第二話 前提条件そのものをひっくり返された
そもそも響以外守善とほとんど面識のない面子、合計五人の学生冒険者がDランク迷宮に潜る経緯は数日前に遡る。
現状ソロのEランク迷宮攻略をメインに活動する守善に対し、響がDランク迷宮の攻略に興味はないかと話を持ちかけたのが始まりだ。
当然、守善は話に乗った。
二ツ星冒険者では挑戦できるのはEランク迷宮まで。より深く、困難な迷宮に挑み、相応しいリターンを持ち帰る。それを繰り返して最終的にプロ冒険者になり、大金を稼ぐことが守善の目的だ。
そのために今自分が潜れる迷宮より高いランクの迷宮に比較的安全に挑戦できるまたとない貴重な機会。見逃すことはありえない。
響から守善以外の新人冒険者を誘うことを軽く言及された時もあっさりと了承した。その相手が自分と同じく響が目をかけている新人冒険者であることを聞き、将来的なチームメイトとの顔合わせかと理解したからだ。
むしろこれまでほとんどソロで迷宮探索に挑んでいたことがおかしかったともいえる。尤も守善個人は自分のペースで攻略できる自由さが嫌いではなかったのだが。
特に時間効率に優れたマジックアイテム、硝子の棺を手に入れてから、守善が迷宮に挑む頻度、滞在時間は確実に伸びていた。それに比例して迷宮の攻略回数及び踏破階層数も段違いに跳ね上がっている。
今回の迷宮攻略に備えて散財したが、それでも結構な金額を貯蓄に回している。そろそろ響とも相談しつつ、新しいカードや装備の更新も考えていた時期だ。いろいろな意味で、渡りに船の提案だったのである。
「ところで先輩は確か冒険者部と折り合いが悪かったのでは?」
気心の知れた様子で会話を交わす響とカイシュウの様子にまっすぐそう切り込むと、若干決まりが悪そうに苦笑する二人。
なお他の二人の新人からはこいつマジかという視線を向けられていた。
たとえ噂が事実でもあまりにもストレートな問いかけだ。何か事情があると察して口をつぐむのが空気が読める人間の対応だろう。
「お二人に限って余計な心配だとは思いますが、万が一妙なトラブルに巻き込まれても困りますので」
とはいえ守善は良くも悪くもそうした空気を読まない。あるいは読んだ上で無視するタイプだ。
迷宮攻略に不安が出そうな事柄は懸念事項は先んじて潰しておく。そのための問いかけである。守善の気性をよく理解している響は軽く苦笑を漏らしながら気にした様子もなくあっさりと答えたか。
「確かに私と冒険者部は折り合いが良くない。だけど、個人個人とはまた別の話さ。カイシュウとは話が合うし、個人的には得難い友人だと思っている。私が彼に含むことは何もないし、一緒に組んで迷宮攻略に挑むこともそれなりにあるからね」
響の説明の後を継ぐようにカイシュウも頷く。
「確かに冒険者部としちゃ白峰のことはほとんど無視だ。協力やトレードを持ちかけられても相手にしないよう通達が出てる。
だからって個人として活動する時間まで制限される程の強制力はない。結局部活だしな。今日の俺は個人的に目をかけてる後輩を連れてダンジョン攻略に来た。そこでたまたま知り合いと出くわしたからたまたま野良チームを組んだ。そういう建前だな」
はっきりと建前と言い切るカイシュウに守善が小さく笑った。面倒なしがらみをここまでバッサリ切り捨てられれば逆に小気味がいいというものだ。
「それに部としても、個人で白峰と付き合いがある部員がいるのは悪いことじゃない。ほとんど黙認されてる状態だな」
冒険者部の誘いを響が蹴ってから、両者の関係は良くない。お互いにほとんど無視しているような状態が続いている。だがその状態が長く続くほど関係修復は難しくなる。
将来的な関係修復に眼を向ければ、カイシュウのような個人的に仲がいい部員がいると響も話をしやすいのだ。彼らの関係は未来への布石として黙認されていると諸々を説明され、納得した守善は素直に頭を下げた。
「不躾な問いかけ、失礼しました」
「いいさ、必要だと思ったから聞いたんだろう」
