 その運用はダイ大の魔法剣を想像してもらえば問題はない。

 斬撃に魔法を付与して威力を引き上げる直接攻撃タイプと、一度大剣に魔法を装填してから各種バフをかけた上で圧縮、威力を最大限に高めてから開放する砲撃タイプの二種類が存在する。

 え、アバンストラッシュのA(アロー)B(ブレイク)? 知らんな管轄外です。

 なお威力を高めすぎると武器が負けて劣化するところまで同じ。今回もリビングアーマーの剣は使用後、ボロボロに砕け散っていた。

 予備用の武器カードを持たされていたが、取り替えるまでに隙が発生するため、使用に耐える武器の用意が急務。


【Tips】札商の名義貸し

 高ランク冒険者の節税テクニックの一つ。

 わざわざ”高ランク”冒険者と銘打ったのは主にCランク以上の高額カードで用いられるテクニックのため。

 通常冒険者ギルドや国認可の札商等を仲介しない個人間でのカードの売買を行った場合、控除の対象とならない。つまり取引金額分の税金が発生する。

 しかし懇意の札商がいる場合、個人間の間に札商が立ち、名義貸しを行うことで中間マージンを抑えつつ売買するカードを控除の対象とすることが可能。

 もちろんこれはいわゆる『持ちつ持たれつ』の関係が前提であり、冒険者側が一方的に利益を享受することはほぼ無い。

 懇意の札商から優先的にカードを購入する、札商が出した依頼クエストを達成する、将来有望な冒険者とコネを繋ぐためになど相応の思惑や利益が入り交じる。

 いずれにしても関係者の信頼関係が必要かつ扱う金額が大きいテクニックであるため、低ランク冒険者が用いることはほぼ無い。

 本作ではレギオンの売買で用いられるが、特に描写する予定はないのでここで解説。


 ※作者は税制に詳しくないので、もしかしたら現実世界では不可能、あるいは違法かもしれません。

 ですが本作世界観では合法な手法ということでご理解ください。


【Tips】運

 リアルラックとも。

 迷宮産のモンスターカード曰く、幸運と不運、運命と呼ばれるものは確かに存在するのだという。

 ならば個人が持つ運命力、星の巡りと呼ばれる幸運と不運の多寡も存在するのかもしれない。

 仮に運命操作系のモンスターが三人の運量を評すると以下の通り。

 ・堂島 守善:基本的にクソ運。金運やドロップ率が他と比べて有意に低い。特に理由もなく不運に突き当たる。原作主人公と異なり、彼がイレギュラーエンカウントに遭遇したのはただ純粋な不運からである。

 ・志貴 英雄:普段は常人より少し上程度。ただし女運や人の縁は良い部類。特記事項として逆境時には自然と幸運が向いてくるタイプ。主人公体質。

 ・芹華 ウェストウッド:素で豪運。クジでハズレを引いた経験があまり無い。なお堂島守善と共同でダンジョン攻略した場合は相殺しあって一般人並に落ち着くらしい。ただしごく稀に極端な幸運か不運が舞い込んでくる。


【Tips】報道部

 読んで字の如く学内の出来事を中心に記事をまとめ、報道する部活動。

 他の大学にはない特色として学内の冒険者(特に冒険者部)に強いコネを持ち、記事の内容も冒険者が中心。正確な情報発信よりもエンタメを重視する傾向が強い。スナパラッチとあだなされる名物部員がいるらしい。

 『My tube』のアカウントを持ち、部員が作成した動画記事をアップしており、学外のファンも多い。

 学内新人王戦では冒険者部と協力して撮影班や実況などに人を出し、大会運営に協力している。

 その報酬は冒険者部からの積極的な取材協力やネタの提供。一例として報道部が編集した昨年の学内新人王戦の動画記事は再生回数が百万回を超えた。


【Tips】学内新人王戦

 冒険者部が主催する新入生冒険者限定の登竜門的イベント。

 入学時に入部希望をハネられたが、この大会で活躍して冒険者部にスカウトされる者も毎年少数だが存在する。

 冒険者部・報道部のアカウントが取り上げるイベントの中でも特に世間からの注目が高い。その目玉はなんといっても優勝商品のCランクカード。なお参加賞としてポーション、ベスト4まで残った選手には美品のDランクカードを一枚が与えられる。

