プロローグ
不定期更新だけど最後まで書くぞぉぉ
今、この小説を読もうとしている読者諸君にいくつか問いかけをしよう。
ーーーーーーー君は都市伝説というものを知っているだろうか?
都市伝説とは、近代あるいは現代に広がったとみられる口承の一種だ。難しく言い過ぎたかな?簡単に言うのならば、噂話のうち根拠が曖昧、または不明であるお話のことだ。
例えば、ジブリ作品の中の一つ、『となりのトトロ』だ。この作品の都市伝説は、主人公であるメイとサツキは、作中どんどんと影が薄くなり、最後には死んでいたことになっている。そして作中に出てくるお地蔵さまは二人をまつったお地蔵さまだとかなんとか…。
私自身もこの話が嘘か誠か判断することはできないため、深く話さないようにしておこうと思う。
まぁ都市伝説というものはたくさんあるということだ。
さて、次の質問だ。
ーーーーーーーもしも、君の願いが何でもかなうと言ったら何を願う?
お金持ちになりたい、おいしいものをずっと食べていたい、空を飛んでみたい等々、世の中には様々な願いがあふれていることだろう。だが同時に、その願いが叶うことがないということも知っている。人は努力をしなければ生きていけない。確かに天才というものは存在するだろう。しかし世界の人口の1パーセントにも満たないだろう。今の世の中は努力をしなければ生きていくことは難しい。
なぜこのような質問をしたのか、それはこの話を聞けば理解できるだろう。
こんな都市伝説を知っているか?
ある日突然、君の家の近くに店ができている。その店の看板には『ハピネス』という文字が書いてあるのだ。そしてその下にはこう書いてある。『あなたの願いをなんでもかなえます』と。普通の人ならまずこんな怪しげな店には入らないだろう。しかし、まるで導かれるようにして人が入っていくのだという。そしてその次の日に、店は突如として消えるのだそうだ。店に入った者は、自分あるいは周囲の何かを失って願いをかなえられるという。
まぁ、これはただの都市伝説、噂話だ。信じるも信じないもこれを読んでいる君次第だ。私には関係のないことだ。だが……もしかしたら、君の近くにこのお店があるかもしれないな。その時は気を付けることだ。くれぐれも甘い誘惑につられないようにな。
読者の皆様にお願いがあります。かなえてほしい願い事をコメント欄に書いていただきたいと思っております。その願いを軸に作品を構成していきたいと思っておりますので、どうぞご協力のほど、よろしくお願いします。