その言葉通り必要だと思えば不躾だろうが何だろうが空気を読まずに問いかけるのが堂島守善だ。良くも悪くも、そういうキャラクターだと先輩組二人は受け入れていた。
ただし先輩組二人が理解しているからといって同じ立場の新人までが理解しているかはまた別である。
「…………」
特に憧れのお姉さまに対して失礼な口を利いた守善へ向けて芹華はキツい視線を向けていた。
「――ハッ」
「ッ……!」
更にその視線に気づいた上で、守善が鼻で笑って無視する。当然守善が無視したことに芹華も気付く。こうしてほとんどロクに会話もしていないにも関わらず、あるいはだからこそか二人の間に漂う空気はかなり刺々しいものになっていた。
「それじゃ納得してもらったところで話を進めようか」
二人の間に漂う空気に気づいたのかカットインするように話を進める響。その言葉で意識が切り替わったのか、三人の視線が響に向く。
「二ツ星冒険者である君たちは三ツ星を目指して今も挑戦中だ。とはいえ当然Dランク迷宮には潜れない」
共通認識を作りたいための説明に後輩三人がそれぞれ頷いたりと反応を見せる。
この場の三人はほぼ初対面だが、全員が二ツ星冒険者の資格を持ち、三ツ星冒険者の昇格を目指して、積極的にEランク迷宮に挑んでいることは共通していた。
「だが君達二ツ星冒険者でも私達三ツ星冒険者とチームを組めばDランク迷宮に潜ることができる」
冒険者にはチーム制度というものがある。
基本的に冒険者ギルドは複数人の冒険者チームによる迷宮攻略を推奨している。その流れを加速させるための制度だ。
実際低ランク迷宮はともかく、高難易度の迷宮となってくるとソロでの攻略の難易度は加速度的に急上昇する。今は単独で迷宮攻略に励む守善もいずれはチームを組まざるを得ない、そんな状況が来るだろう。
そこで組まざるを得ないと考えてしまうのが今の守善が自覚なく抱える問題の一つなのだが……。
「それ以外にも実績のある冒険者チームは冒険者ギルドが提供するサービスの割引措置やシークレットダンジョンの紹介を受けられたりと恩恵は多い。ちなみにプロ資格の筆記試験の出題範囲だから覚えておいて損はない」
話をチーム制度に戻すと、チームを組むメリットは多い。一般公開されていない迷宮の一部開放、魔道具のカード化や販売に関する割引措置、クエストの斡旋など恩恵は多々に及ぶ。
その最たる恩恵としてはチームのランクに応じて迷宮の入場制限が緩和されることだろう。
例えば三ツ星以下のいわゆるアマチュア冒険者でもプロ冒険者チームに所属すればCランク以上の迷宮に潜れるのだ。
とはいえ正式にチームを組むとなると、その分恩恵も多いが手間暇のかかる手続きが必要となる。
そのため今回のような一時的に上位の迷宮に潜るために簡易的な手続きでチームを組むこともそれなりにあった。
このお試しチームはダンジョンマートの店頭の設備か、あるいはスマホのアプリ経由で簡単に登録することができる。
「少し待ってくれ、今チーム登録をする……………………よし、OKだ」
そう言った響が手元のスマホを操作して各々のライセンス情報を読み取り、手続きを進めていく。ほどなくして響のスマホにチームアップ完了の連絡が届いた。
こうしてこの迷宮攻略の間に限り三ツ星冒険者ニ名、二ツ星冒険者三名による簡易パーティーから結成された。
この簡易パーティーが機能する間は本来資格がない二ツ星冒険者でもDランク迷宮に潜ることができる。
もちろん簡易チームが解散した翌日に守善一人がDランク迷宮に潜ろうとしても不可能だ。
「既にある程度聞いていると思うが、攻略のメインは君たち三人だ。それと報酬の分配だが踏破報酬は私達が、それ以外の戦利品は君達三人のものだ。君達の取り分については各々でよく話し合ってくれ。揉めるかもしれないが、それもまた経験だ。それと――」
最後に今回の攻略方針と報酬の分配について再確認する響。