 新入生冒険者にとって晴れ舞台とも言えるイベントだが、動く金銭の額が大きく、裏で様々な思惑や情報戦が行き交う生臭い一面もある。

 試合形式は三対三のスタンダードルールに準ずる。

 事前に十枚のカードを登録し、その中から三枚を使用して戦う。試合中に魔道具を使用することも可能だが、大会中五回までの回数制限がある。

 ほぼ原作における学生冒険者大会に準じると考えてよい。

 例年の優勝者は一人の例外もなく冒険者部の部員である。

 大会において(少なくとも表立っての)八百長が行われたことはないが、やはり冒険者部にとって有利なルールとなっている。


【Tips】覗き屋

 ピーピングとも。本作では学内新人王戦の参加者を偵察する行為、人種を指す。

 多額の金銭的価値を持つカードが賞品となる学内新人王戦では他の参加者のカード情報を暴いたり、時に売買したりといった情報戦が行われる。

 参加者が同じ大学に通う学生であり、ある程度動向を把握できるからこそピーピング行為は比較的容易に可能なためである。

 大会で一戦も交えないうちから手の内を暴かれ、綿密に組んだ戦略で対戦相手を完封する展開が稀にだが起こりうるのはこのため。

 参加者によって情報戦への姿勢はかなり異なり、自己研鑽を重視し情報戦を積極的に行わない者もいればなりふり構わず情報をかき集めて入念に対策を練る者もいる。

 ヒデオと芹華が前者、籠付と守善が後者である。


【Tips】ニシモリ製薬

 本作オリジナル企業。芹華の実家。

 主に迷宮から産出されるポーション類を取り扱っており、そのシェアは国内最大手を占める。その隆盛は迷宮時代最大の成り上がり企業であるダンジョンマートに迫る勢い。

 二十年前の迷宮出現による劇的な世界の変化にもいち早く適応し、ポーションの流通促進に一役買った経緯がある。逆に旧来の医薬品製造にこだわり続けた企業の未来は芳しくなかったという……。

 迷宮産の各種ポーションやアイテムを組み合わせたオリジナルのポーションレシピを多数開発・販売する現代の錬金術師の集まりであり、蓄積された技術は世界でもトップクラス。

 ちなみに社長夫妻は国際結婚。跡継ぎの長男がイギリスに留学した際に優れた薬学者だった妻と出会い、恋に落ちた。夫人の旧姓はウェストウッド。彼らの馴れ初めは互いの名字が互いの母語で同義語だった奇縁から始まったという。





〜第ニ章終了時点のステータス〜


【種族】鴉天狗(疾風ハヤテ)

【戦闘力】360(MAX!)

【先天技能】

 ・武術

 ・天狗の隠れ蓑

 ・中等攻撃魔法(風)


【後天技能】

 ・翼の誇り

 ・疾風飛翔

 ・風読み

 ・天狗風

 ・中等状態異常魔法

 ・雉も鳴かずば撃たれまい

 ・加速放題(NEW!):その速度は際限なく上昇し続ける。己の肉体が保つ限りは。



【種族】ホムンクルス (レビィ)

【戦闘力】550(50UP!)

【先天技能】

 ・人造生命:自然ならざる手段で生み出された命。美貌、未分化の生命、虚弱体質、絶対服従を内包する。

 ・無垢

 ・アーキタイプ


【後天技能】

 ・零落せし存在→忘却せし存在(CHANGE!):詳細不明。戦闘力マイナス100が解除。

 ・短剣術

 ・投擲術

 ・忠誠

 ・奇襲→バックスタブ(CHANGE!):自身の存在が気付かれにくくなる。奇襲成功時、ダメージに+補正。気配遮断を内包。

 ・復讐するは我にあり

 ・罠解除

 ・編み笠一蓋

 ・メイド(NEW!)

