一章 ずっと好きでした 1 失恋
初めての小説、初めての投稿、右も左も分からないですが、わからないなりに頑張るのでどうかお手柔らかに、そして温かい目で読んでください。
ヤベェ、どうしよ
高校一年生の木下翔は放課後の教室にいた。
やはり放課後の教室は静かでよりこの緊張を大きくする。
遡ること5分前翔は教室に忘れ物を取りに来ていた。
すると外から声が聞こえた。
どうやら告白現場だった。流石に人の告白を覗き見するのはどうかと思ったので忘れ物を早くカバンにしまって帰ろうと思った時だった。
声の方を少し見てみると見知った顔だった。
見てみると幼馴染の
紅若葉がバスケ部の橘陽介に告白されていた。
陽介はとてもイケメンでバスケも上手くすごくモテる。中学校からの付き合いですごく仲良くしてもらってるゲーム友達だ。
なんでこんな陰キャな俺に仲良くしてくれてるのかは不思議だがとてもいいやつなので今でもたまにオンラインのFPSゲームを一緒にしている。
陽介が告白を言い終わると若葉は 「私でよければ、お願いします。」と顔を赤く染めながら言った。
俺はその光景をただ見ていることしかできなかった。
陽介の告白が成功して2人がいなくなってから10分くらい俺は、ぼーっとしていた。
いつもそうだ、何か欲しいものがあっても手を出さず気づいた時にはもうなくなっている。
自分の恋もそれと同じで気づいた時にはもう終わっていた。
そう、俺は紅若葉が好きだった。
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前書きにも描いた通り初めての小説、初めての投稿なので、たくさん至らないところがあると思うので温かい目で読んでください。