ここはチームアップの際に揉めやすい部分なので全員が真剣に聞き取り、はっきりと返事を返す。
「私達は基本的に手出しをしない。ピンチの時にフォローくらいはするけどね。
ただし君達では攻略不可、と判断した場合は以降の攻略は私達が引き継ぐ。それ以降の戦利品は全て私達が総取りとさせてもらう」
含みのある言い方だが、報酬の分配としてはそうおかしな話ではない。そもそも守善達後輩組の目的は踏破報酬ではなく、先輩組のフォロー付きで比較的安全にDランク迷宮の攻略経験を積むことだ。攻略不可云々にしても念の為の確認くらいのつもりだろう、とやや腑に落ちないものを感じつつも了承の意を示すと……先輩組二人がサッと視線を交わす。
〈……なんだ?〉
一瞬の違和感が守善の胸の内で膨れ上がる。なんとも含みがありそうな視線のやり取りに思考を回そうとした次の瞬間――、
「これで準備は完了。これから君たち三人にはこの迷宮に潜ってもらうわけだが、ここで一つルールを追加する」
響が唐突にルールの追加を宣言した。
事前に一切聞いていない、全く寝耳に水の話に多かれ少なかれ驚きを示す三人。後輩組が例外なく動揺を示す傍ら、カイシュウが落ち着いたままでいる状況に守善はこれがただの連絡漏れではないと察した。
彼らの戸惑いを無視してカイシュウは響の言葉を継ぐ。まるで先輩組の間では話がついていることを示すような強い口調で追加ルールを通達する。
「一人のマスターにつき召喚できるモンスターは二体まで。Dランク迷宮での召喚制限は六体。つまり実質マスター一人分の戦力で、この迷宮に挑んでもらう。ああ、最下層だけは例外だ。私達でもソロ攻略はキツいボスだからね」
『!?』
その追加ルールを聞いた三人が愕然とする。それも当然だ。あっさりとした言葉とは裏腹にかなり重い縛りだった。ボス戦だけは例外らしいが何の慰めにもならない。
攻略目標の迷宮を知ってから、当然ながら守善はできるだけ事前準備を重ねた。情報を集め、対策として魔道具やマジックカードなども揃え、それこそ単独攻略でも成功率五割と見込みを出せるほどに。慎重な守善らしくキッチリと詰められるところは詰められるだけ詰めた。
だがそれは自身が六体召喚できる前提でのこと。追加ルールで前提条件そのものをひっくり返された。
今は全く成功率の見込みがつかない。ただ、多めに見積もって三割を切るだろうことは確かだ。
「理由を聞いても?」
眦を鋭くして問いかける守善。理由もなしに唐突な縛りとも言えるルールの追加。文句の一つもつけて然るべき状況だろう。
「なんでだと思う?」
ニヤリと分かりやすいくらいに挑発的な笑みを浮かべ、逆に問い返すカイシュウ。そして傍らで苦笑しつつも答えようとしない響にまともに回答する気がないと守善は悟った。
「私とカイシュウがそうした方がいいと判断した。いまはこれ以上は言えない」
フワッとした響の説明は、せめてもの情けか。どの道判断材料が少なすぎて先輩組たちの思惑を読むことが出来ない。
「さて、どうする後輩ども。そんな話は聞いてなかった……で、帰ってもそれはそれで構わんぜ」
敢えて怒りを煽り立てるような台詞に三人の目に反骨の火が灯る。全員揃って大の負けず嫌い。かつ、煽られれば相手の鼻を明かしたくなる性格なのだ。
(ここで逃げ帰る選択肢は……無い、な。最低限の安全は保証されている。意図は読めんが先輩達にも何か考えがあるはずだ。それを掴めないまま退いても意味がない。なにより――)
冷静に、理屈を立てて、攻略に挑むという行動方針を打ち出す。その上に決意を一つ上乗せた。
(――煽られっ放しは腹が立つ。一泡吹かせなきゃ腹の虫が治まらん)
重ねて言おう。堂島守善は負けず嫌いだ。
まるで敢えて彼らが失敗することを期待するような追加ルールの存在に、思惑以上の成果を叩きつけることで先輩組たちの鼻を明かしてやろうと反骨の意志が轟々と燃え始める。
そして概ね似たようなことを考えた三人はすぐに互いに様子を伺う視線を交わし、誰一人撤退するつもりがないことを確認した。