 ・精密動作(NEW!)

 ・武術(NEW!)


【固有技能】

 ・断末魔

 ※ユニークリンク使用時のみ表示が浮かび上がる。



【種族】バーサーカー (B.B)

【戦闘力】360(MAX!)

【先天技能】

 ・武術

 ・狂化

 ・物理強化


【後天技能】

 ・恵体豪打→鉄人打者(CHANGE!):上位スキルへ変化。

 ・強振(フルスイング)超強振ミスター・フルスイング(CHANGE!):上位スキルへ変化。

 ・選球眼→選球魔眼(CHANGE!):上位スキルへ変化。

 ・ピッチャー返し→ピッチャー殺し(CHANGE!):上位スキルへ変化。

 ・ピンチヒッター:窮地に陥るほど意識は冴え渡り、打撃は威力を増す。生命力が減少するほど攻撃面のステータスが上昇する。

           また、瀕死になると精神状態異常無効が発動する。狂化スキルのデメリットにも適用される。



【種族】狛犬(狛丸)

【戦闘力】300(MAX!)

【先天技能】

 ・二体一対

 ・辟邪の咆哮

 ・守護獣:威圧、庇うを内包


【後天技能】

 ・気配察知

 ・食いしばり

 ・確固不動:一定範囲から移動できなくなる代償に生命力と耐久力が大きく向上する。

 ・獅子吼:自陣を勇気付ける獅子の咆哮。味方全員の能力がやや向上し、状態異常耐性を上昇させる。



【種族】獅子(虎丸)

【戦闘力】300(MAX!)

【先天技能】

 ・二体一対

 ・辟邪の咆哮

 ・守護獣:威圧、庇うを内包


【後天技能】

 ・気配察知

 ・食いしばり

 ・確固不動:戦闘中一定範囲から移動できなくなる代わりに生命力と耐久力が大きく向上する。

 ・虎視眈々:獲物を伺う虎の視線。敵の俊敏を低下させる。また、敵の動きが見切りやすくなる。



【種族】黄泉醜女(恋華)

【戦闘力】380(MAX!)

【先天技能】

 ・招来黄泉軍:眷属召喚スキル。Dランクモンスター、黄泉軍を一度に十数体召喚する。また場のアンデットモンスターのステータスが少し向上する。

 ・黄泉の醜女:本来醜女とは霊力が強い女性を示す。根の国の巫女として死の魔力の扱いに優れる。不死、魔力強化、詠唱短縮を内包。

  (不死:頭部と心臓を破壊されない限りロストしない。

   魔力強化:魔法の効果を強化する

   詠唱短縮:魔法の詠唱に必要な時間を短縮する。)

 ・中等補助魔法:中等の補助魔法を使用可能。


【後天技能】

 ・命短し恋せよ乙女(NEW!):女は時に情愛からその姿を変貌させ、恐ろしい力を振るう。恋の七変化、良妻賢母、追跡、魔力隠蔽、虚偽察知、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、悋気嫉妬は女の常を内包する。慕う男に裏切られたとき、マイナススキルへ変化する。

  (恋の七変化:恋い慕う男の気を惹くため、その外見や体臭、気配、言動を変化させる。ただし変化は見かけ上のものであり、物理的に変身しているわけではない。フェロモンスキルを内包。

   良妻賢母(統合!):妻や母として理想的な技能をすべて備えている。……ただしその愛を裏切らない限り、だが。料理、清掃、育児、性技を内包する。

   追跡(統合!):マーキングした対象の気配を追跡することができる。ストーキングに必須。

   魔力隠蔽:自分の魔力を隠蔽し、魔法の発動や魔法陣の存在を隠しやすくする。こちらもストーキングに有用。

   虚偽察知:対象の偽りを見抜く。浮気を決して見逃さない。

   身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ:自身がロストする時に味方全体の体力と魔力を全回復する。初等回復魔法を内包。

