第7話 夕食だよー!
ブックマーク数合計で3件頂きました。
ありがとうございます!
さらに、文章評価4 ストーリー評価5 のポイントをつけていただきました。
重ね重ね感謝です。
気を取り直して、テーブル席に座る。
宿屋の従業員の女の子が、メニュー表を持ってきて近寄ってきた。
右目の下にあるほくろが可愛らしい10歳くらいの子で身長は140cmほど、首に黒色のチョーカーを着けている。
チョーカーの結びは正面に、リボンのようになっている。
チョーカー、可愛いよね。
太いのは少し苦手だけど、細いのは可愛いと思う。
「こちら、メニューです!!」
「ありがとう」
チョーカーの女の子から、メニュー表を受け取る。
「えっ!?」
驚いた顔をする女の子。
「どうかしたの?」
どうしたんだろうか?
普通の対応をしたつもりだったんだけど
「奴隷にお礼を言われるのは珍しいですので」
「奴隷なの?」
「はいっ。この、魔導具の紐を首につけているのは、奴隷です」
「そうなんだ。可愛いからおしゃれなのかと思ってた」
しゃべりながら、メニュー表を見る。
Aの欄から、メイン料理
Bの欄から、サラダ
Cの欄から、スープ
を選ぶみたい。
お酒は、メニュー表にのっていなかった。
店員さんが女の子しかいないから、防犯のためかな?
悪酔いしている人の対処って大変だもんね。
「おしゃれですか?」
「うんっ。リボンのようになってて可愛いと思うよ?あっ、オークの塩焼きと、りんごんのサラダ、キャベツンスープをお願いします」
「可愛いですか?ありがとうございます。嬉しいです。はいっ、ご注文内容を確認させていただきます、オークの塩焼き、りんごんのサラダ。キャベツンのスープでお間違いないですか?」
「はい。大丈夫です。お願いします」
「はいっ!少々お待ちください」
10歳の女の子とは思えない接客対応。
料理を待っている間に、辺りを見回す。
従業員は、ミアさん入れて5人いるみたい
ミアさん以外の女の子は、首にチョーカーを着けている。
皆同じ黒色。
街を歩いたときに、紫色のチョーカーと赤色のチョーカーを見かけたけど、それもおしゃれじゃなくて、今思うと奴隷なのかな?
種類分けされているのかも。
戦闘奴隷・犯罪奴隷・性奴隷・仕事奴隷とか、異世界物の小説では聞くもんね。
ミアの宿屋の奴隷の子たちは、みんな低年齢で15歳くらいの印象を受ける。
奴隷だからといって、ひどい扱いを受けているわけではなさそうで、破れてなどいなく汚れてもいない服を着ているし、目立つところに怪我なども負っていない。
今日、街なかで見た、紫や赤色のチョーカーを着けた者たちは、今考えると、汚れていたり、ところどころ破けた服を着ていたし、やせ細っている感じだった。
男の人でチョーカーを着けている人は見ていない。
男性奴隷に偶然会わなかったのか、チョーカーのようなものでは無く、別のなにかなのかもしれないね。
「お待たせしましたー!」
奴隷について考えていると、木でできたお盆に乗せて、先程のチョーカーの女の子が料理を運んできてくれた。
お盆をそのまま、テーブルに置く。
木でできたスプーンとフォークも、お盆の上に置いてあった。
やっぱり、箸は無いんだね。
『もぐもぐ』
ひとくちサイズにされているオークの塩焼きを口に入れる。
うんっ、塩気も強くなくて、程よい辛さで食欲をそそる味。
次は、りんごんのサラダだね。
『シャキッシャキッ』
味付けは塩だった。
ドレッシングはないのかな?
りんごんは、やっぱり、りんごのようだ。
だけど、普段食べていたりんごに比べて、甘さがかなり劣る。
でも、それを踏まえても、瑞々しくて、美味しい。
『ふぅーふぅー』
湯気の出ているキャベツンのスープをふぅーふぅーして、冷やしてから、スプーンで掬って口に含む。
キャベツンは、キャベツの食感と味。
よく煮込まれているみたいで、キャベツンは、柔らかい。
スープの味付けは、少し胡椒が入っているようだ。
「美味しかったです。ミアさん、明日の朝も楽しみにしてますね」
食事を終え、部屋に戻る前に、キッチンに顔を出して、ミアさんに言う。
「お口にあって、良かったです。あいがみさん、あと10分程したら、お風呂に入ってもらって、大丈夫です」
ステータス画面を確認する、18時50分と表示されていた。
いったん、部屋に戻る。
「残りのお金はいくらだったかなー」
ひとり言を呟く。
ストレージに、銀貨5枚と書かれていた。
「日用品レベル1の確認しておこーう」
Shoppingを開く。
各品目に□説明と表記されていた。
押して見ると、レ点が入り商品の説明が現れた。
【日用品 レベル1 】
日用品(生活用品)は、食品や衣類は含めません。
ハンカチ白色 『500円』
【説明】
コットンを漂白し、目を粗く平織りにした生地のガーゼを使っています。
ハンカチとして非常に多く用いられる生地です。
通気性が非常に優れており吸湿性も高いです、生地が、柔らかいので顔を拭く際のお肌にも優しいです。
歯ブラシ 『500円』
安物の歯ブラシです。
毛先はかたいです。
毛先の色や持ち手の部分は白色です。
歯磨き粉 『500円』
【美容品 レベル1】
石鹸 身体用 『1000円』
石鹸 頭用 『1000円』
【購入】
ハンカチ白色
歯ブラシ
歯磨き粉
石鹸 身体用
石鹸 頭用
ゆっくりしていたら、19時を過ぎてしまうので、説明は全部見ずに購入した。
今後も必要なときだけ、レ点を入れようかなー。
部屋を出て、浴場に向かおう。
お読みいただきありがとうございます!