「……納得はしていませんが、理解はしました。その追加ルール、乗りましょう――おい、お前ら」
苛立ちを漂わせながらも先輩達の挑発に敢えて乗ると、最後の一言で同輩二人に向けて問いかけた。
「チームを組んだ経験は? ちなみに俺はほぼゼロだ」
「偉そうに言うことですか。……お姉様とならば、それなりに」
「俺は部の方で何度か。ただ先輩方の指示に従う立場だったからな。あまり偉そうなことは言えん」
唐突な質問に淀みなく返事を返す二人。間を置かない即答で二人もまた追加ルールを受け入れたことを示した。
「まともな経験者は一人だけか。シキ、お前がリーダーをやれ。俺やそっちの女よりマシだ」
「……承知した。まあ、状況的に止むを得まい」
守善が前置きなしかつ強引にチームアップする方向で話を進めていく。
一人のマスターにつき、カードは二枚まで。ソロ攻略には全く足りない戦力であり、彼らは先輩たちの鼻を明かすために協力せざるを得ない。
そしてリーダーの件も芹華と守善の仲の悪さを考えればヒデオ以外は候補がいない。
こうした前提を基にした合理的な結論だが、頭ごなしに話を進められれば当然反発する者もいる訳で……。
「……シキさんにリーダーをお任せするのは構いませんわ。ですが私をあなたと同列に扱わないで頂けます? 不愉快ですわ」
刺々しいやり取り。唐突なルール追加で苛ついていることもあって守善と芹華の間にわだかまる空気があっという間に悪化していく。
「二人とも落ち着け。モンスターと戦う前に仲間割れしては元も子もない」
「……仕方がないですわね」
が、ヒデオの取りなしによってなんとか芹華が渋々と矛を収める。先が思いやられる一幕に響がヒヤヒヤとした内心を押し隠して後輩たちの様子を見守っていた。
「まずは各々が召喚するカードを決めよう。一人二枚しか召喚できない以上、役割分担が重要だ」
前衛、後衛、補助。索敵、罠解除、ガード、遊撃、火力支援。
迷宮攻略に必要な役割は多岐にわたる。一人二枚のモンスターだけでは到底賄いきれないのだ。
その事実を基にした的確な議事進行にさっきまで険悪だった二人の意識も攻略に向いた。いささか問題を抱えていても全員が優秀な二ツ星冒険者、未来のプロ冒険者の卵だ。
目的意識が共有されれば、各々の視点から積極的に発言を重ねていく。
「俺から出せるのはガード役の狛犬と獅子。二体一対型だ。それと索敵兼釣り役兼遊撃役の鴉天狗、罠解除と遊撃、奇襲が得意なホムンクルスがいるが――」
なお言及されないあいつは意図的なものだ。守銭奴にも人並みの羞恥心はあるのだ。他のカードを差し置いて一枠を消費する程の価値があるか微妙という事実もあった。
「私は主力であるクエレブレ、補助役の妖狐、罠解除兼前衛のコボルトを出せますわ」
「クエレブレ……おい、確かそいつは人食いの逸話があるドラゴンじゃなかったか?」
「私のレブレは優しくて愛らしい立派なドラゴンです! おかしな風評被害を垂れ流さないで下さい!」
ダンジョン攻略の一環として各国の神話伝承を浅く広く仕入れている守善が若干身を引きつつ問いかけると憤懣やるかたないと芹華が憤る。
実際実害がない限り他人のモンスターに文句を言うのはマナー違反なので今のは守善が悪い。第三者のヒデオは気持ちは分からなくもないと心の中だけで頷いていたが。
人食いのドラゴンがすぐそばにデンと仁王立ちしている状況は誰だって怖いだろう。
「諍いはそこまでにしておけ。ドラゴン系モンスターがいるのは心強い。俺は歓迎するぞ、芹華嬢」
「あら、シキさんはこの無礼者と違って礼節を弁えていらっしゃいますのね。高得点ですわ、この無礼者と違って」
竜種は数あるモンスターの中でも特に強力な覇権種族だ。そのスペックは同ランク帯でも頭一つ高い。味方となれば頼もしいのは疑いようがない。
それを踏まえたヒデオの言に機嫌を直す芹華だが、無礼者と二度繰り返す辺りしっかり根に持っているらしい。