   悋気嫉妬は女の常:嫉妬深い。嫉妬を恋慕の炎で燃やし、向上心へ変える。嫉妬するほどにステータスが上昇。)


【種族】黄泉軍

【戦闘力】120(下位眷属体による補正済み)

【先天技能】

 ・武術

 ・生きた屍:死に最も近く死から最も遠い存在。頭部を破壊しない限り消滅しない。状態異常耐性、知能低下を内包する

 ・火事場の馬鹿力:肉体の限界を超えて力を振るうことができる。使用中反動を受ける。


【後天技能】

 ・下位眷属体:スキルとして呼び出された仮初の肉体。後天スキルを持たず、成長もしない。下位眷属体は自我を持たず、オリジナルの初期戦闘力の8割ほどの力しか持たない。



【種族】付喪神

【戦闘力】900(MAX!)

【先天技能】

 ・物々交換:中等クラスの装備化スキル。他のカード、あるいはマスターが装備することで、自身の戦闘力の半分を加算させることができ、また自身の後天スキルを共有する(マスターへの装備化の場合はすべての戦闘力とスキルを共有できる)。アイテムを取り込むことで、その効果を内包できる。新しいアイテムを取り込む際は、前のアイテムの効果は廃棄される(取り込んだアイテムは戻ってこない)。また使用回数のあるアイテムを取り込んだ際は、その回数を使い切るとロストする。通常、同じタイプの装備化スキルは同時使用できないが、物品憑依型は複数同時に装備化可能。

・食を願わば器物:取り込んだアイテムが時間経過で修復される。破壊寸前でも時間を置けば復活する。一日に一度だけ同一アイテムを二重に取り込むことで一時的にステータスが二倍に上昇する。二重に取り込んだアイテムは戻ってこないため注意。自己再生を内包。

・良工は先ず其の刀を利くす:取り込んだアイテムを強化するスキルのようだが詳細不明。強化倍率の法則性について検証中。

 ※裏設定として使い込んだアイテム、思い入れのあるアイテムほど強化倍率が上昇する。常日頃から愛着を持ち、手入れをしていると効果上昇。


【後天技能】

 ・武術

 ・影の形に随うが如し:使用者の意図を汲み取り、的確にサポートする。秘書スキルに類似性があるが、より瞬間的な判断が求められる戦闘に特化していると考えられる。その精度はまさに影が本体に付き従うかの如し。


※上記は百均様に監修頂いていますが、基本的に二次設定とお考えください。



【種族】ハイピクシー(クリストファー・ロビン・グッドフェロー※シャーウッドの森出身)

【戦闘力】300(MAX!)

【先天技能】

 ・妖精の気まぐれ:妖精の気分は山の天気よりも変わりやすい。自由行動に対する大きなプラス補正、精神異常への耐性、一部の拘束スキルの無効化。たまにマスターからの命令を無視する。

 ・妖精の輪:下位種族であるピクシーを無限召喚する。

 ・初等魔法使い→中等攻撃魔法(CHANGE!)


【後天技能】

 ・ロビカス:森の魔王であるロビカスがロビカスたる由縁。投射攻撃全般に極めて大きなプラス補正。加えて五〇本中四十本ホームラン、打率にして.800を上回らなければ負けを認めない森の畜生。攻撃魔法のランクを上げる。状態異常魔法、回復魔法、補助魔法を習得できない。負けず嫌い、テンションブーストを内包。

 (負けず嫌い:どんな窮地でも負けを認めない。窮地に陥るほどテンションが上がっていく。

  テンションブースト:テンションに応じてステータスが上昇する。)