「俺からは……そうだな、うちのエースを出そう」
癖が強い同輩達にもヒデオはポーカーフェイスのまま、胸の内でどう思っているかは伺いしれない。
ただ揺るぎない信頼を込めて己の最も信頼するカードを切った。
【Tips】チーム制度
冒険者ギルドは安全のため集団での迷宮攻略を推奨しており、チームで活動する冒険者に対し様々な優遇を行っている。一般公開されていない迷宮の一部開放や、魔道具のカード化や一部魔道具の割引、“クエスト”の斡旋など恩恵は多々に及ぶが、その最たるものがチームのランクに応じた入場制限の緩和である。
これによりアマチュア冒険者であってもプロクラスの迷宮に入ることが可能となるが、悪質なチームの中には所属冒険者に上納金やカードなどを要求するところも存在する。
それでもチームへの所属を望む冒険者が多いのは、プロクラスの迷宮は個人での攻略が非常に困難であるからである。
三ツ星冒険者から四ツ星冒険者への昇格には大きな壁があるが、Dランク迷宮とCランク迷宮の間にはそれ以上の差があると言われている……。
※上記は原作者である百均氏より許可を頂き、転載しております。
※補足:簡単なチームの種別
野良チーム:冒険者ギルドのチーム制度によらず、冒険者がただ組んだだけのチーム。明確なデメリットはないが、正式チームを組むことによる恩恵は得られない。
簡易チーム:冒険者ギルドの制度に則り、一時的に組んだチーム。低位冒険者でも上位冒険者のランクに合わせた高位の迷宮に潜れる。正式チームへの加入テストや本編のように利用されたりする。
正式チーム:上記に加え、正式チームの場合は活動実績が加算されていく。実績を積み重ねることでチームのランクが上がっていき、有形無形の恩恵を得られる。
※原作者の百均氏に概要を確認して記載しておりますが、私が誤解したり誤った記述をしている可能性があるため、あくまで二次設定とお考え下さい。
【Tips】カードのステータス(最新版。戦闘力の成長及び新スキルの取得含む)
【種族】鴉天狗(疾風)
【戦闘力】360(MAX!)
【先天技能】
・武術
・天狗の隠れ蓑
・中等攻撃魔法(風)
【後天技能】
・翼の誇り
・疾風飛翔
・風読み
・天狗風
・中等状態異常魔法
・雉も鳴かずば撃たれまい(NEW!):対象の敵意を自分へと惹きつけることが出来る。
【種族】ホムンクルス (レビィ)
【戦闘力】500(MAX!)
【先天技能】
・人造生命:自然ならざる手段で生み出された命。美貌、両性、虚弱体質、絶対服従を内包する。
・無垢
・アーキタイプ
【後天技能】
・零落せし存在
・短剣術
・投擲術
・忠誠
・奇襲
・復讐するは我にあり:自身や仲間が受けたダメージに比例して攻撃力が大幅に上昇する。
・罠解除(NEW!):罠の解除に対する一定の知識と技能を持っている。特定行動時、行動にプラス補正。
・編み笠一蓋(NEW!):素早さのステータスが上昇する。装備するアイテムが少ないほど効果が上昇する。
【種族】バーサーカー (B.B)
【戦闘力】360(MAX!)
【先天技能】
・武術
・狂化
・物理強化
【後天技能】
・恵体豪打
・強振 (フルスイング)
・選球眼
・ピッチャー返し
・ピンチヒッター:窮地に陥るほど意識は冴え渡り、打撃は威力を増す。生命力が減少するほど攻撃面のステータスが上昇する。
また、生命力が1/3を切った段階で精神状態異常無効が発動する。狂化スキルのデメリットにも適用される。
【種族】狛犬/獅子
【戦闘力】300(MAX!)
【先天技能】
・二体一対
・辟邪の咆哮
・守護獣:威圧、庇うを内包
【後天技能】
・気配察知
・食いしばり:戦闘中にロストする程のダメージを負っても一度だけ二体一対スキルによる片割れへの超過ダメージを防ぐことが出来る。
※狛犬(と狛犬との付き合いから獅子も)は白雪姫戦のわだかまりから一度名付けを拒否したが、それ以来守善側からのアクションが無いためなんとなく焦りつつある。