 ・魔球X:あらゆる魔球を自在に投げ分ける。確認されているだけで消える魔球、加速する魔球、分裂する魔球、縦にジグザグ軌道を描く魔球、横にジグザグ軌道を描く魔球などが存在する。投射攻撃に関する大幅なプラス補正がかかる。

 ・レーザービーム:投射攻撃の威力にマイナス補正、速度と正確性にプラス補正。トリガーハッピーと同時使用不可。

 ・トリガーハッピー:投射攻撃の正確性と威力にマイナス補正、投射数及び詠唱速度に大きなプラス補正。レーザービームと同時使用不可。


 ※一部非公開情報あり

 ※シャーウッドの森出身まで含めてソウルネームと規定されている。



【種族】ヴァルキリー(エール)

【戦闘力】850(MAX!)

【先天技能】

 ・戦神の使者:戦乙女とは軍神オーディンに仕える使者であり戦士であり侍女でもある。 戦士、中等攻撃魔法、メイドスキルを内包する。

(戦士:戦士に必要な技能を収めている。武術、剣術、槍術、弓術、騎乗スキルを内包する)

(メイド:メイドに必要な技能を収めている。料理、清掃、性技、礼儀作法を内包)

 ・英霊の導き手:Dランクモンスター:エインヘリヤルを無限召喚する。鼓舞を内包。

 ・白き翼を持つ者:戦乙女は白鳥の翼をもち、自由に空を飛翔する。また羽を脱ぎ去り、水辺の近くで休息することで急速に回復する。ただし翼を傷つけたり失うと戦闘力が半減し、スキルが幾つか使用不可となる。


【後天技能】

 ・自由奔放:しがらみに囚われない自由な心。命令された行動に対するマイナス補正、自由行動に対する強いプラス補正。

 ・不屈の精神:どんな失敗や逆境にもめげない鋼の精神を持つ。やや学習しない傾向アリ。精神異常に対する耐性。逆境時、行動に強いプラス補正。

 ・粗忽者:そそっかしく、不注意が目立つ。極めて大らかで細かいことをこだわらない性格によるものであり、矯正は困難。

 ・陣頭指揮:パーティーの先頭に立つことで特定の行動に強いプラス補正。

 ・友情連携


【種族】エインヘリヤル

【戦闘力】96(下位眷属体による補正済み)

【先天技能】

 ・死せる戦士:戦乙女に集められた勇敢なる戦死者の魂こそがエインヘリヤル。武術、不死を内包。

 ・蛮勇:恐れを知らぬ戦士の魂。精神異常に対する耐性。


【後天技能】

 ・下位眷属体:スキルとして呼び出された仮初の肉体。後天スキルを持たず、成長もしない。下位眷属体は自我を持たず、オリジナルの初期戦闘力の8割ほどの力しか持たない。



【種族】バーゲスト(ブラッド)

【戦闘力】800(MAX!)※零落せし存在により戦闘力マイナス100適応済み

【先天技能】

 ・魔犬の頭は鷲獅子の尾に勝る:欠けゆく新月の女神ヘカテーの眷属。Cランクモンスター、ヘルハウンドを無限召喚できる。『迷宮外の』月が欠けるほど身体能力が大きく向上する。更にヘカテーと同時に召喚された時、ステータスが大きく向上する。零落せし存在の影響で眷属召喚スキルが使えない。

 ・邪妖精:魔犬の姿で現れた邪悪な妖精(アンシーリーコート)。ネイティブカードのバーゲストは人間形態と魔獣形態に変身可能。人間形態は器用さに優れ、スキルの幅が広く、魔獣形態はステータスが向上するが人間態でのスキルが使えなくなる。

 ・死を告げる遠吠え:不吉の象徴にして死の先触れであるバーゲストの咆哮。敵の状態異常耐性を低下させ、強力なスタン効果を付与する。


【後天技能】

 ・零落せし存在:常時戦闘力マイナス100。眷属召喚スキルが使えない。

 ・戒めの鎖:その身を縛る鎖を利用した戦闘法。捕縛術を内包。ランクアップ時に引き継ぎ。



【種族】ベン・ニーア

【戦闘力】820(MAX!)

【先天技能】

 ・禍を転じて福と為す:自身や主から不運を逸し、敵対者に押し付ける。敵の災いは時として己の幸運となる。状態異常付与にプラス補正。

 ・血を以て血を洗う:ベン・ニーアが洗う血塗れた死に装束の持ち主は遠からず死に至る運命にあるが、命は死の間際にこそ最も輝く。高等クラスの装備化スキル。他のカード、あるいはマスターを呪詛することで、自身の戦闘力を加算させることができ、また自身の持つ装備化スキル以外の先天スキル一つと、すべての後天スキルを共有する。極めてレアな呪い型であり、装備化スキルの等級が同ランクカードよりワンランクアップしている。このカードは装備化対象とは別行動が可能。強力な効果の代償に常時「装備化対象の」生命力と魔力が失われていく。このスキルを使用中回復魔法を受け付けず、また戦闘終了まで解除できない。

 ・中等状態異常魔法

 ・中等攻撃魔法


【後天技能】

 ・泣き虫:気が弱く、涙もろい。状態異常付与にややプラス補正。

 ・酒乱(泣き上戸):異常に酒を欲しがるが、いざ飲めばひたすら泣き続ける。ステータスが半減し、実質的に戦闘ができなくなる。稀に反動からか異常に攻撃的になり、ステータスが極めて大きく上昇する。

  →:御神酒上がらぬ神はなし(CHANGE!):霊酒系アイテムを飲むことでステータスが大きく上昇する反面、酔いが醒めるとステータスが低下する。酒を飲みすぎず、飲んでも我を忘れなくなる。

 ・中等補助魔法




 と、いう訳でこれにて第二章は完結となります。

 学内トーナメント、ライバル、エース。新キャラに覚醒イベントにライバルとの関係性と色々詰め込み過ぎて一部しっちゃかめっちゃかになってしまいましたが、書きたかったライバルとの激闘は書けていたと思いたい。

 ちなみに読者の皆様は第二章で活躍したキャラの中で誰がお気に入りとかありますか? 作者的には過去改変して緊急登板した籠付君 (ツンデレ)が予想以上にヒロイン風味を醸し出したことに首を傾げつつおいしいキャラになったなぁと思わざるを得ません。マジでなんなんだお前は??? 主人公のピンチに真っ先に声を上げるとかヒロインにしか許されない所業だぞ???



 さて、伏線を回収しつつ新たな伏線も張り、次は第三章……といきたいところでしたが。

 現在オリジナル作品を幾つか構想中でして。書き出し数万字だけでも書いて、読者さんの反応を見つつとしばらくそっちに注力しようかと考えております。色々試行錯誤したい。


 例えば『狩りゲー世界に転生したベテラン狩人 (アラサー)が最前線を退いて新天地で生き直す穏やか狩猟(スロー)ライフ (できない)ストーリー』とか。

 あるいは『100%現代社会が滅ぶゲーム世界に転生したことに気付いた主人公 (アラサー)が放っておいたら悲惨過ぎる結末を迎える原作主人公とパパ活しながら特に世界を救ったりはしないお話』とか。

 さもなきゃ『異世界の草原世界で黒白エルフ姫ヒロインとイチャイチャしながら勃興期のモンゴル帝国(仮)相手に飄々と笑いながら渡り合うライトな戦記物』とか。※拙作『シャンバラ』の続き物です。多分別タイトルで投稿。


 思わず読んでみたくなるログライン (その小説のウリ)って難しいなぁと思いつつ、他にも幾つか構想中。

 もしこの中で「おっ」となったものとかあったら是非教えてください。参考にしたい。

 率直につまらなさそうと思ったらその理由を教えてください。参考にしたい。


 執筆進捗についてはページ下部↓↓↓のツイッターで報告します。フォローよろしくお願いします!

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